「弘前さくらまつり」開幕 さくら色風船で開会祝う(河北新報) - goo ニュース
津軽に遅い春を告げる弘前さくらまつり(市など主催)が23日、青森県弘前市の弘前公園で開幕した。低温のためソメイヨシノの開花は平年より6日遅い29日と予想され、花のない中でのスタートとなった。5月7日まで。
雨の合間を縫って午前10時から、開会式が園内で行われた。葛西憲之市長は「天変地異があってもサクラは毎年見事な花を咲かせる。このサクラの力が被災地に元気をもたらすものと信じたい」とあいさつ。市関係者と保育園児らが風船を上げて開会を祝った。
サクラはまだつぼみの状態。満開は5月4日ごろの予想で、まつり期間は2日延長された。会期中、復興支援のため岩手県と福島県の被災者計80人を招待する。観桜のため市役所本庁舎の屋上を開放(土日祝日)、堀外にある旧紺屋町消防屯所も公開している。