10月9日(土)
▲ 姫神山・一本杉登山口駐車場の朝
後ろには、今日これから登る姫神山(ひめかみやま)が見える。(^^)
▲ 駐車場のすぐ端から登山口だ。 標高515m。 8:25AM
絵地図がある。
確認。
▲ 一本杉口から頂上までCTは1時間半。標高差614m。
下りはピストンでなくて、「こわ坂口」を目指して下る予定。CT1時間。そこから林道を下って一本杉へ戻る。30分。 総CTが3時間ほどの手軽な山行になるはずだ。
▲ 雑木林からスギの樹林帯を歩いていく。
▲ ざんげ坂と呼ばれる木段を登っていく。
あれも、これも、ざんげだな。
▲ 5合目まできた。730m。
▲ 登山道に岩がごろごろし始める。
▲ 下方で法螺貝の響きが2回したと思ったら
修験者?のかたが登ってきた。
うむ修験者がこの山で・・?
▲ ボクの当座の関心は、法螺貝(ほらがい)で、見せてもらった。
(写真を撮りたいので)「頂上でも鳴らしてくださいよ」と、ぶしつけなことを言った。
▲ 巨岩がゴロゴロ。
もう少しで頂上だ。
▲ 頂上に着いたあ。10:00AM
石の小さな社(やしろ)が立つ姫神山山頂だ。
▲ 岩の上に立って、修験者さんは法螺貝を高らかに吹き鳴らした。
写真を撮ろうとしたら、その瞬間は終わっていた。
さすがに、もう一回鳴らしてくださいとは言えなかった。
▲ ああ、あれが岩手山だな。
しかし岩手山の上部は、横にたなびく雲に覆われている。
▲ 後から登ってきた女性3人が男性ガイドさんとともに、礼拝?
修験者さんが、社の前で法螺貝を吹き、呪文?を唱え始めた。
神道の「みことのり」のようでもあり、仏教の経文のような文言で。
どうも、修験者さんがセットになったのツアー一行のようだ。
ガイドブックによると
「姫神山は岩手山、早池峰山とともに北奥の三霊山と呼ばれ、山頂付近には信仰に関係していたともいわれる巨岩群がある」
と書いてある。なるほど。
▲ 社と灯篭?
▲ 社には「嘉永5年」と刻まれている。
西暦に直せば1852年だ。
170年ほど前に建てられた社だ。古いなあ。
▲ 頂上の左端のここが山頂になるのだろう。
▲ 姫神山1124mの簡易なプレートが置いてある。
さて、お昼にするか。
▲ 気温は15℃。寒くもなく、無風状態で気持ちがいい。
▲ ホットコーヒーで乾杯。
▲ 今回もコンビニおにぎり2個で。
もう助六寿司は止めた。
お昼のあとは、一応内腿の筋肉を丁寧に手もみした。(笑)
筋肉が本当に疲れている時は、揉むとかえってハムストリングスを刺激して攣りを誘発することはあったが、今回のような初級レベル山行では、攣りを誘発しない。これで大丈夫だろう。
▲ 岩木山を覆っていた雲が、かなり取れてきた。
修験者さんの経文のお陰かな。
▲ 岩手山
▲ イエーイ!!
感極まって (笑)
▲ 雲がほぼ取れた (^^)
下界で左から右に走るのが東北自動車道。
▲ 岩手山をズームアップ
ボクはこの裏側の焼走りから登ったことがある。
次回は、この正面右端の馬返しから登ってみたいものだ。(CT9h45m)
宮沢賢治は30回以上、岩手山に登っている。
▲ ワイドで
盛岡で、いかに岩手山がデーンとそびえていることが分かろう。
ふるさとの山に向かひて 言うことなし
ふるさとの山は ありがたきかな
と石川啄木が歌った「ふるさとの山」が岩手山を指しているのか、姫神山を指すのかは二説ある。
1時間ほど頂上にいた。そろそろ下りようか。11:11AM
▲ 下山はコワ坂口コースで
▲ コワ坂口コースの上部は
一本杉コースと違って巨岩の坂ではない。
土のコースで下りやすい。
▲ それに、紅葉になっている。
しかし、ぬかるんでいる坂もあって、そこでスリップ、後ろへ転倒。その時擦りむいた左腕はいまだ擦り傷が乾いていない。
▲ 下部に来ると、紅葉はまだだ。
▲ コワ坂口の登山口が見えてきた。
あの舗装林道を更に下っていく。
▲ 三本杉登山口駐車場に戻った。12:32PM
4時間ほどの山行だ。計画どおり。
今日は日曜日だし、駐車場はほぼ満車状態だ。
近県の人が、ちょっと山に登るには非常に手ごろで、眺望もあって、快適な山だろう。
駐車場を出て、昨日に寄ったところの
▲ ユートランド姫神 へ再度寄って、気持ちよく汗を流した。
さて、どうしようか・・・
神姫山に登るか青森のあの山に登るかを昨日まで悩んでいた。で、結局姫神山を選択したいきさつがある。だから、もう帰路についてもいいのだが。姫神山の山行で、気持ちが晴れ晴れしたので、もう一つ登ってもよいかという気持ちになった。(笑)
青森の天気予報は?
▲ うむ、明日ならなんとか晴れ。明後日はもう雨で不可。
今、午後4時。今すぐ出発すれば、6時過ぎに現地到着。そして明日登れば良い。
けど、ちとハード過ぎない? 古希を過ぎたら無理をしないと言ってなかったのか?
と、逡巡したが。えイッツ、ハンドルを握って進路を青森に向けた。
2時間ノンストップで、真っ暗な酢ヶ湯温泉公共駐車場に, 午後6時半に着いた。
To be continued...
姫神山・・・なんと我が家にぴったりなコースタイムなんでしょう
これならパパさんもOKするかも、
な~んて思いながら見せていただきました
でも、そんな遠くまで行くのは嫌だ、
って開口一番言われそうですが・・
Soraさん、岩手山も登られているのですね
素晴らしい!
ああだこうだ言ってるうちに
ほんと歩けなくなりそうです
土曜日、ちょっくら軽く歩きに行く予定でしたが
てんくら「A」から「C」に変わりました 涙
岩手山は2017年の7月に登りましたがタフな山でしたよ。
>てんくら「A」から「C」に変わりました 涙~
あの、私は「てんくら」を全く信じていません。あれは当該山をピンポイントで予報配信しているのではなくて(無料でできるわけがない)、ふもとの市町村天気を元に二次的に機械的に高度変換して山の天気として掲載しているはずですから、どうしても更新が遅れています。ふもとの複数の最新予報から判断されたほうがいいですよ。
ああだこうだと言っているうちに登ることに賛成です。(笑)
そうでしたか、栗駒山から北上されて二百名山 姫神山ですか。
私はsora先輩を追っかけて、月山から鳥海山を紅葉狩り山行してきました。
紅葉狩りというのは言い訳で、天気がイマイチでガスガスの中、ピークハントする気が
しなかったというだけですが・・
これは10日の日付で始まっていますが、9日の土曜日なんでしょうか
次第に雲が引いて岩手山がくっきりとして、まるで岩手山を眺望するための山ですね。
良き山旅をされて羨ましい。
青森・酸ヶ湯を基地にということは八甲田山でしょうか。
次のアップがまた楽しみです。
>天気がイマイチでガスガスの中、ピークハントする気がしなかったというだけですが~
鳥海山もコースを替えて2回登りましたが、ガスの中を登るのはそれにかける体力を考えると見合わないと私も思いますよ。
>まるで岩手山を眺望するための山ですね~
おっしゃるとおりですが、岩手山も姫神山も平地からも際立って良く見えますね。青森の岩木山も同じ。その地方のかたがおらが山と誇りに思うのは郁子なるかなと思います。我が埼玉は・・武甲山? う~ん・・近くに行かないと見えないですよね。いいですよね。
>八甲田山でしょうか~
はは、Yes。 ここも2回目同コースですが、今回は秋の紅葉ということで期待していきました。その結果は