端布に恋した私

小さな端布を 縫い集めてつくるパッチワークは 
私の楽しい趣味の一つです。

想 い

2010-08-16 | Weblog
年金暮らしの 私達夫婦ですが 義父から受け継いだ わずかな田んぼを 自家用に
耕作しています。

今年は6月上旬の 長雨で 稲の生育が遅れ 例年なら7月には終わっている稲の取入れが
半月遅れになって今 収穫です。

私の 左手の負傷を 承知のご近所の方が 手伝いに来ていただいているのです。
この炎天下 ありりがたいことです。
留守役の私 左手を抱えて トホホな気持ちです。

大型の 機械のない我が家 稲刈り機のバインダーで刈り取り 広げて干し 半日で
裏返して干し 脱穀機で 脱穀するのです。

全体の半分は 刈り取って 干す兵衛に掛け 頃合を見て脱穀しますが 問題は
地面に干した分が にわか雨に遭遇しないように 気が気ではありません。

今年は 穂に付く実の数が少ないようで 稲束を抱えたとき 軽いと穴熊さんは
こぼしていました。

昔 母が 「怠け者の節句働き」といつも怠けている私を 注意していましたが
我が家は まさに 今年は「怠け者の節句働き」です。

お米の値段も 今年は一段と安く 買って食べたほうが 楽に思えるのですが
穴熊さんは オヤジが 苦労して手に入れた田んぼであることを 痛いほど感じていて
毎年 稲を耕作しています。

今年も 美味しいおにぎりが もうすぐ食べられそうです。
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方 言

2010-08-13 | Weblog
穴熊さんの <だれやめ> の相手をしているとき 何の話からか鈴虫の話になりました。
子供が 小さい頃 独身寮の寮母さんから 沢山の鈴虫をいただき 我が家で飼育した
ことが ありました。

陽が暮れても 暑さの残るこの時期 あの鈴虫の涼やかな音色は 涼しげです。
しかし そんな鈴虫も 沢山の数となると 競い合って鳴くので 熟睡するには
騒音となります。

そんな 話の中 「鈴虫も沢山になるとせからしいー」 と穴熊さん。
出たー 久しぶりに聞くこの言葉 

うるさい やかましい などの言葉と同じようですが 違うのです。
私の 解釈では 「せからしー」の言葉の裏には 優しさが感じられるのです。

たとえば子供がぐずるとき など「あーせからしいねー」と言っても すぐ抱き上げる
お母さんが居ます。

生まれも育ちも 同じ県の私たち夫婦ですから 日常は方言ばかりです。
それでも 言葉の違いで大笑いすることがあります。

帰省の息子達と 車で移動中に 嫁に通じない方言が 私の口からついつい出て
息子が 通訳することもよくあります。

自分では 立派な標準語と思っているので 余計始末が悪いのです。
狭い日本でも 色々な地方の 方言がありますが 聞くだけで 意味も分からないのに
なんだか 心温かくなるのは 本当の言葉だからでしょうか。
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自 慢

2010-08-12 | Weblog
今朝 早く息子一家が 三泊四日の帰省を終えて セントレアに向かって 帰って行きました。
静かになった 蒸し暑い家の中で 身の置き所のない 私でした。
来てよし 帰ってよし の心境を味わっています。

我が家に まだ孫が居ないとき 孫自慢をする人の 話を聞きつつ 私に孫が誕生しても
孫自慢だけは絶対に やめようと 心に決めていたのに なんのなんの今では
私も 普通のバアバアでした。

しかし 孫の居ない方の前では 孫の話は 極力謹んで居ます。

孫の自慢くらいは ほほえましいですが 嫁の自慢をする亭主に 稀に出会うことが
ありますが のろけか 本当に才色兼備な 奥さんか 眉に唾をつけつつ聞いています。

釣果の大物の魚の自慢くらいは ほほえましいですが 自慢話は 何の話にしても
余り 聞きたくないものです。

自慢するもののない 貧乏暮らしの僻みでしょうか。
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白 熊

2010-08-11 | Weblog
孫が 小学校の昨年までは 動物園やプールぶどう狩りなどで 結構楽しんで
いましたが 中学生になった今年は 出歩くこともなく あちこち食べ歩きで
ごまかしています。

今日は カキ氷に色々トッピングした 白熊を食べに 付き合いました。
今朝は 冷や汁で宮崎の味を 食べました。

三泊四日の帰省も アッと過ぎ 明日はもう帰ってしまいます。
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成 長

2010-08-10 | Weblog
離れて住む 長男一家3人が 昨日より帰省しております。
毎年 夏に帰省しますが 孫の成長が 何より楽しみです。

穴熊さんの許可を得て毎年 柱に傷をつけ 背丈と日付けを刻んでいますが 昨年より
6cmも 背丈が伸びております。
花火も カブト虫も ババ引きも 今年はお呼びがありません。

そうです 今年の春からもう中学生です。
何時まで帰省して 顔を見せてくれるのだろうかと 嬉しい心配です。

今日は 近くの <まどころ>さんへ 行ってきました。
噂には聞いていたのですが まだ訪ねたことがなかったので 行って見ました。



秋の花が 迎えてくれました。



麦ご飯の お昼のお膳です。


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初 盆

2010-08-07 | 自然
長寿でめでたいと思っていた100才を越えた 高齢者の存在が確認出来ていなかったとは
なんということか。
親の行方を 子供たちも 知らないとのこと 驚くばかりです。

田舎では 考えられないことです。

親戚 義理ある方 ご近所で 8月に初盆を迎える家があるとき 仏様があの世を旅立つ
7日の夕方に 提灯を持って訪ねていました。

主は 座敷に青竹を 渡し沢山の提灯を 下げて 軽い酒肴でもてなし お盆のお参りに
来ていただくように 招待をしていました。

お盆には 暑い 座敷でうちわを使いつつ お経をありがたく 拝聴し お盆の酒宴が始まります。
陽が西に 傾く頃お開きで 皆で お墓まで 頂いた提灯を 担いで墓地まで 
行き焼却していました。

どの 提灯を手にするか 行列の後ろを子供たちが続きます。

今は 沢山の提灯を頂いても 簡単に墓地で 焼却も出来ないので 「お提灯料」が
多いようです。

昔は 隣近所の女衆が すべて料理を作り 手作りの接待でしたが 料理屋の折詰めで 
済ませるようになり 今はそんなことも ありません。

少しでも 日陰になればと 苦瓜を植えましたが 家主に似て 根性なしで 早くも
枯れだしました。
其の分 昨年の ふうせん蔓の種が こぼれて 沢山這い上がっています。
まだまだ 日蔭が欲しいので 頑張ってもらいましょ。  
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青 春

2010-08-05 | Weblog
8月1日~5日まで 宮崎県で全国の高校生が集まって 文化祭が行われています。
今日 お友達に誘われて 美術館で開催中の絵画 彫刻を見てきました。




絵や彫刻を見て 批評するほどの技量はありませんが どれも若さにあふれ 完成された
出来栄えではなく 未完のエネルギーにあふれていました。
まだ 大人になりきっていない純粋さや 若さを感じました。

美術館の近くの 博物館に寄り 小さなパッチワーク展も見てきました。



久しぶり 会ったお友達とも 話が弾み ゆっくりお昼ごはんを済ませて 帰ってきました。



左手の骨折以来 落ち込んでいた私 久しぶりに 外の空気を味わってきました。
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西 瓜

2010-08-04 | 食べ物
穴熊さんの畑の西瓜 カラスに狙われるといっても 我が家で食べる分には 十分の量で 買って食べることは ありません。

子供の頃 冷蔵庫もない時代 夏の西瓜を食べるのは 儀式のようでした。
父が大きな 丸い西瓜を買ってくると 水を張った大きな桶に入れ 半日は子供たちを
楽しませます。

まな板と大きな包丁が用意され 子供は身を乗り出して 包丁を見つめます。
まず半分に切られ 四つ割にされます。
四分の一は 必ずお隣へ お裾分けでした。

お隣も又 西瓜を割るときは 四分の一が 我が家へ届けられていました。
冷蔵庫のない時代の 智恵だったのでしよう。

子供たちが食べ終わると 母は歯型の付いたピンクの部分を そぎ取り 堅い縞模様の
皮を剥いで 漬物にしていました。

翌日の朝には ピンクの漬物が ならんでいました。

今日 食べた我が家の西瓜 皮が薄く 漬物にもなりません。
それでも 食い意地の張った私 どうにか 皮を剥いで 薄く塩をして 
かつをぶしと大葉を乗せました。



冷蔵庫の ハム トマト 空芯菜の芯  胡瓜 人参を炒めて 酢の多い酢豚風に
しました。
豚肉が見つからないと 文句の出ないように 半熟たまごを乗せました。
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空芯菜

2010-08-03 | 食べ物
我が家の 家庭菜園の収穫は 満足なものはありません。
穴熊さんの 守備範囲ですから 外野席の私が 口をはさむのはご法度です。

しかし夏の 空芯菜だけは例外です。
見事な 出来栄えです。
暑いこの時期 葉もの野菜として 重宝しています。



今日は にんにくとベーコンをいれ 塩コショウで味付けして 炒めました。
癖のない野菜ですから 夏の暑い時期 我が家の定番料理です。
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再 診

2010-08-02 | 趣味
左手首の 骨折で近くの外科に飛び込み 街の大きな総合病院を紹介され そこで
手術をし 入院をしていました。
退院後は 最初飛び込んだ 近くの外科でリハビリ中です。

そんな私 密かに手術した大きな総合病院は 本妻 リハビリに通う外科は 2号と
呼んで区別しています。

今日は 本妻での再診でした。
レントゲンを数枚撮り 先生の確認と 指導を受けてきました。
根堀 葉堀質問する 私に先生は 丁寧に にこやかに答えてくださいました。
胸で両手を合わせ インドの舞のようにして 「経過いいですね」の一言で 又
頑張ろうと 左手をなぜています。



秋の展示会に 備えて しおりさんが苦心のコートを 見せてくれました。
幟を裏に 使っていますが 黒い染料を使っているところは布が 弱っているので
苦心したとのことです。
しおりさんの作品は どれを見ても 技術の高さに 脱帽です。



丈は 半コートです。 リバーシブルで着ることが出来 暖かそうです。
私も早く 左手に回復していただいて 針を握りたくて うずうずしています。
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