運が欲しい

心の貧しさが運を下げる。もしもこんな方程式があったとしたなら。
知恵と勘を磨きながら、心の動きを探求。

人や物に振り回されては勿体無い

2016年03月27日 20時40分00秒 | 日記

「また金か!金が有れば何でも許されるのかよ!」と、反抗期の息子が言ったらしい。
その友人からのメールは転居の知らせと反抗期の悩みだった。

私は息子さん、単身赴任が面白くないのでは?転校するか聞いた?家族で暮らしたいのでは?と返信。

「財力や権力で世の中が回ったら最悪だろう。その権力を拘束するのが法なんだ」と、基本中の基本を思い出した。

一億総中流ニッポン、格差は広がっているのですか?──内田樹の凱風時事問答舘「これで日本も安心だ」
03月26日 15:41                             GQ
合気道8段の武道家にして、フランス現代思想の研究者、最強の「知的怪物」が、世の中の不可思議、難問、不条理をズバッと解き明かす好評連載。わからないことはウチダ先生に聞きましょう。

本稿は2016年3月発売の月刊誌『GQ JAPAN』5月号所収のコラムです。
格差社会が問題になっています。1980年代、「一億総中流」幻想にあった日本は考えてみたら、幸せでした。それが2008年のリーマンショックからこのかた、格差がどんどん広がっている実感があります。「子どもの貧困」も問題になっているそうですし、一体どうしてこんなことになってしまったのか、21世紀の資本だとか、資本主義の最終段階とかグローバル化とか言われてもよくわかりません。いま、なにが起きているのでしょうか?
安倍政権は再分配に興味がない

内田 樹
1950年生まれ。神戸女学院大学名誉教授。思想家、哲学者にして武道家(合気道7段)、そして随筆家。「知的怪物」と本誌スズキ編集長。合気道の道場と寺子屋を兼ねた「凱風館」を神戸で主宰する。

市場にすべて委ねていれば、所得の不均衡が生じるのは当たり前です。市場ではポジティブ・フィードバックがかかりますから、勝つ者が勝ち続け、負ける者は負け続ける。所得格差の補正を市場が自主的に行うということはありません。でも、市場にすべてを委ねてしまうと、最終的には少数集団に権力と財貨が排他的に集積して、過半が貧困と無権利状態にあえぐということになりかねません。貧困層は結婚もできないし、子どもも育てられないし、教育も受けられない。そんな状態が一世代続けば、集団の生物学的な再生産も知的な再生産も不可能になります。いずれ集団ごと滅びてしまう。ですから、再生産を保障するために国や公的機関が所得の再配分を行う必要があります。これは集団が存続するための必須の政策的配慮です。

でも、今の安倍政権は再分配には興味がない。彼らが信奉しているのはグローバル資本主義の金科玉条である「選択と集中」です。「勝てるセクター」に国民資源を集中する。「勝ち目のないセクター」は淘汰されるに任せる。「勝てるセクター」が勝ち続ければ、もしかするとその余沢が「勝ち目のないセクター」にしがみついていた貧者たちにも滴り落ちるかもしれない(落ちてこないかもしれない)。貧困層はその「トリクルダウン」をぼんやり口を開けて待っていろ、と。それまでは貧困に耐えて、「勝てるセクター」に負担をかけるな、と。要するに「欲しがりません勝つまでは」です。戦時中と同じです。

でも、この「選択と集中」がどうも怪しくなってきた。「勝てる」はずで国民資源を集中したものの、どこのセクターもまるで勝てないからです。

高速増殖炉「もんじゅ」が好個の例です。研究開発で世界をリードするはずで、開発段階から1兆円以上投じていましたけれど、稼働実績はほぼゼロ。廃炉にも3000億円かかると試算されています。でも、これは巨大な利権ですから、それで食っている人たちが何万人もいる。止めたくても止められない。無意味な装置の運営管理に巨額の税金を投じて雇用を確保しているわけですから、これは一種の「生活保護」と呼ぶべきだと僕は思います。でも、社会福祉の「フリーライダー」を口汚く罵る自民党議員たちもなぜか「もんじゅ」が創出し続けている大量の雇用については口を閉ざして語らない。「もんじゅ」の従業員を路頭に迷わせては気の毒だという理由で、廃炉をためらっているというのなら、僕も多少は同情します。でも、どうもそういう理由ではないらしい。


GW

2016年03月27日 12時20分09秒 | 日記

ANAもCMで「今年のGWは2日休めば10連休。」
まさに今年のGWから目が離せない(笑)

GWの渋滞、新東名はゼロか 東名も大幅緩和の予測
03月25日 21:06                        朝日新聞
中日本高速道路は25日、ゴールデンウィーク期間中(4月28日〜5月8日)の渋滞予測を発表した。2月に開通した新東名の愛知区間では渋滞(10キロ以上)はゼロで、並行する東名も最長で10キロと予測している。

 東名の豊田ジャンクション(JCT)―三ケ日JCT間の期間中の渋滞は12回と予測。昨年より4回少なくなる。昨年は長さが30キロを超えることもあった。

 渋滞のピークは、東京から名古屋方面への下りが5月3日、上りが同3、4日。中央道は愛知、岐阜両県で同3〜5日に30キロの渋滞が発生し、名神でも愛知県内で最大20キロの渋滞になる。

 また、新東名開通1カ月(2月14日〜3月12日)で、東名の並行する区間では交通集中による渋滞はゼロだったと発表した。前年同期は、主に夕方から夜間に24回起きた。標識の撤去工事に伴う渋滞は10回あったという。


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