札幌の町を思わす春の雪
冴え返り弁天岩も寒そうな
春寒に凍えて寺に辿り着く
余寒にて相模国も道に雪
春浅し底冷えの中遅筆かな
春の靴霜踏みながら痛き耳
肌寒く椅子近づける春暖房
脇道に雪割草が顔を出し
強がりてやや薄着かな菫草
偶然に出逢いて紅し牡丹の芽
若草の頃近づいて野鳥来る
野の脇に四つ葉を見つけ胸灯る
冴え返り弁天岩も寒そうな
春寒に凍えて寺に辿り着く
余寒にて相模国も道に雪
春浅し底冷えの中遅筆かな
春の靴霜踏みながら痛き耳
肌寒く椅子近づける春暖房
脇道に雪割草が顔を出し
強がりてやや薄着かな菫草
偶然に出逢いて紅し牡丹の芽
若草の頃近づいて野鳥来る
野の脇に四つ葉を見つけ胸灯る