端布に恋した私

小さな端布を 縫い集めてつくるパッチワークは 
私の楽しい趣味の一つです。

新 茶

2012-04-24 | 食べ物

穴熊さんの 姪は お茶を栽培し加工 販売までする 大きなお茶農家の嫁です。毎年 新茶が出来上がると 届けてくれます。

それを 見届けると 穴熊さんは 新茶を購入し お友達や お世話になる知人に 届けています。 何年か前までは 大抵の農家は お茶は自家製でした。 我が家も 五月の連休は お茶摘みと加工で どこへも出かけられず わが身を うらんだものです。

土間の かまどの端にある 大きな釜に 薪を燃やし 身を乗り出して むせるようなお茶の香りの中 汗をかいていました。  結婚して お茶は買うものではなく 作るものだと初めて知った私でした。

畑の 境のお茶も 段々無くなり 隣との境に 在来種のお茶が 残っていますが この時期 勿体無いような 新芽を出しています。

摘まねば 勿体無いような 新芽を摘みました。 

お茶が出来上がる 工程が理解できれば簡単です。 この生の葉 工場では蒸しますが どうするか しばし考えて私は レンジにお願いします。 大きめの平皿に入れ 二分チンします。 何回かに分けて しんなりさせ ザルの上で 揉みます。 コレが肝心です。

そして 無水鍋に入れ 小さな火で 菜ばしを使い 混ぜつつ水分を 飛ばします。

それからが 時間がかかります。 気長に 炒り上げますが お茶に白い粉が吹いたようになれば 出来上がりです。

せっかちな私は 手で混ぜようとするので 腕に何本もの筋状のやけどの跡が 出来てしまいます。

そして 出来あがった 私の手製のお茶です。 釜炒り茶 ではなく 鍋炒り茶です。

自分で 作って飲むお茶 コレが又 美味しい と自画自賛です。アチコチ 少しづつ 新芽が伸びる 我が家の お茶ですから これから何回か 挑戦です。

どこかで お茶の木を見つけたら ぜひ摘んで 作ってみた下さい。

コメント (4)
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