春寒に一枚羽織り進む筆
暖かや悲喜こもごもを分かつ友
春曙光前人未踏の山登る
春昼にぶっ通し書く遺し文
春風にまた蘇りずんだ餡
春疾風行けるまで行く飛行船
風光るその横顔が目に残る
蜃気楼服の柄まで蘇る
番傘で今様を舞う朧月
春陰に愁いを忘れ列車旅
春の野に花粉を飛ばす強き腕
雪間草顔出す季節巡り来る
暖かや悲喜こもごもを分かつ友
春曙光前人未踏の山登る
春昼にぶっ通し書く遺し文
春風にまた蘇りずんだ餡
春疾風行けるまで行く飛行船
風光るその横顔が目に残る
蜃気楼服の柄まで蘇る
番傘で今様を舞う朧月
春陰に愁いを忘れ列車旅
春の野に花粉を飛ばす強き腕
雪間草顔出す季節巡り来る