先日の生徒との会話です。
「せんせ~ってそろばんの先生? 塾の先生? そういえば学校の先生もしててんやんなあ? 何の先生?」
え~、小学2年生ということを割り引いても言葉の使い方はきちんと指導せねばなりませんが…。
はて、困りましたねえ。私は何の先生なんでしょうか?
★そろばんでは年長さん~中学・高校生までを指導しています。
★小学校のそろばんボランティアでのべ100クラス以上を現場で指導してきました。
★塾指導では小学6年生~中学3年生を全科目指導しています。
★以前大学では実地指導員として教育大学の学生を5年間指導していました。
★大学では後輩の卒業論文の指導もしていました。
★教え子の中には、卒業論文の朱筆を希望した生徒もいましたし、実際に朱筆を入れました。
★大学受験に際して自分の専門教科(理科)及び得意教科(現代国語・政治経済・倫理)は指導できます。
え~と、これを見ていただいて「指導の総合商社や~」とお考え頂くか、「うわ~、得意科目はないなあ。全部中途半端違うかなあ」とお考え頂くかは分かれてしまうと思います。
そうですね。未だに名門10校(特に北野・天王寺)を受験する生徒の指導には自信がありません。というか、指導そのものにさえ自信がありません。生徒たちはお預かり当初より、卒業時に全員がその力を伸ばしてくれてる(あくまで業者の模擬試験の学力偏差値でのお話ですよ)とはいえ、今の指導が正解かなんて全く自信はありませんし、たぶん一生自信はつかないんでしょうね。
そしてこんなお話をそろばんの生徒(小学5年生)から聞きもしました。
「あのな、塾の先生がな、『先生は中学生も高校生も教えることができる。だから先のことを考えて教えることができるんだ。きちんと先生の言うとおりに勉強をしなさい。他の塾には高校生をきちんと教えることができる先生は結構少ない。先生のように大学受験をする高校生をきちんと指導できる先生のいうことは聞かないといけない!』って言いはってん。先生はこの塾の先生の言うことを聞いていいと思う?」
塾の先生の言い回しはこの通りかは分かりません。本人の訴えを私なりに翻訳(笑)したものです。その先生のお考えを直接聞いたわけではないので、その発言の真意は図りかねますが、恐らく「まだまだ未熟なうちから自分のやり方・物の見方で、よくないお勉強の癖をつけないで」ということなんだと思いますが、生徒の醸し出す雰囲気を見る限り、自慢たっぷりだったようです。だってその生徒が「塾のせんせ~、いい終わった後ドヤ顔しててん」ですって。
指導に相当な自信がおありなんでしょうね。その自信、純粋に尊敬します。私にはそんなこと絶対に言えません。ただ間違いなく言えるのは「努力は結果を裏切らない」ということだけです。だから私は指導する生徒の年齢に応じて、努力することを厭わなくなってもらえるように、そろばんや学習の指導を通して伝えているんです。私の指導は絶対ではありません。自分の力で進んでいくようになれば、後は生徒の希望を支えるだけです。
でも、その塾の先生のお話をきっかけに自分に何ができるのかを考えたのが前掲の★印のことなんですが、その先生から言わせれば私はものすごい能力を持って指導していることになりません?
すいません。最後のほう調子に乗りました。生徒たちの希望が少しでも叶うように、生徒たちが少しでも前を向いて進んでくれるように、私が先生という立ち位置を引退するその日まで精進します!
「せんせ~ってそろばんの先生? 塾の先生? そういえば学校の先生もしててんやんなあ? 何の先生?」
え~、小学2年生ということを割り引いても言葉の使い方はきちんと指導せねばなりませんが…。
はて、困りましたねえ。私は何の先生なんでしょうか?
★そろばんでは年長さん~中学・高校生までを指導しています。
★小学校のそろばんボランティアでのべ100クラス以上を現場で指導してきました。
★塾指導では小学6年生~中学3年生を全科目指導しています。
★以前大学では実地指導員として教育大学の学生を5年間指導していました。
★大学では後輩の卒業論文の指導もしていました。
★教え子の中には、卒業論文の朱筆を希望した生徒もいましたし、実際に朱筆を入れました。
★大学受験に際して自分の専門教科(理科)及び得意教科(現代国語・政治経済・倫理)は指導できます。
え~と、これを見ていただいて「指導の総合商社や~」とお考え頂くか、「うわ~、得意科目はないなあ。全部中途半端違うかなあ」とお考え頂くかは分かれてしまうと思います。
そうですね。未だに名門10校(特に北野・天王寺)を受験する生徒の指導には自信がありません。というか、指導そのものにさえ自信がありません。生徒たちはお預かり当初より、卒業時に全員がその力を伸ばしてくれてる(あくまで業者の模擬試験の学力偏差値でのお話ですよ)とはいえ、今の指導が正解かなんて全く自信はありませんし、たぶん一生自信はつかないんでしょうね。
そしてこんなお話をそろばんの生徒(小学5年生)から聞きもしました。
「あのな、塾の先生がな、『先生は中学生も高校生も教えることができる。だから先のことを考えて教えることができるんだ。きちんと先生の言うとおりに勉強をしなさい。他の塾には高校生をきちんと教えることができる先生は結構少ない。先生のように大学受験をする高校生をきちんと指導できる先生のいうことは聞かないといけない!』って言いはってん。先生はこの塾の先生の言うことを聞いていいと思う?」
塾の先生の言い回しはこの通りかは分かりません。本人の訴えを私なりに翻訳(笑)したものです。その先生のお考えを直接聞いたわけではないので、その発言の真意は図りかねますが、恐らく「まだまだ未熟なうちから自分のやり方・物の見方で、よくないお勉強の癖をつけないで」ということなんだと思いますが、生徒の醸し出す雰囲気を見る限り、自慢たっぷりだったようです。だってその生徒が「塾のせんせ~、いい終わった後ドヤ顔しててん」ですって。
指導に相当な自信がおありなんでしょうね。その自信、純粋に尊敬します。私にはそんなこと絶対に言えません。ただ間違いなく言えるのは「努力は結果を裏切らない」ということだけです。だから私は指導する生徒の年齢に応じて、努力することを厭わなくなってもらえるように、そろばんや学習の指導を通して伝えているんです。私の指導は絶対ではありません。自分の力で進んでいくようになれば、後は生徒の希望を支えるだけです。
でも、その塾の先生のお話をきっかけに自分に何ができるのかを考えたのが前掲の★印のことなんですが、その先生から言わせれば私はものすごい能力を持って指導していることになりません?
え~と、まだまだ未熟なひよっこです。
すいません。最後のほう調子に乗りました。生徒たちの希望が少しでも叶うように、生徒たちが少しでも前を向いて進んでくれるように、私が先生という立ち位置を引退するその日まで精進します!