超人日記・俳句

俳句を中心に、短歌や随筆も登場します。

#俳句・川柳ブログ 

麻生フィルのブルックナー聞く

2023-10-22 19:34:48 | 無題
今日は、百合ヶ丘駅の京浜楽器一階で麻生フィルの
ブルックナー5番の券を千円で受け取って、
新百合ヶ丘の麻生市民館ホールで2時まで待って、
2時半開演の演奏会聞く。序曲レオノーレで
20分休憩。来客も演奏者もご年配が
圧倒的多数。演奏者、数人若年層居る。
音大っぽくはなかった。指揮、田部井剛氏。
レオノーレは弦楽に対し管楽器が大きすぎ、
バランスがよくなかった。
後半、ブルックナー5番。ノヴァーク版。
第1楽章も、聞き所多い。
クラリネットの音がきれい。
バイオリンも、まぁ、きれい。
管楽器、勢いがある。時々不規則な音がする。
トゥッティがやや乱れる。第2楽章のアダージョも
クラリネットと弦楽器がきれい。第3楽章も
進軍みたいで気合が入っている。
第4楽章で主題をまとめて、壮大なフィナーレ。

秋晴れの新百合ヶ丘の会館でブルックナーの5番轟く
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歳時記俳句・秋明菊に

2023-10-22 00:03:26 | 自作俳句
ひつじ雲色んな型の動物へ
秋寒に冬のジャケツが肌に合う
夜長にて読み進めると牧師調

古書店の庭に色濃き熟し柿
秋深し喫茶の曲が賛美歌に
ランタンは相好崩す南瓜かな

引っ越せばローズマリーが香る秋
秋の子が安全帽で滑り台
晴天の秋に轟くブルックナー

三連の秋明菊に浮かぶ顔
地面から金木犀の香ばしさ
秋の空澄んだ瞳に恥じぬよう






















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歳時記俳句・秋の薔薇

2023-10-21 00:04:36 | 自作俳句
秋晴れに筆を進める力湧く
秋の雲夜汽車に揺られ故郷へ
帰れない気持ちを秘めて今日の月

秋蔭にいけない事を考えり
秋の野を踏みしめて行く仕事靴
紅葉狩りどころではなく冬支度

草雲雀休む峠で冠雪す
秋の川桜紅葉の絵巻かな
団栗や胡桃も落ちて秋盛ん

家の脇黄色い薔薇や秋便り
今すぐに山の向うへ思い草
朝寒が厳しからずや秋の薔薇
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歳時記俳句・剥き栗

2023-10-20 00:04:14 | 自作俳句
一通り仕事を終えて夕紅葉
魔女が売る南瓜尽くしの店の棚
うそ寒や薄着で過ごし葛根湯

花野から抜け出たような風の舞い
峠には初雪見えて秋の水
山寺の鐘が鳴る頃四十雀

数日の疲れも消えて熟し柿
剥き栗をつまみ始めて一袋
著作集意外なほうへ杜鵑

羊雲探して揺られ寝台車
昼休み疲れ目にふと窓紅葉
帰宅して夜寒に熱き生姜の湯

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歳時記俳句・月差して

2023-10-19 00:04:08 | 自作俳句
里山も初冠雪で冬隣り
仕事靴桜紅葉を踏み分けて
朝寒で去年の服に袖通す

遠くから金木犀の香りせり
野山から紅葉の色が降りにけり
一日の苦労も忘れ熟し柿

パンカフェの栗鼠が寝椅子で偉くなり
十月やようやく筆も進みけり
山寺の鐘が聞こえる秋の夕

月差して出せぬ手紙を書きにけり
星月夜遠くの町のスマホ文字
冬支度終えて明日も紅葉踏む
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