私が若い頃は まだ着物姿を 日常に見かけることが多くありました。
大島の着物に絞りの羽織で デパートに買い物に行くのが 夢だと 黄色い嘴で 母に言っていました。
そんなあこがれの絞りの羽織で 軽い 素敵なジャケットを 栞さんは 完成させていました。
これから先 重宝する一枚です。 羽織を解いて 持参された お客様のご注文だそうです。
こんなに素敵に変身するのなら 箪笥に眠る着物も 喜ぶというものです。
首の辺りのしわを 隠し 下半身の太めも隠してくれそうです。
何より 自分の若い頃の 思い出を 身にまとうのですから どんなに素敵なことか リメイク話で 楽しいおしゃべりの半日でした。
