さる10月に実施された日商検定で、瓢箪山教場で1級を取得した生徒(前先生から引き継いだ生徒・引っ越しなどで、他の教室から来た生徒を除きます。純粋に初歩指導から私が見た生徒限定です)が31名になりました。(前述をトータルすると40名です)
今年の12月で開校満16年になりますので、ちょうど年間2名のペースで1級取得者が誕生している計算になります。現実は最初の1級取得者が開校5年目に誕生していますので、正味10年です。つまり年間3名のペースということになります。
これまでに当教場に入学した生徒は310名ですので、1級取得者の割合はぴったり10%ということになります。ただし、現在在籍者が90名ほどいますので、卒業生に限って言えば、217名中27名となって、取得率は12%と少し上がります。私としては2割を目指したいんです。
さて、この1割という数字。多いのか少ないのかはわかりません。先輩の先生には年間1名の1級取得者が出れば、その教室はいい教室だと言われたことがあります。年間の入学生徒が20~30名ですので、この数字からいけば5%あればいいということになるので、現状で約2倍。最終的には4倍をめざしたいんです。
なぜ、検定試験1級にこだわるのか? なぜ、競技会の優勝にこだわらないのか? それは私の信念にあります。
競技大会は、基本的に「優勝者」を決めます。そこには1名の勝者と多数の敗者が生まれます。これは厳然とした事実です。しかしながら、検定試験は違います。理論上は「全員合格」つまり「全員勝者」になることができる可能性があります。
私は、子供たちに「成功体験」をたくさん積み重ねてほしいと願っています。どんなに頑張っても報われない可能性のある努力よりは、頑張ったことが報われる努力を積み重ねてほしいのです。そして、頑張って報われることを知り、自信を付けた先には、報われないこともある努力への挑戦をしてほしいのです。だから、競技大会に参加しないという選択肢を取ることはありません。
結果を得るために何をしてもいいという考え方は間違いだと思います。優勝さえすればその手段は問われないということが起こり得るのが競技大会です。参加者全員がモラルを守り、参加者全員がその努力に応じた評価をされるとは限らない場合があります。指導者として忸怩たる想いを抱きますが、仕方のない部分もあります。ルールとして決められていない部分を突いて優勝を狙っていく。戦略と言えば戦略ですが、私は自分の生徒たちにそんな卑怯な真似をしてまで勝ってほしいとは思いません。
でも、検定試験は違います。愚直な努力がきちんと実を結びます。このことは、これから成長していく子供たちにとって、絶対に財産になると信じています。今までも、これからも、子供たちの成功体験を積み重ねる手助けをしていきます。そして、20%。この数字を目標に、更なる指導に励みたいと思います。
今年の12月で開校満16年になりますので、ちょうど年間2名のペースで1級取得者が誕生している計算になります。現実は最初の1級取得者が開校5年目に誕生していますので、正味10年です。つまり年間3名のペースということになります。
これまでに当教場に入学した生徒は310名ですので、1級取得者の割合はぴったり10%ということになります。ただし、現在在籍者が90名ほどいますので、卒業生に限って言えば、217名中27名となって、取得率は12%と少し上がります。私としては2割を目指したいんです。
さて、この1割という数字。多いのか少ないのかはわかりません。先輩の先生には年間1名の1級取得者が出れば、その教室はいい教室だと言われたことがあります。年間の入学生徒が20~30名ですので、この数字からいけば5%あればいいということになるので、現状で約2倍。最終的には4倍をめざしたいんです。
なぜ、検定試験1級にこだわるのか? なぜ、競技会の優勝にこだわらないのか? それは私の信念にあります。
競技大会は、基本的に「優勝者」を決めます。そこには1名の勝者と多数の敗者が生まれます。これは厳然とした事実です。しかしながら、検定試験は違います。理論上は「全員合格」つまり「全員勝者」になることができる可能性があります。
私は、子供たちに「成功体験」をたくさん積み重ねてほしいと願っています。どんなに頑張っても報われない可能性のある努力よりは、頑張ったことが報われる努力を積み重ねてほしいのです。そして、頑張って報われることを知り、自信を付けた先には、報われないこともある努力への挑戦をしてほしいのです。だから、競技大会に参加しないという選択肢を取ることはありません。
結果を得るために何をしてもいいという考え方は間違いだと思います。優勝さえすればその手段は問われないということが起こり得るのが競技大会です。参加者全員がモラルを守り、参加者全員がその努力に応じた評価をされるとは限らない場合があります。指導者として忸怩たる想いを抱きますが、仕方のない部分もあります。ルールとして決められていない部分を突いて優勝を狙っていく。戦略と言えば戦略ですが、私は自分の生徒たちにそんな卑怯な真似をしてまで勝ってほしいとは思いません。
でも、検定試験は違います。愚直な努力がきちんと実を結びます。このことは、これから成長していく子供たちにとって、絶対に財産になると信じています。今までも、これからも、子供たちの成功体験を積み重ねる手助けをしていきます。そして、20%。この数字を目標に、更なる指導に励みたいと思います。