青い空とわたし

青い空の日  白い雲の帆船をみていると

どこかへ どこまでも Harmonyと

走っていきたくなります

ツツジの釈迦ヶ岳(高原山)に登る

2021年05月29日 16時51分22秒 | 同上 (山歩き)

5月26日(水) 【続き】

 

 

▲ 釈迦ヶ岳への分岐点に着いた

ミツモチ山への周回を終えて、ここから八海神社 ⇒ 剣ヶ峰 を経て釈迦ケ岳へ登る。

 

ガイドブックの地図でルートを確認すれば

▲ 大間々(台)の駐車場を7時に出発し、ミツモチ山を周回して、登山ポストのある現在の分岐点にいる

ここから「見晴コース」を経て、釈迦ヶ岳を目指す。

釈迦ヶ岳よりの帰路は、剣ヶ峰分岐から上の「大入道」を回ってシロヤシオのスポットを見て、大間々(台)駐車場に戻る予定だった。しかし、実際はあるハプニングもあって大入道経由は断念。短い「林間コース」を経て駐車場に戻ることになる。

 

 

▲ 見晴コースは釈迦ヶ岳へのメインルートなので、すぐにグループ登山者に遭遇する

 

 

▲ 山道に沿って、シロヤシオも広がる

 

 

 

▲ 青空とシロヤシオ

ミツモチへのやしおコースは林間コースで、青空はそんなにのぞかなかった。

がここは見晴コースは青空の下だ。

 

▲ みなさんもお目当てはツツジで、今はシロヤシオ。

 

 

▲ ブルー、ライムグリーン、ホワイト

 

 

 

▲ 右端に釈迦ヶ岳の山頂が見えてきた

左手には、薄緑の山谷とその下には平野の広がりが見える。見晴コースの名のとおりだ。

昨日、来るとき車内から見えた山並みの景色はここだろう。

 

 

▲ ミツバツツジも

 

 

 

▲ 青空に白が映えるねえ ♬

 

 

 

▲ 八海山神社(の跡)に到着

 

 

 

▲ 八海山神社の跡

日本酒の「八海山」が供えてあったのは、ご愛嬌。

八海は八戒を意味し、仏教用語らしい。

 

 

▲ 壊れた小祠

数年前までは祠がちゃんとあったらしい。

この地に、もともとは神社があったのかどうかは不明。

云われ、由来がネットにも見あたらなかった。

 

 

▲ これはツボミ状態のシロヤシオ。

 

 

▲ 剣ヶ峰の分岐点に到着 1540m

右手が大入道へ周る

左手が釈迦ヶ岳の頂上へ至る

 

 

▲ 分岐点を左に進むと

前方に釈迦ヶ岳頂上 1795m が目に入ってきた。

その標高差は200m強。たいしたことのない高さだ。

このまま直進して直登はできない。前方は深い峡谷になっていて下るわけにはいかない。右手に大きく迂回して尾根伝いに登って行くことになる。距離はそれなりにあって、CT1時間20分。

 

尾根伝いにかなり歩いたあと、

▲ 頂上に近づいた手前から、

切り立った急登をロープづたいに、岩づたいに登っていき、当たり前の労力のいる登山になった。

何人もの下山してくる人と出会った。空に雲が掛かってきていて、遅くなると雨が降る?

下りてくる人に思わず聞いてしまった。「雨が降るのですか?」

「いやあ、3時までは大丈夫でしょう」 根拠があるのかないのかわからないが。朝の予報チェックでは一日中晴れ/曇りだったが、梅雨時の天候は不安定だからな。

 

▲ 頂上に着いたようだ

 

 

 

▲ 釈迦ヶ岳頂上 1795m 12:30PM

 

 

 

▲ 高原山神社と名をうった祠があって

その右手の後方にはお釈迦さんの頭が見える。

 

 

▲ その釈迦如来像

なぜ神社の祠の後ろに大仏像があるのか??

釈迦如来像があるから釈迦ヶ岳? 釈迦ヶ岳だから像を置いた?

解説板は無いし、ネットにもそんな疑問に言及するのはない(笑)。

ただ「釈迦ヶ岳を含む高原山一帯は昔、修験道と呼ばれる宗教的修行のための登山がさかんに行われていました。その名残りは、釈迦ヶ岳、剣ヶ峰、八海(八戒)山などの地名にも残されています」という説明板は下にあった。

修験道の山だから、少しぐらいは登るのに大変でないとダメなのだ。

 

 

▲ 頂上からの展望

右手には日光とかの山並みらしい展望があったが、同定できないので省略。

 

 

 

▲ 気温は10度C。朝出発時は8度C ぐらいだった。

暑くも寒くもなくてよろしいのでは。

 

助六寿司のあとは

▲ チョコクッキーと持参のコーヒーとで。

 

 

▲ ボクは頂上に長居するクセがあって、出発する時には誰もいなくなっていた。13:10PM

長居って言っても40分ほどだが。7時に出発してから5時間強の歩き続けで、一度も腰を下ろしてないのだからちょっと休ませてよ。

 

そして剣ヶ峰に下りて行く途中、ハプニングが起きた。14:10PM

坂を登る局面で左脚を上げたら、左腿の内側が攣った。

あちゃっ、イテテ。

 

▲ こんな時は、立ったまま太腿の筋肉膠着が緩まるのを待ってもダメ。むしろ膠着が新たな膠着を生む。ドカッと尻を地面に下ろして、脚をまっすぐ伸ばして、足を上に曲げる。こむら返りを直すのと同じだ。すぐ痛み・膠着はとれた。けれど、歩き出したらまた再発する可能性大。あのクスリを飲んでしまうに限る。

 

顆粒状のこの漢方薬を水と飲んだ。

水分が足りなかったというより、やはり脚が疲れているんだな。思えば、今まで左の太腿が攣るのは食事したあと下山開始後、15分から1時間後に起きている。鬼門の時間帯だ。そしていつも登坂で足を引き上げた時。

ボクの座り込んだ頭上には

▲ シロヤシオちゃんが

「だいじょうぶよ」と見下ろしてくれていた。

 

再発しないように、左脚には優しく歩を進めて行った。

剣ヶ峰の分岐点で思案 14:40PM

A案:もう一つのシロヤシオスポットを見るために、大入道を回っていった場合は、駐車場まで1時間50分所要。大間々の駐車場に16:30PMに帰着予定。

B案:大入道でのシロヤシオは諦め、ピストンに近い林間コースで帰ると65分所要で、駐車場に15:45PMに帰着予定。

実際はCTより30分は多めにかかるから、大雑把にはA案なら午後5時ごろ帰着。B案なら午後4時過ぎに帰着か。

B案にした。数年前ならA案で決行だったが、古希を過ぎたら、あーた無理はもう禁物。それに脚を攣らした。

 

▲ 八海山神社まで戻った

ここで見晴コースをピストンするのは能がないので、林間コースで帰ることにした。林間で歩くだけで面白くもなかったが(笑)。

 

 

▲ 大間々の駐車場に戻ってきた

ヤマツツジとミツバツツジがお出迎え。

 

 

▲ この辺りはもう少ししたら、オレンジのレンゲツツジが花盛りになるのかな

 

 

 

▲ 帰ってきたよ、Harmony ちゃん。16:00PM

結局、朝7時に出たから、9時間の山行になった。最近の中ではちょっと長いな。平坦コースが多かったから疲労度は時間ほどはない。

 

いったん珈琲タイムを入れて

▲ 冷たいフルーツゼリーが、おイチイ。

 

 

▲ 大間々の駐車場を出発 16:50PM

ツツジちゃん、ありがとう、さらば!

 

 

▲ 塩原グリーンビレッジの福の湯へ 17:30PM

思い出した。ここは、以前にも寄ったな。

65歳以上シニア割引で370円!は安い。数名しか入っていなくて、きれいだった。露天・内湯。

 

近くの道の駅・湯の香しおばら で今晩はお泊り。

 

翌日正午に無事自宅帰還。

総走行距離 378km

 

THE END

 

ここは

 

 


8 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
釈迦ヶ岳 (ジュリア)
2021-05-29 17:09:43
Soraさん こんにちは

懐かしく見せていただきました
私が行った時は、八海山神社の祠は
まだありました(10年も前です!)

残雪がある時期だったので
シロヤシオにはまだ早く、会えたお花は
ショウジョウバカマくらいでした

頂上の釈迦如来像・・・
見た時は驚きました
さすが釈迦ヶ岳、と思ったものです

9時間ですか・・・
アクシデントが起きても
常に冷静に対処されていて勉強になります
私は膝に古傷があって いつもビクビクしながらの山歩きです
いつまで歩けるか・・・

Soraさん、お疲れ様でございました
詳細レポ、ありがとうございました
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こんにちは(^^)/ (hiroko)
2021-05-29 17:22:46
足が攣ったんですか、それは大変でしたね、山歩きに慣れているsoraさんならこその冷静な対処ですね、無事帰れてよかったです、
思わぬアクシデントって起こるものですね、
フル-ツデリ-が美味しそう(^^♪
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◇ジュリアさん、こんばんは◇ (Sora)
2021-05-29 20:06:13
>八海山神社の祠はまだありました~
そうですか、10年前にはまだあったのですか。今は無残な姿でつぶれていますよね。先月の鳴虫山でもジュリアさんが昔見たという展望デッキがもう無くなっていましたね。他にまだ懐かしのモノが有るか確認してきてほしい山はありませんか。行ってきますよ(笑)。

>残雪がある時期だったので~
ここはけっこう冬場でもスノーウォーキングで来る山になっていますね。急斜面でないからかな。あ、残雪ですね。

>アクシデントが起きても~
ソロですから、やはり確実な動きをしないと怖いですからね。1昨年かな、火打山で攣ったときは居合わせた方が助けてくれました。そして今回の攣りですから、もう自分で対処できないとね。

>膝に古傷があって いつもビクビクしながらの山歩きです~
ビクビク、大いに結構なことじゃないですか。もう無理したら永遠にアウトですから。長く歩けるようにと歩きましょう。
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◇hirokoさん、こんばんは◇ (Sora)
2021-05-29 20:13:25
>soraさんならこその冷静な対処ですね~
大して足が疲れているとは思わないのに攣りが生じる。明らかに私の攣るパターンがあるようですから、次からは事前に注意できます。攣りよ、ど~んと来い。回避できるかが楽しみです(笑)。

>フル-ツデリ-が美味しそう~
山のあとは、喉がカラカラになっていますからね。こういう冷たく、甘く、ツルンと食べられるゼリーは楽しみなもんです。
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Unknown (ハラさん)
2021-05-30 19:42:13
シロヤシオ 最高でした。
結局、夜から下道で120キロ走って山の学校まで行きました。
着いたのは、11時半ごろ 翌朝土曜日だから、駐車場が混むと嫌だと思って4時前に起床、到着4時10分でした。
やしお~青空コース 我が家は3時間45分ぐらいかけて、のんびりトレッキングでした。
お昼前には、帰って来たので温泉でもと思ったのだが、嫁は帰る気まんまんなので風呂に入ると運転したくなくなるので寄り道しながら120キロ走って帰りました。
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◇ハラさん、お疲れさんです◇ (Sora)
2021-05-30 21:17:51
>夜から下道で120キロ走って山の学校まで~
オオツ、下道愛好者のハラさんすごいですね。夜中に着いて、駐車場には翌朝の4時10分に入った。それなら絶対駐車できますよね。私が無用にせかしたことは・・ないですよね。週末なのですぐ満車になったはずですが。

>我が家は3時間45分ぐらいかけて、のんびりトレッキングでした~
そりゃあ、コースタイムの2時間で周ってしまったらもったいないですよ(笑)。

>嫁は帰る気まんまんなので風呂に入ると運転したくなくなるので~
ああ、今回は奥様帯同の、サービス旅でしたか。奥様もご満足されると良かったのですが・・

ハラさんの詳細レポを楽しみにしています。私は明日出動予定なので、もう寝ます(^^)。
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Unknown (jun)
2021-05-31 13:44:26
こんにちは(^。^)

釈迦ヶ岳への山道にもシロヤシオが満開ですね。それも、青空になり、シロヤシオのライムグリーンと白が映えますね🎶

剣ヶ峰の分岐からは、なかなかの悪路でしたね。
それにしても山頂の釈迦如来像。こんなに立派な石像をどうやって運んだのでしょうね。

下山時のトラブル。心配して読みました。
私も先日2ヵ月ぶりに山へ行って下山時に靴の中でつま先が攣りました。暫く歩いてなかったからからかなぁと不安になりましたが少しして治りました。

私はソロ登山で一番心配なのが、行動不能になる事です。転んで足をひねるかもしれない、足が攣って動けなくなるかもしれない、夏は熱中症になるかもしれない…などなど。
soraさんは、ソロ登山のプロですから、そこのところは冷静に判断されましたね。
私も携帯してますよ。芍薬甘草湯。
でも、今回、足の攣りが治ったのは、上から見下ろしてくれたシロヤシオちゃんのおかげかな?
9時間の山行、お疲れ様でした♡
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◇junさん、こんばんは◇ (Sora)
2021-05-31 18:25:20
>釈迦ヶ岳への山道にもシロヤシオが満開ですね~
ミツモチ山だけでなく、あちこちにシロヤシオがありました。こちらの方が遅いかもしれませんね。大入道のほうのシロヤシオも見たかったのですが・・ いや言うまい言うまい(笑)。

>こんなに立派な石像をどうやって運んだのでしょうね~
頂上でセメントこねて造ったのじゃないですか。

>私はソロ登山で一番心配なのが、行動不能になる事です~
それはその通りです。ですから転びそうな歩き滑落しそうな歩きはしないことです。独りだとかえって(おしゃべりに夢中なることもないですし)自分の歩きに集中する利点もあるかも。それとアクシデントに備えて、もう時間ぎりぎりには帰着しない。早めであれば、他の登山者もまだいるでしょうしね。

>足の攣りが治ったのは、上から見下ろしてくれたシロヤシオちゃんのおかげかな?~
そうです。上を見て一息つけましたよ。攣りには芍薬甘草湯を携帯していると安心ですね。しかし1日に2服用までと書いてありますから、再発しないように歩いたほうがいいですよね。

>9時間の山行、お疲れ様でした♡~
ありがとうございます。戻ってこれました。
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