かわいいかわいいナマケモノの赤ちゃんです↑(^.^)
最近、たまのレジャーというと、海を眺めに行ったり、「ふれあい動物園」的な場所で動物を撫でたり、だっこしたりというかたちが多くなりました。
犬、猫、フクロウ、鷹、カピパラ、アルマジロ、アリクイ、…
アルマジロは虫っぽくて気持ち悪かった。
カピパラとアリクイは、意外と獰猛な感じがして怖かったです。
こんなことで心が満たされ、癒されるなんて、少し前の私にはありえないことでした。
「こんな退屈なものより、ダンスのレッスン受けに行ったほうが楽しい」と、思ってました。
少し前の私は、いつも焦って飢えていたので、強烈な刺激でないと「楽しい」と感じられませんでしたから。
「楽しい」というより、「現実を一時忘れるための刺激」だったのだと思います。
よく効く薬には必ず相応の副作用があるように、上がったテンションは必ず落ちます。
それがつらいから、さらに強い刺激を求めてしまう…
若いときはそれでも「やんちゃしたな」で済むかもしれません。
でも、それを続けていたら、だんだん人生の根幹みたいなところに直接的なダメージが来て、最終的に向かい合うのは現実の自分なんです。
私は大人になって、お稽古としてダンスに再会してから、そこに強烈に打ち込んでいきました。
当時は、「好きなことに向かって努力している私は、いい生き方をしている」と思っていました。
月曜から土曜まで、仕事のあと週に23時間レッスンを受け、日曜日は7時間自主トレをしました。
もちろん好きだから、楽しいからここまで出来たというのもあるし、学ぶことが初心者当時は全て刺激的でしたから。
でも、「このままの自分でいたらいけない、なんとかしなければ」みたいな強迫観念に、やがて移行しました。
平日の睡眠時間は2~3時間。家事にだんだん手が回らなくなりました。
夫婦関係も冷ややか。顔を合わせる時間が激減。
仕事中はいつも眠く、ミスをしてしまう。
生活が、どんどん変わりました。
でもですね…なんだか、立ち止まるのが怖かったんですね。
私はもともと自分に自信がまったく持てない人だったので。
「このダンスが、私が挽回できる最後の砦だ!」みたいに、思い込んでしまって…。
もともとの私は、地味で引っ込み思案。
器用に立ち回ることができず、不器用でした。
それがすごくコンプレックスだったのです。
そんな私から脱皮したい、人に認められたいと、いつも機会をいかがっていた感じです。
すごくすごく、現実の自分がいやでした。
立ち止まったら、嫌っていた本来の自分に戻ってしまう気がして。
ダンスレッスンは、刺激の宝庫でした。
努力、根性、友情、勝ち負け…
大きな音にのって、数時間も汗びっしょりになるまで踊って、嫌な現実生活は寝るくらいで…
やがて、だんだん自分が変われるんじゃないかって錯覚してしまったんですね。
でもあるとき、そういう生活がたち行かなくなってしまいました。
環境的にも自分の心身の状態としても。
まず、自分の手足さえすごく重くなって、日曜日になると、目の前にある新聞が持ち上げられなくなりました。
平日は、必死で元気なフリをしていました。
レッスン受けるのををやめました。
最後はその手段しかありませんでした。
でも、それが一番環境にも心身にも、変化をもたらしてくれました。
人間も動物なんだ…。
そのとき一番痛感したことでした。
人間は年を重ねていくと個性が煮詰まり、その人本来の姿に戻っていくそうです。
(だから、年を重ねた人のチームはまとまるのが難しいときがあるけど、それは自然なことなんだとも書いてありました。)
今は、強烈な刺激がなくても「楽しい」と思える自分がいます。
努力、根性、友情、勝利にこだわって、理想の自分を追いかけたけど、それは「本来の自分」にどんどん戻っていくためのプロセスの1つに過ぎなかった気がします。
ダンスってそういうものなのかなぁ、と最近は思うようになりました。
普段の自分とは違う、華やかで魅惑的な自分に変身したくてダンスの世界に入ってみる
…
でも、続けていくと、だんだん自分そのものに向き合うことになり…
こんなはずじゃないッ!
私は変身したいのにッ!
あれがまだできないッ!、
私にはこれがまだ足りないのッ!ともがくけど…
いろんなプロセスをふんで、手痛い失敗や悲しい思いもしながら、最終的には
なんとなく、自分の本来の姿を大切にしたいというか、未熟でいびつなのはわかってるけど尊重したいというか、大事にしたい、みたいな感覚…うまく言葉では表現できないのですが、そういう感覚が出てくるのかなあという気がします。
なんだか今日は、長い文章になってしまいましたが、私もまたまだ道の途中。
最近、封印して避けていた過去を冷静に振り返り、そのときの体験や感じたことをシェアできるようになってきました。
少しずつだけど…
またこんなふうに、私の体験やそのときに感じたことを、貴女にシェアできたらと思います。
読んでくださって、ありがとうございました(⌒‐⌒)
最近、たまのレジャーというと、海を眺めに行ったり、「ふれあい動物園」的な場所で動物を撫でたり、だっこしたりというかたちが多くなりました。
犬、猫、フクロウ、鷹、カピパラ、アルマジロ、アリクイ、…
アルマジロは虫っぽくて気持ち悪かった。
カピパラとアリクイは、意外と獰猛な感じがして怖かったです。
こんなことで心が満たされ、癒されるなんて、少し前の私にはありえないことでした。
「こんな退屈なものより、ダンスのレッスン受けに行ったほうが楽しい」と、思ってました。
少し前の私は、いつも焦って飢えていたので、強烈な刺激でないと「楽しい」と感じられませんでしたから。
「楽しい」というより、「現実を一時忘れるための刺激」だったのだと思います。
よく効く薬には必ず相応の副作用があるように、上がったテンションは必ず落ちます。
それがつらいから、さらに強い刺激を求めてしまう…
若いときはそれでも「やんちゃしたな」で済むかもしれません。
でも、それを続けていたら、だんだん人生の根幹みたいなところに直接的なダメージが来て、最終的に向かい合うのは現実の自分なんです。
私は大人になって、お稽古としてダンスに再会してから、そこに強烈に打ち込んでいきました。
当時は、「好きなことに向かって努力している私は、いい生き方をしている」と思っていました。
月曜から土曜まで、仕事のあと週に23時間レッスンを受け、日曜日は7時間自主トレをしました。
もちろん好きだから、楽しいからここまで出来たというのもあるし、学ぶことが初心者当時は全て刺激的でしたから。
でも、「このままの自分でいたらいけない、なんとかしなければ」みたいな強迫観念に、やがて移行しました。
平日の睡眠時間は2~3時間。家事にだんだん手が回らなくなりました。
夫婦関係も冷ややか。顔を合わせる時間が激減。
仕事中はいつも眠く、ミスをしてしまう。
生活が、どんどん変わりました。
でもですね…なんだか、立ち止まるのが怖かったんですね。
私はもともと自分に自信がまったく持てない人だったので。
「このダンスが、私が挽回できる最後の砦だ!」みたいに、思い込んでしまって…。
もともとの私は、地味で引っ込み思案。
器用に立ち回ることができず、不器用でした。
それがすごくコンプレックスだったのです。
そんな私から脱皮したい、人に認められたいと、いつも機会をいかがっていた感じです。
すごくすごく、現実の自分がいやでした。
立ち止まったら、嫌っていた本来の自分に戻ってしまう気がして。
ダンスレッスンは、刺激の宝庫でした。
努力、根性、友情、勝ち負け…
大きな音にのって、数時間も汗びっしょりになるまで踊って、嫌な現実生活は寝るくらいで…
やがて、だんだん自分が変われるんじゃないかって錯覚してしまったんですね。
でもあるとき、そういう生活がたち行かなくなってしまいました。
環境的にも自分の心身の状態としても。
まず、自分の手足さえすごく重くなって、日曜日になると、目の前にある新聞が持ち上げられなくなりました。
平日は、必死で元気なフリをしていました。
レッスン受けるのををやめました。
最後はその手段しかありませんでした。
でも、それが一番環境にも心身にも、変化をもたらしてくれました。
人間も動物なんだ…。
そのとき一番痛感したことでした。
人間は年を重ねていくと個性が煮詰まり、その人本来の姿に戻っていくそうです。
(だから、年を重ねた人のチームはまとまるのが難しいときがあるけど、それは自然なことなんだとも書いてありました。)
今は、強烈な刺激がなくても「楽しい」と思える自分がいます。
努力、根性、友情、勝利にこだわって、理想の自分を追いかけたけど、それは「本来の自分」にどんどん戻っていくためのプロセスの1つに過ぎなかった気がします。
ダンスってそういうものなのかなぁ、と最近は思うようになりました。
普段の自分とは違う、華やかで魅惑的な自分に変身したくてダンスの世界に入ってみる
…
でも、続けていくと、だんだん自分そのものに向き合うことになり…
こんなはずじゃないッ!
私は変身したいのにッ!
あれがまだできないッ!、
私にはこれがまだ足りないのッ!ともがくけど…
いろんなプロセスをふんで、手痛い失敗や悲しい思いもしながら、最終的には
なんとなく、自分の本来の姿を大切にしたいというか、未熟でいびつなのはわかってるけど尊重したいというか、大事にしたい、みたいな感覚…うまく言葉では表現できないのですが、そういう感覚が出てくるのかなあという気がします。
なんだか今日は、長い文章になってしまいましたが、私もまたまだ道の途中。
最近、封印して避けていた過去を冷静に振り返り、そのときの体験や感じたことをシェアできるようになってきました。
少しずつだけど…
またこんなふうに、私の体験やそのときに感じたことを、貴女にシェアできたらと思います。
読んでくださって、ありがとうございました(⌒‐⌒)