寒 葵
2012-04-23 | 自然
北側の 一日中日蔭の 藪椿の根元に 置いたままの 寒葵 この時期だけは 私も覗き見します。
今年も 葵の ご紋に似た緑の葉っぱをつけ 其の根元に 沢山の花を付けています。コレがなんとも 色気の無い花ですが それなりに花に寄ってくる蟲もいるのでしょう。
子供の頃 母達が「日蔭の花ね。」 と ひそひそ話すのを聞いて 「それなに?」と ませた質問をして 「子供の癖に そんなこと聞くもんじゃない」 と分けも分からず 叱られていたのを 思い出します。
この寒葵の花を見るたびに なぜか 思い出すのです。
この時期 寒葵の愛好者が 集まって自慢の 展示会が あちこちで 開催されますが その道はその道で 色々な趣味の 粋な方が いらっしゃるようです。
この花 根元にでんでんむしの卵のような種子を 沢山落とし 鉢に沢山の芽を出しています。 成長に時間がかかる植物のようで コレくらいの大きさだと 年代ものだと 自負しています。