それは 半月前のことでした。 穴熊さんのゴルフコンペの反省会が 隣町の寿司屋で 行われました。
出かけることのない私ですし メンバーは気心の知れた方々です ゴルフに参加していない 奥さんがもう一人 私と同じように参加ですから
楽しい飲み会です。
帰りはいつもの酔っぱらった 穴熊さんと代行運転の車で帰ります。
その日も 出来上がっていました。
帰りの車の後ろに 乗り込んだ私ですが 本人が出てきません。
運転手さん助手席のドアーを 開けて 待っています。 お店の中から 大きな声が聞こえます。
やがて 出てきた 本人 いつもの運転手さん 顔なじみです。
酔っ払いを よいしょして 話を盛り上げます。
どこで 話が曲がったのか 穴熊さんが 嫁の悪口を言い始めました。
いつも 言われていることが 心の奥に溜まっていたのでしょうか 無口ないつもと違って 饒舌です。
呑み助には慣れている私も 腹立たしいことこの上なしです。
運転手さん にこにこして 聞いてくれています。
やがて到着 代金を払う私のそばを覗き 「ちゃんと払え」 と 指示します。
「みんな楽しく飲んでくれた」 と満足げです。
なんのことはない 飲む者も 飲まない者も 男も女も しっかり割り勘なのに と私。
千鳥足を ようやく家の中へ 導いてその夜はおしまい。
次の日の朝 の出来事は 皆さんの想像次第です。
昨年 綾町の本物センターで 小さなデンドロビュームを 買いました。
三本くらいの 花芯でしたが 今年たくさんの花をつけています。
私は 眺めるだけの 係です。
今朝も 朝早くから ゴルフボールを 点検しています。 いいスコアが出ますように。