紙兜作る新聞目を通す
空高く祖父の自慢の鯉のぼり
うつ向きて何故か気になる春日傘
晴天やここ数日の目かり時
欲もなくたださえずりて空に消え
蜂の巣に滴る様な甘い蜜
バス停を少し歩けば藤の宿
菖蒲湯につい眠り込み半時間
一日の疲れを忘れ一番茶
照坊主願いを掛ける遠出前
留守番で菓子を齧りて暮れかねる
庭先の蕾咲きたり薔薇の花
空高く祖父の自慢の鯉のぼり
うつ向きて何故か気になる春日傘
晴天やここ数日の目かり時
欲もなくたださえずりて空に消え
蜂の巣に滴る様な甘い蜜
バス停を少し歩けば藤の宿
菖蒲湯につい眠り込み半時間
一日の疲れを忘れ一番茶
照坊主願いを掛ける遠出前
留守番で菓子を齧りて暮れかねる
庭先の蕾咲きたり薔薇の花