端布に恋した私

小さな端布を 縫い集めてつくるパッチワークは 
私の楽しい趣味の一つです。

働き者

2006-11-15 | Weblog
ご近所の 農家は ハウスのズッキーニやトマトの出荷が始まりました。
朝 早くから収獲して 午前中には箱詰めして 農協に出荷します。

トマトのハウスを覗いてみたら いました。
働き者の 蜂がちゃんと いました。 トマトの小さな花の間を飛び回り
受粉を助ける ありがたい助人です。

日本の蜂ではないので 生態系が崩れると 問題になっているので
管理が 厳しいようです。 収獲が終われば 処分されるのです。
小さな蜂で 針で刺しても ミツバチのようには無いそうです。

これから先 春が来るまで 一生懸命働く 蜂たちに 感謝です。

連 想

2006-11-14 | Weblog
この歳になって「ノルバスク錠」の2.5㎎を毎朝服用しています。
血圧を下げる薬です。他にはサプリメントなど何も 服用して
いませんので 時々忘れるのです。

薬局から頂いてくると すぐ薬の裏に 油性ペンで日付けを書き入れて
いるのですが 幾ら書いてあっても 本人が忘れていればなんにも
効果は ありません。
でも そんな時ふと思い出すときがあります。

買い置きの柿を見て ー 果物 ー グレープフルーツ ー 薬
穴熊さんのお友達を見て ー 半身不随 ー 薬
漬物を漬ける ー 塩ー 血圧 ー 薬
など 私の脳の範囲の連想で 薬を思い出し 慌てて服用することが
よくあります。

私なんぞの脳は 単純でこれくらいの連想での 記憶範囲ですが
円周率を何桁も暗記している方や 料亭の下足番の方がお客と履物を
ぴったり覚えているとか いろんなものを連想して 記憶に結び付けて
いると聞いたことがあります。
が そう言われても 脳のしわが少ないのか 覚えられないのか
忘れるのが多いのか 困ったものです。

でも 昨日熟した柿をみて 大好物だった母を思い出してしまいました。
スプーンですくって食べながら 昔に戻っていました。
写真は 私の集めている 古布です。 木綿であること 藍染であること
に 拘っています。 

くらし

2006-11-12 | Weblog
本当に 穏やかな日が続いています。が
当地 雨が降りません。敬老の日以降 昨日少し降りましたが二時間
位の小雨で 午後はかんかん照りでした。

畑の 野菜は毎日夕方潅水しています。
農業用の広い畑は 国の事業で一級河川の水を台地に上げて 大きな
ため池から 畑に農業用の水が 配水してあるので コック一つで水が
来るのです。
でも この事業 所有する畑に応じて負担金があり 長期にわたって
返済しています。
それ以上の収入に成る 作物を作るのが 農業者の頭のひねり
どころです。

我が家も 涼しくなり秋から冬の野菜が 育っています。
今朝は カブを間引いたものや 野沢菜を洗って つけます。
畑からすぐの野菜は 葉っぱがポキポキとすぐ折れてしまいますので
丁寧に洗います。
大根も 漬物用大根 青首大根 ビタミン大根と植えてありますが
もうすぐ食べれそうです。
お米がなくなれば 籾をコインの精米機で 精米して食べ 朝畑を見て
野菜を収獲し 夕べのおかずを考える。
陽が沈めば寝て 陽が上ればおきる。

穴熊さんに 少し大きな声で語りかける不自由さはあっても 平凡な
毎日です。昨日は 町の文化事業とかで「夏川りみ」さんの
コンサートに 行って来ました。
例の 箱もの行政で小さな町の割には 立派な文化ホールが出来ている
のです。でも 活用はいまいちのようです。
今日も 穏やかないい天気です。

おかげさまで

2006-11-10 | Weblog
夏が来ると 冬がいいという
冬になると 夏がいいという
太るとやせたいいう やせると太りたいという
忙しいと 閑になりたいという
閑になると 忙しいほうがいいという

自分に都合のいい人は 善人だと褒め
自分に都合が悪くなると 悪い人だと貶す
借りた傘も 雨が上がれば邪魔になる
金を持てば 古びた女房が邪魔になる
所帯を持てば 親さえも邪魔になる

衣食住は昔にくらべりゃ天国だが
上を見て不平不満の明け暮れ
隣を見て愚痴ばかり
どうして自分を見つめないのか
静かに 考えてみるがいい
いったい自分とは 何なのか 親のおかげ 先生のおかげ
世間様のお陰の塊が 自分ではないか
つまらぬ 自我妄想をすてて 得手勝手を慎んだら世の中きつと
明るくなるだろう
俺が 俺がを捨てて 
おかげさま おかげさまで と暮らしたい。

先日 うちの穴熊さんは小学校、中学校時代の同窓24人で 一泊二日の
旅行に 参加してきました。
行き先は 壱岐の島でした。 お土産の中から上記の言葉を書いた紙が
出てきました。
薀蓄のある言葉ですが どこのどなたの 言葉でしょう。

早速冷蔵庫のドアに 止めました。
写真は こんにゃくの木です。 昔はどこの農家でも畑の隅で栽培し 
自家製の こんにゃくを作っていましたが 何しろ収獲に3年も
かかるので 自然と栽培されなくなりました。 
写真はご近所のものです。

つなぐ

2006-11-09 | Weblog
とうとう ビデオデッキが壊れてしまいました。

2台のビデオデッキの内 一台は壊れたままで 放置してあったのですが
もう一台もとうとう 壊れてしまいました。
見たい映画や番組は 録画してみていたので 歯がゆいことこの上なしです。
もう10年以上使っているので 仕方ないと思いつつ大型電気店に
電話してみると 希望のメーカーのものがあるとのこと。
今は DVDの時代と周りの人に 諭されますが 高齢者はテープを使う
機種でなければ なんとなく不安で その機種を探したのです。

早速買いに行き 家に持ち帰ってからが大変。
接続して 使えるようにするのは 私の仕事です。
はずしたとき テレビの裏を確認していたのに 改めてみると 
差込のコードの穴だらけです。
入力 出力 色も赤 白 青とアンテナとあり 衛星受信の機能テレビの
裏は なお更です。

どうにか 手探りで 配線し リモコンを握り 日付の設定。
そこまで 済んでテープを入れて 再生してみるが 映りません。

取扱説明書片手に 示唆呼称しつつしてみても 映りません。
電気の知識の無い自分が腹立たしい限りです 。
旦那は 後ろで バカにした言葉で私をなじつています。
意地でも 機能するようにしなければ なりません。
我が家の旦那 録画も再生も 私に頼んでいるのです。
「そんなに言うのなら 自分でやってみたら」と言いたいのを ぐっと
抑えて 水を一杯飲んで 又挑戦。

再度 説明書の熟読をすること30分 出来ました。
予約も 録画も 再生も 出来ました。
バンザイ
写真は うずら車です。国富町の郷土玩具です。

冬支度

2006-11-08 | Weblog
11月の暦になったと思ったら 急に朝夕冷え始めました。
母が言っていた 「女だまし」でしょうか。
暖かい地方に住んでいると 北国の方々のように これと言った冬支度は
ありません。
でも 昨日 漬物樽の用意をしました。白菜漬けのためです。

白菜3株ほどを 四つ割にして半日干し 樽に並べ塩をし重石をします。

この重石 重いのです。両足を踏ん張って 腰に気合を入れて 手に神経
を 集めて 一気に抱えないと 足元に落としてしまいます。
天然の石ですが 大きさの割には 重量があり 漬物石には もってこい
のものです。
私が嫁に来る前からあるのです。 私よりこの家のことをよく 
知っている と思います。
どんな 経緯でこの家に来た漬物石か 聞いてみたい気もしますが 今は
義父も義母も 逝ってしまいました。

2.3日して水が上がったら 今流行の蓋をねじで重石にする 簡易の
漬物器に漬け直しします。
その時 出し昆布 鷹のつめを入れるだけですが とても美味しい
白菜漬け が出来上がります。

畑のかぶを 間引いて漬物にしました。これから野沢菜 白菜 かぶ 
大根 と次々に登場です。
畑から取れたて ですので美味しいと 信じています。
ご馳走の無い我が家 美味しい漬物と 熱いお茶が冬のご馳走です。

手 話

2006-11-07 | Weblog
先日 夫婦一緒の飲み会がありました。ゴルフの反省会です。

その中の お友達は私と同じ歳で 子供が小学校 中学校と一緒で
親しくして頂いている ご夫婦です。
でもその奥さん 6年前に病気で聴覚を失い 普段まったく音のない
世界です。
とても 元気な方で 頭脳明晰な方ですので 相手の口元を見て 話を
大体理解しておられるようですが 昔のように女のくだらない話で 
大笑いすることも あまり無く 込み入った話は 広告チラシの裏に
書いての 筆談でした。

そんな中 飲み会の日 私が横に座り 酔っ払った親父達の話や 司会
の話を 外見もかまわず 手振り身振りで 通訳。
以前 公民館講座で 手話を習っていた私ですが 途中で音を失った
彼女には 手話の通じないことも 多いのです。
でも そこは親しい仲 背中をたたき 話を伝えます。
面白い話も タイミングをはずして聞くと 少しも面白くありません。

久しぶりに 彼女の大笑いの声を聞きました。
全然聞こえない世界 どんな世界だろう。ふと思いました。
聞こえないだけの 障害なのに 皆に相手にしてもらえない事のほうが
つらいだろうなあーと思いました。
普段は メールで 会話していますが 私にとっても嬉しい飲み会
でした。

とまと

2006-11-06 | Weblog
これからの時期 完熟のトマトを栽培農家からよく頂ます。
真っ赤に完熟したものは 出荷出来ないのです。

それと言うのも 箱に詰めて出荷するときは まだ青いものが 
収獲され 箱詰めされるのです。
都会の市場に到着したときは きれいなトマトの色が付くのです。

私が頂くのは 完熟の美味しいトマト。
昨日も 立派なのを頂きましたが 私の美味しい食べ方。
湯むきしたトマトを 2センチ角に切って フライパンにバターを
少々入れ トマトを炒め 塩コショウを少しして 解きたまごを入れ
ふあふあの半熟 つまりトマト入りのオムレツです。

これが又 美味しいのです。
トマトの少しすっぱい味と 卵のふあふあが良く合います。
朝食の 我が家の一品です。

写真は 道端の 野菊です。
とても可愛い花で 大好きな花です。


気 合

2006-11-05 | Weblog
11月になって なんだか落ち着きません。
暮が近くなって 何も急ぐことはないのに 主婦の血が騒ぐのでしょうか
昨日は とうとう腰を上げました。

頭に 三角巾 もんぺに 作業着で朝から 換気扇の掃除に取り掛かり
ました。
気になりだしたら いつも気になって すっきりしません。
夏の お盆前にしたきりで ぐうたら主婦もいいとこです。

古いタオル 割り箸 洗剤 ステンレスのたわし 針金のブラシとそろえて
用意は 万端。
タオルをぬらして レンジで熱くして シップ状態にしてするのが 
私流です。
高いところは 脚立の上での作業で 大変です。
どうにか 済んだら お昼。

午後は 黒ねこさんが「ほぼ日手帳」を届けてくれて お友達の分の
配達を済ませて プールに一時間 それで一日が終わりました。

懸案事項のひとつが 済んで 満足な一日でした。 
 

教 育

2006-11-03 | Weblog
教育の話が 毎日問題になって 新聞やテレビが報道しています。
他人事ではありません。そこで 近頃聞いた話。

幼稚園の子供達が 芋堀遠足にいきました。
大きなお芋を 掘って一杯貰って帰りました。
次の日 芋ほりのお絵書きがありました。
どの子も 上手にお芋を書いていました。

でも どの子の絵にも 芋の蔓や葉っぱは書いてありませんでした。

そうです。 子供が芋ほりをする畑は前日に 蔓を切って 取り除き
芋の畝だけなのです。
お芋の葉っぱ、蔓 葉っぱの裏の芋虫や イナゴ、バッタなどを見つつ
芋を掘ってこそ 芋堀の意味があると私は思うのに どこか違うようです。

写真は 千両です。
「お主も 悪よのうーーー」と言われるくらい 千両や万両がありますが
お正月に使う千両 早々と赤く色づきお正月にはどうするのでしょう。