4月3日付 編集手帳(読売新聞) - goo ニュース
世の中には「運」を消費する人がいる。自分では使わずに、貯金する人もいる。作家の故・ 色川武 大 さんが随筆集『いずれ我が身も』(中公文庫)に書いている◆つまずきも、災難も、運の貯金だと色川さんは言う。親から子に、子から孫に「運」の口座が引き継がれていくうちに、やがて貯金をおろして使う果報者の 末裔 が現れる。〈わりに合わないけれども、我々は三代か五代後の子孫のためにこつこつと運を 貯めこむことになる…〉と◆六つの数字を組み合わせる米国の宝くじで、日本円にして531億円を3人で山分けする大当たりが出たという。絵に描いたような運の消費組だろう◆先月のグリーンジャンボのはずれくじが、未練たらしく机の引き出しにしまってある。あぶく銭に運を消費せず、子孫が健康と心の平安に恵まれる未来の運を貯金できたとすれば、紙くずの顔も立とう。宝くじには、はずれる幸せもあるに違いない◆…とはいうものの、である。まあ、一生に一度ぐらいは、「ごめん。お父さんは使っちゃったぞ、運を。息子よ、許せ」と、踊りながら 詫 びてみたい気持ちもないではないが。
昨日のロト6、646回のオイラの結果はレギュラーガソリン6リッター位、買えるかな。
5等でした。
上記の記事を読んで、
「お金を追うな。仕事を追え。」
「社会貢献の意識が無く、自分の利益優先で仕事をする人は単なる自己中。」と、言う言葉が浮かんだ。
これは、良い原因を作り、良い結果を引き出す原理原則では?
そして、上記の記事の中に「未来の運を貯金」という言葉がありますが、これが運の正体なのかも。