寝転んで涼む八十八夜かな
春服ももう暑くなり夏近し
筆進む黄金週の真夜中や
お握りをリュックに詰めて遠出かな
しみじみと万病に効く甘茶かな
労働歌奮起する横通り過ぎ
晴れた日に蟻穴を出て蜂運ぶ
バレエの子足止めて見る蝶の舞い
川流る幌平橋に残る鴨
若草の青き匂いや月始め
瞳ほど澄んだ小川に水草生う
里人の都忘れや独歩せり
春服ももう暑くなり夏近し
筆進む黄金週の真夜中や
お握りをリュックに詰めて遠出かな
しみじみと万病に効く甘茶かな
労働歌奮起する横通り過ぎ
晴れた日に蟻穴を出て蜂運ぶ
バレエの子足止めて見る蝶の舞い
川流る幌平橋に残る鴨
若草の青き匂いや月始め
瞳ほど澄んだ小川に水草生う
里人の都忘れや独歩せり