東大阪でそろばん教室を運営しているの先生のブログ 関西珠算瓢箪山教場・石切教場

子供たちから教えられたこと、感じたことを想いのままに綴ります。

心が疲れたら歌でも聞きませんか

2012-07-23 00:41:40 | 日記
 最近、ちょっと心苦しい事件が多いですね。また身近にも嫌なことが結構ありました。そこで、「ちょっとしんどい気持ちになっているとき」に聞いてみませんか?というおすすめの曲の紹介です。

 倖田來未 「WIND」「SUPER STAR」
 ドリカム 「サンキュ」「晴れたらいいね」
 ジュディマリ 「OVER DRIVE」
 とかね。

 で、本題です。学校とかでトラブルがあって、というあなたに「先生の立場から」ちょっと聞いてほしい曲があります。特に「歌詞」をよく聞いてその意味を感じてくださいね。

 森川美穂 「君が君でいるために」「翼にかえて」
 絢香   「みんな空の下」

 ユーチューブで検索すると見つかると思いますよ。ぜひ一度聞いてみてください。元気が出るかも?

 しかし、選曲がアラフォー丸出しですな…。

 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

夏休みの勉強法(2)

2012-07-21 19:15:16 | 保護者の皆様へのお知らせ
今日はおすすめの勉強法です。それは「ペケノートを作る」です。

 この勉強法は1週間を1サイクルとします。まずA・B・Cの三つのノートを用意してください。
○1週目
 Aのノートを使用します。教科に関係なく、間違えた問題を書き写してください。このときに漢字の言葉は必ず漢字で書くようにしてください。グラフや図など写すことが難しいものはコピーしてノートに貼り付けてもOKです。

○2週目
 Bのノートを用意します。今週の間違いはすべてBのノートに書き写してください。やり方はAのノートと同じで構いません。
 一方2週目からは、Aのノートを順番に解きなおしていきます。このときにCのノートを用意してください。そして、Aのノートで間違えた問題はCのノートに書き写していきます。これがこの勉強法の肝です。この「Cノート}が、あなたの苦手な問題がつまった、あなた専用のやり直しノートになるわけです。

○3週目以降
 A,Bと週替わりでノートを取り換えて学習を続けます。最初は一日1時間はかかると思いますが、慣れてくると写す⇒解くのサイクルで30分程度になってきます。また、復習をすることで学習への理解が深まりますから、間違う問題そのものが減ってきます。

○夏・冬・春休み
 は、学校の授業がストップしますから、Cのノートを徹底的に復習します。これをクリアすれば、それまでの学習に基本的な穴はないということになります。

○半年・1年とたって間違いが少なくなって来れば次のステップです。本屋さんで問題集を購入し、されを学習してもいいですし、通信教育にチャレンジしてもいいと思います。大事なことは「自分で時間を融通できるようにすること」です。

 そろばんやお習字、ピアノ、プールなど学校でできない「習い事」は特殊技能を習うんですから、通うべきですが、学校で教えてもらえる文教について「塾」を使う。それも小学校低学年から使うのは個人的にはおすすめしません。(ただし、私立受験を考えている方は、このお話はあてはまりません。ここに書いたことはできて当たり前で、さらに高いレベルを望まれるんですから。)

 お勉強は「復習」が肝だと思います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

夏休みの勉強法

2012-07-21 00:20:37 | 保護者の皆様へのお知らせ
 今月は通常月の倍以上、個人懇談にご参加をいただいています。(今日現在で18件です。あと4件お待ちいただいております)
そこでよくお聞きするのが「学校での懇談は『問題ないですよ』と言われたんですが○○についてが不安に思います。」というものです。
今からしたためるのは、勉強(すなわち学力)に対する考え方と、個人的におすすめの勉強法です。もしよろしければ参考になさってください

 まず、学力の基本は「読み・書き・そろばん(計算)」にあります。世界中のどんな言語であっても読んで書いて計算ができれば、とにかく理解することは可能です。じゃあ、お勉強の学力をあげるための基礎基本は何?となりますと、国語力を上げる(各国の言語についての力を上げるということになります。) そのための特効薬はといいますと、「親子の対話」と「読書(読み聞かせ)」につきると思います。
 対話は、今自分が置かれている環境の理解に欠かせない要素です。読書はその世界を普遍的に広げていくためのものです。どちらが欠けても確かな国語力は育ちにくいと思います。
 夏休みを利用して読書20冊(絵本でもなんでもOK。ただし、あからさまな漫画はだめですよ。偉人伝とか、実験漫画など、少しでも学習要素が入っていれば漫画でもOKです。)に挑戦してみませんか?
 さらに親子の会話も大事です。「お母さん、あれ」「あっ、はいはい」この会話は国語力は育ちません。「なにがどうした」と主語・述語のはっきりした文をしゃべらせるようにするだけでも国語力は上がりますよ。

 高学年であれば、読んでいる途中で疑問に思った言葉は必ず「意味調べ」する習慣をつけましょう。これで語彙力は必ずアップします。そのためには、すぐ手に届くところに、箱から出した状態の国語辞典が常に置いてある。という環境が望ましいです。家庭に国語辞典がない場合は、過去ログの「おすすめ辞典」を参考になさってください。

 明日は個人的におすすめの勉強法をアップします。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

子供たちの気づき

2012-07-19 01:00:22 | そろばんに関する中身
 月曜日の祝日に、石切の教室のノートパソコンを2台、新しく購入しに行きました(もちろん中古ですよ)。そして古いパソコンと入れ替えての最初の授業が今日でした。
 まず1年生中心の時間帯ですが、教室に入ってくるなり「あっ!パソコン新しいのある!!」。すぐに気づきました。そのあとのクラスも、教室に入るなりすぐに気づきます。へえ、子供たちの目ってやっぱり鋭いんですね。
 4月当初、たくさんの生徒が入学してきたときは「指導がしんどいなあ」「お話を聞けていないなあ」と感じていましたが、7月に入ったころから、少しずつ落ち着いてきました。やはり「3か月」かかりますね。
 先生の散髪。教室の模様替え。ページ合格時のハンコ。などなど、1か月に1回は「何かが違う」という仕掛けをするように心がけていますが、ようやく成果が出てきたのかな?
 さて、来月は何をしようかな?
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最高の立場に立つものが現状を理解していない悲劇

2012-07-18 00:14:46 | 日記
 昨日、大津市の教育長の非見識について私見を書かせていただきました。「上に立つもは責任を取るのが仕事」と。
 私の所属する「東大阪珠算協会」では毎年、1月ごろ(会場が予約できるかできないかで日程が変わるんです)に「珠算優良生徒表彰式典」という行事を行います。
 私は入会以来この行事の担当委員を仰せつかっており、最初の頃は右も左もわからずよくミスをしました。ある年の表彰式で「生徒の表彰漏れ」がおこりました。どうやら自分の時に席を外しており、長時間帰ってこないうちに、表彰式が終了に近づいていたようなんです。しかしながら、そのことを耳にした責任者である会長は「すぐにその生徒のために幕をもう一回上げるように」と指示を出し、保護者の前で不手際を謝罪し、もう一度その生徒のために表彰を行いました。
 表彰式の後の会長の言葉が今も忘れられません「みなさんに仕事を任せた以上、ミスがあっても何も言うつもりはありません。何かあったら私が責任を取ったらいいだけです。失敗を恐れず、自分で行動の是非を判断してください。仕事をお任せする以上、私もあなたを信用しています。」という趣旨でした(お酒の席なので、もう少し言い回しはくだけていましたが…)
 結構大きな式典で、たった一人のために謝罪し式典をやり直す覚悟は結構すごいことだと思いました。もちろん生徒のことを想えば当然なのかもしれませんが、それを実行できることは本当にすごいことだと感じました。

 先日、我が国の総理大臣が「いじめ」の件についてコメントを出しました。
「いじめられている子にぜひ伝えたいことがある。あなたは一人ではなく、あなたを守ろうとする人は必ずいる。誰でもいいから相談してほしい」いじめについて「とても恥ずかしい、卑劣な行為だ」と断じた一方で、「そばにいる人が見て見ぬふりをしないことが一番大事だ」と。

 え~と。少しはこの事件について詳細を調べたのでしょうか?私には「なんか世論がうるさいからコメント出しとく?」という感じしか受けませんでした。大事なことは以下の二点です。

 ○ 「いじめられている子にぜひ伝えたいことがある。あなたは一人ではなく、あなたを守ろうとする人は必ずいる。誰でもいいから相談してほしい」
 
 彼は伝えましたよね、先生に。でも見捨てられましたよね。もちろんニュースの中身を聞く限りですが。もし「担任がきちんと対応していた。」つまりメディアがウソの報道をしていたとしても、国民には「先生は信用できない」という風潮が出来つつあるのですから、こういうべきではなかったでしょうか?
 「いじめられている子にぜひ伝えたいことがある。あなたは一人ではなく、あなたを守ろうとする人は必ずいる。それをみなさんに感じてもらえるような学校づくりに早急に取り組みます。だから今は、誰でもいいから相談してほしい。そしてその声を必ず聴くことができる仕組みをつくります」と。

 ○ いじめについて「とても恥ずかしい、卑劣な行為だ」と断じた一方で、「そばにいる人が見て見ぬふりをしないことが一番大事だ」

 残念ながら現状の教育現場では、加害者がたとえ事実が分かり大人に叱られたとしても、少年法の下で過保護なまでに人権を守られ「とても恥ずかしい、卑劣な行為だ」と感じるような教育的指導はなされていません。むしろ「ばれてもこんなもんか」とその後の行動にブレーキがかからない恐れすらあります。
 そして、「そばにいる人が見て見ぬふりをしないことが一番大事だ」というコメントも「見て見ぬふりを大人がし続けた」から、悲しい結末を迎えたんですよね。だから
 「いじめはとても恥ずかしい卑劣な行為であるし、いじめられた人のその後の行動によっては、その苦しみを一生背負わねばならないのです。だからこそ、自分を傷つけることと、人を傷つけることは同じだとわかってほしい。そして、もし見つけた人は黙り続けて心に傷を負う前に、信用できる人に相談をしてほしい。」
 くらいのことを言ってほしかったんですよね。

 最高の立場にいる人が、全くと言えるほど現状を理解していないと、こんな悲劇が起こるんですね。今苦しんでいる子供たちにはただただ「やっぱり大人は信用できない」という思いをより強くさせただけのような気がします。

 火消しに躍起になる「上に立つ人」、保身に全力を傾ける「上に立つ人」、今回の一件を自分の評価を上げるために利用しようとする「上に立つ人」、本当に責任を取ることに対して腹を括っている「上に立つ人」、いろんな「上に立つ人」、がいます。こんなことを書いた以上、自分が責任ある立場に立った時には、責任を取れる大人になれるように、日々精進したいと感じました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする