林檎の唄 ~ アップルビデオ高津店オフィシャルブログ

アコースティック・バンド「アップルビデオ高津店」
火曜に店長、木曜にVROOOM、土曜につぁんが投稿します。

バンドの歴史86(クリーン・ブースターの威力・後編)

2025年03月01日 04時54分06秒 | バンドの歴史

みなさま、お元気でございましょうか?

いやあ、どんどん春が近づいてくる感じがいたしますなあ。

今年の冬はけっこう寒かったですなあ。

東京以外は雪も多かったみたいですし。

 

さて、それはともかく、クリーン・ブースターの話の続きですよ。

冒頭の写真が、エキゾチック製の、大変有名なエフェクターですね。

このエフェクターは、ブースターとして使われるよりも、バッファとして使われることが多いのです。

これは、おいらがあまり詳しくないので、説明に間違いがあったら申し訳ないのですが。

 

演奏中に、音量を上げるために、スイッチを入れて使用するのが、ブースター。

常時スイッチをオンにして、電気信号を元気?にするのが、バッファ。

このエフェクターは、クリーン・ブースターとして販売されているのに、違う使い方をされることが多い、ということですわ。

 

んで、おいらも、自分のギターの音をより良くするために、バッファとして、購入しようと考えたわけです。

 

 

ところが、いざ購入しようと思ったら、冒頭の写真のエフェクターの、新バージョンが発売されていたのです。

これですね!!(鼻息)

おおっと、これは、すごそうじゃん、と思ってレヴュー動画などを見てみたら、とても良い感じ。

そこで、ポチっと購入しまして、いざ使ってみたところ。

バッファとしての効果が、どれくらいあるのか、いまいちよくわからん。

 

というか、そもそも、おいらはエフェクター・ボードを組んでいるわけではないので、

そもそも、バッファが必要なのか??(爆笑)

という基本中の基本の部分で、いまいち自信がない(遠い目)

 

そこでブースターとして使ってみたら、ものすごくクリアで、それでいてパワーのある音が出たのです。

ツマミも1つしか無くて、直観的に使うこともできる。

 

これは、もしかして、店長に使ってもらったら、すごいことになるかも??

 

と思ったおいらは、練習の時に、このブースターを持っていきます。

そして、さっそく、店長に使ってもらったわけですな。

 

すると、店長が、しばらく絶句した後。

 

つぁん、これ、最高じゃん。

 

と言ったのです(歓喜)

 

 

そう、あの音にうるさい店長でさえ、認めるほどのブースター。

これはなかなか、良い買い物だったかもしれない。

しかもおいらのリゾネーター・ギターで使うよりも、店長の12弦ギターで使った方が、良い気がする。

おいらのギターの音色は、お風呂場で鳴らしたような、もこもこした音色が特徴なわけで。

それにクリーン・ブースターをかけても、そんなに感動する音にならないわけですわ。

ところが、店長の12弦ギターのきらきらした音色にかけると、さらにクリーンできらきらになるわけです。

 

うーん、これは、おいらが使うより、店長に使ってもらった方が良いな。

 

と思ったおいらは、店長にブースターを渡したわけです。

これで、長年の、店長のギター・ソロの時の音の問題が解決したわけですな。

 

 

それ以降、路上ライブでも、ライブ・ハウスでのライブでも、カラオケ練習でも、

店長はクリーン・ブースターを愛用していますぞ。

 

いやあ、長い戦いだった(とっても遠い目)

店長の強固なこだわりを、ちょっとずつ、ほぐしながら、うちのバンドは進化しているわけですわ。

 

というわけで、以下次号じゃ!!


バンドの歴史85(クリーン・ブースターの威力・前編)

2025年02月22日 20時39分27秒 | バンドの歴史

みなさま、お元気でございましょうか?

このシリーズの前回は、ハーモニカ・ホルダーについて語りましたな。

今回は、冒頭の写真にあるように、エフェクターについてですよ。

エフェクターといっても、これは

クリーン・ブースター

といわれるものですね。

 

これについては、おいらとしては、いろいろと語ることがありますよ。

まあ、かなりな部分が、うちのバンドの「店長に対する愚痴」にもなってしまうのですが(笑)

そう、こういう、ギターの音色に関わってくることを語るためには、

うちのバンド、というか、おいらと店長のながーーーーい付き合いについて、語らねばならないのですわ(遠い目)

 

というのも、ごく最近、おいらの家の押し入れの整理をしたんですよ。

すると、古い手帳が出てきまして、中にいろいろとメモしてあったのですが、

1997年くらい(推定)の記述で、

 

「○月○日、店長が家に来る。

昨日の池袋での路上ライブの時の、アンプの音がひどかったことを、えんえんと言われる。

良いアンプがないから仕方がない、と説明しても、えんえんと言われる。

その後、2人で高津駅前のラーメンを食べる。」

 

という記述があったのですよ。

いやあ、

「えんえんと言われる」

という表現を、2回も使っているところに、おいらの気持ちが表れていますなあ(遠い目)

 

そう、店長は、ギターの音のことになると、ものすごーく、

しつこい

です(爆笑)

 

 

再結成してからは、路上ライブ用の良いアンプが生産されるようになって、そんなに文句を言われなくなりましたが。

あ、そのアンプについては、このブログに書いてあります。

 

 

それでも数年前、路上ライブの準備をしている時に、店長が言うわけです。

 

「つぁんさあ、やっぱりさあ、うちらの音はさあ、

youtubeに上げた、コメトゲ(「Come together」のこと)の時のが最高だったわけでしょ。

あの音を再現することを目標にすべきなんだから、ビデオの位置は、やっぱ、こっちでしょ。(ビデオを動かす)

あのセッティングでさあ、毎回やれるように、ビシッと決めていきたいわけじゃん。(不満っぽい)

いやあ、コメトゲの時の音は良かったなあ・・・あれ、再生回数1000回超えたからね。(自慢げ)

やっぱりさあ、音がいいと、聞いている方も気持ちがいいわけよ。もちろん俺たちもね。(自慢げ)

そのためにはさあ、このツマミを、もうちょいこういう感じにして・・・(自分のボリュームを上げる)

そこら辺の設定はね、つぁんがちゃんとさあ、ビシッと決めてくれないと困るわけ。(おいらをなじる)

だからさあ、やっぱりまだ俺の音が小さいと思うんだなあ。(不満っぽい)

どう? VROOOM、聞いた感じ大丈夫?(VROOOMに確認する)

え? 俺の音がでかい?? うそだあ。(心底驚く)

え?ほんとに?? 下げる? えー。まじかあ。(しぶしぶ自分のボリュームを下げる)

つぁんの音が、でかすぎないかい?(未練がましく、おいらを見る) 

え、いいの? それで? そうかなあ、まあしょうがないか。(不満っぽい)

やっぱりさあ。路上でいい音を作れないと、うちのバンドとしてはさあ・・・(くどくど、くどくど、くどくど)

 

という感じで、えんえんと言ってきます(苦笑)

 

 

 

そんな音にうるさい店長なわけですから、エフェクターとかにも、大変こだわりが強いわけです。

とは言っても、エフェクターは高いですからね。

店長は、ここ10年以上、VROOOMから借りたか、借りパクしたか、もらったかした、ZOOMのマルチ・エフェクターを使っています。

そのエフェクターを自分でいろいろと設定して、音を作っているわけです。

ところが店長は、自分のギター・ソロで音量を上げるときに、ブースターを使わなかったのです。

どうやら、そのマルチ・エフェクターに入っている、クリーン・ブースターの音が、気に入らなかったようなのですわ。

店長は、一度気に入らないと思ったら、絶対に使いませんからね。

なもんで、他のエフェクターで音量を上げた状態にセットして、それに切り替える形でギター・ソロを弾いていたのです。

 

その音が、抜けが悪くて、おいらとVROOOMにとっては、気にくわないわけですよ。

んで、うちのバンドは、他のメンバーの音に対しても、はっきりと文句を言うわけで。

また、論争が起こるわけですなあ(遠い目)

 

 

 

ある日の練習の時、

 

つぁん「店長のソロの時の音、芯が細いような気がするんですよね~。」

VROOOM「そう、なんか、上がりきっていないというか・・・」

つぁん「ギター・ソロの時って、どういう設定にしているんですか?」

店長「いや、それがね、この設定にして、これで切り替えるようにしているんだけど」

つぁん「え? ブースター使ってないんですか?」

店長「使ってみたんだけど、音が気に入らないんだよね~。」

VROOOM「そうしたら、ブースターの設定を変えてみたら?」

店長「いや、だから、そもそもブースターの音が気に入らないんだなあ」

つぁん「おいらはZOOMのマルチのブースターを使ってますけど、良い感じですよ」

店長「うーん、つぁんのエフェクターなら、もしかするとだけど、この音がねえ」

VROOOM「ブースター使うと、どんな感じになるんですか?」

店長「どんな感じも、そんな感じも、とにかくダメな感じなんだよ」

つぁん「いや、だからそれは、設定を・・・」

店長「うーん、ブースターじゃなくて、あれをこうして、ああするか・・・」

つぁん「だから、とにかく、ブースターをうまく使えば」

店長「ブースターは嫌なんだよなあ、とにかく、別の方法でやるから。」

 

 

次の練習の時、

 

店長「ちょいと設定を変えてみたんだよ。これでどうだい?」

VROOOM「うーん、まだ音が細い気がするんですよねえ」

つぁん「そう、音が抜けてこないんですよ。どう変えたんですか?」

店長「だから、それはこのコンプの設定をね・・・」

つぁん「コンプじゃなくて、ブースターを使えばいいんじゃないんですか?」

店長「ブースターは嫌なの。嫌なものは嫌なの」

VROOOM「いや、だから、それは・・・」

店長「うーん、これが限界かなあ、ブースターを使わずに、これをこうして・・・」

つぁん「だから、あの、うーんと・・・」

 

ずっと、平行線でした(爆笑)

 

 

そんな時においらは、偶然、冒頭の写真にある、

エキゾチック製の「スーパー・クリーン」というエフェクターを購入します。

これは、店長のために買ったわけじゃなくて、自分のために買ったんですけども、

ここまでの話が、店長の愚痴で長くなってしまったので・・・

 

以下次号じゃ!!


バンドの歴史84(ハーモニカ・ホルダーにもこだわる)

2025年02月15日 10時31分50秒 | バンドの歴史

さて、みなさま、お元気でございましょうか?

いよいよ、明日、宿河原のポトスで、初の主催ライブを行いますぞっ(鼻息)

まあ、それについての告知はもう済ませてあるので・・・

今回は、バンドの歴史の続きを書きますぞ。

 

前回までに、サムピックカポタストにこだわる、というお話をしましたな。

今回は、冒頭の写真にもあるとおり、

ハーモニカ・ホルダー

について語りますよ。

 

おいらも、もちろん使用してます。

ただ、そんなに強いこだわりがなくて、それこそあこがれの

ニール・ヤング

が使っているようなハーモニカ・ホルダーがいいなあ。

と思っていたくらいで、20歳くらいの時に、近くの楽器屋で適当なのを買いました。

1500円くらいだったと記憶してます。

 

それを使ってハーモニカを吹いていたら、大学の音楽サークルの友人(複数)に、

そっかあ、つぁんは、

長渕剛

が好きなんだね(断定)

と言われたもんです。

 

たしかに日本だと、

ハーモニカ・ホルダーといえば長渕剛

その名声はゆるぎないですが。

おいらはその時、

いや、好きなのは、ニール・ヤングなんだよ!

と言いたかったけど、当時の大学時代の友人には通じないと思って、

 

 

いや、長渕じゃなくて、

ボブ・ディランが好きなんだよ!!

と言ったけど、たいして違いがないようでした・・・(遠い目)

 

確かに、当時の大学時代の友人は、ハード・ロックとか、ヘヴィ・メタルとか、グランジとかが好きな人達ばっかりだったから。

ボブ・ディランも、ニール・ヤングも、

忘れられた過去の人

という感じの受けとめ方だったんでしょうなあ(さらに遠い目)

 

この後、ノーベル文学賞を受賞するとは、誰も思っていなかったわけですし。

 

 

そう、おいらは若いころから洋楽が大好きなんですが、好きな年代がわりと古くて・・・

1960年~1980年くらいのものばかり聞いているんですわ(苦笑)

正直、そこらへん以外は、ものすごく、うといです(反省)

 

 

それはともかく、近くの楽器屋で買った、それなりのハーモニカ・ホルダーを使い続けて20年くらい経って、

さすがに、錆びてきて、思うように調節できないようになったので、

新しいハーモニカ・ホルダーを買おうかと考えて、

 

購入したのが、

これですね。

このハーモニカ・ホルダーは、ハーモニカを上下に挟むんじゃなくて、横で挟み込むという変わったタイプ。

それによって、他のものよりも、ハーモニカを深くくわえることができるという利点があるのですが。

おいらは、うまく使いこなすことができなかったなあ(遠い目)

それよりも、ハーモニカの着脱が、ちょいとめんどくさいので、買い直すことにしたのです。

 

 

そして、熟考に熟考を重ねて、購入したのが、

 

 

 

このハーモニカ・ホルダーですね!!(鼻息)

なんと、8000円くらいした記憶があります。

こんな高額なハーモニカ・ホルダーなんて、なかなか無いはずですが。

これがねえ、使えば使うほど、良く出来ていると思うのです。

 

まず、安定性が素晴らしい。

かなりごつい設計になっているので、グラグラしたりしません。

 

次に、ハーモニカの角度を調節できる。

これはかなり大きいですわ。

だいたいのハーモニカ・ホルダーは、ハーモニカの角度を上下に動かすことができません。

自分の吹きやすい位置に固定することができるので、かなり吹きやすくなります。

 

さらに見た目がかっこいい。

やっぱり、見た目が大切ですからなあ。

黒くて流線形になっているから、とてもスタイリッシュですわ。

 

かなり値段的には高価ですけども、おススメできる一品だと思いますぞ。

 

 

これを使って、いずれは、

スライド・ギターをやりながら、ハーモニカを吹けるようになりたいなあ~。

まあ、修行あるのみですな!!

 

というわけで、以下次号じゃ!!


バンドの歴史83(サムピックにもこだわる・後編)

2025年02月01日 07時50分32秒 | バンドの歴史

さて、みなさま、お元気ですかな?

前回に引き続いて、サムピックのお話ですよ。

 

前回おいらは、指でギターを弾くことの限界に苦しんで、サムピックを使おうと思い立った。

しかし、サムピックは痛いし、ズレるし、外れるし、どうしようかなと考えた。

 

 

すると、

こんな商品を見つけたわけです。

これは素晴らしい発明じゃないか?

しっかりとフィットしそうだし、痛くなさそう。

ピック部分の形状や材質、厚さについてもいろいろバージョンが出てるし。

これは、さっそく買うしかない!

と考えた、というところまで語ったわけです。

 

 

 

んで、どうやってこのピックにたどり着いたのかと言いますと。

このお方のおかげです。

うわ、このギター、おいらが持っているものと、形がほとんど同じですね・・・

おいらのは、スロテッド・ヘッドじゃないんで、そこだけが違いますな。

 

そう、ギタリストの、打田十紀夫さんです。

おいらはこの人の、教則本や教則ビデオを、たくさん持っていますぞ。

10年以上前に、スライド・ギターをやろうと考えた時に、たくさん買って、見ましたわ。

基礎的な事は、ほとんどそれで学んだと言っていいと思います。

 

 

で、この打田さんは、スライド・ギタリストのための、楽器(小物)製作もしていらっしゃるのですよ。

 

 

それが、この写真でわかりますね。

左手のスライド・バー、右手のサムピック、両方とも、彼がデザインしたものです。

おいらは、もちろん、これと同じスライド・バーを持っています(鼻息)

 

スライド・バーは、ギターの弦を押さえやすいように、アールがついて、骨のような形をしています。

しかも、他のスライド・バーに比べて、かなり大きい。

ジャイアント・ボーン・バー

という名前です。

陶器だというのが、かなり珍しいですね。

おいらはこれの、真鍮バージョンを常用しているんですが、惜しくも販売中止になってしまいました・・・

なので、現在持っている2つを、無くさないように、大切に使っていくしかないですな。

打田さんが、長年研究してたどり着いた形らしいですから、とても使いやすいですぞ。

 

 

そして、サムピック!!

 

これこそが、おいらがたくさん購入した、

これなわけですね。

一つが500円だったから、これだけで、もう3000円(苦笑)

この時点から数年経過しているんで、さらに5個くらい買ったと思います・・・

 

 

いろんなバージョンを試して、削ったりして、自分が満足できるものを制作していくわけです。

この辺、日本人って、工夫するのが好きなんだなあ、と思ってしまうわけです(笑)

ブルースを演奏するにしても、ただ演奏するんじゃなくて、自分に合う道具まで作ってしまう。

そして、同好の士に販売までしてくれるわけですからね。

いやあ、打田さんには、感謝感謝でございますな。

 

打田さんの教則ビデオを見ても、一つ一つ理詰めで考えて、きっちりと演奏していく感じ。

こうやって、難しい音楽でも、わかりやすく解説してくださるのは、ほんとーに助かりますわ。

 

んで、結論として、このサムピックを使うことによって、

痛い

ズレる

外れる

という、サムピック欠点の、ほぼすべてを克服できます。

もちろん、人によって「合う合わない」はあると思いますが、一度お試しされることを薦めますぞ。

 

これによって、おいらには「ピックを使う」という選択肢もできたわけですわ。

 

というわけで、以下次号じゃ!!


バンドの歴史82(サムピックにもこだわる・前編)

2025年01月25日 15時06分14秒 | バンドの歴史

さて、みなさまお元気ですかな?

 

バンドの歴史を振り返っていく、このシリーズも、だんだんと現在の時間に近づいてきましたよ。

 

そう、時は2022年の8月ですよ。

コロナはまだ収まってはいませんが、一進一退を繰り返している時期。

 

おいらは、サムピックと向き合う夏を過ごしていたのです。

 

というのも、おいらとピックの間には、ふかーーーーい、溝がありまして(号泣)

まあ、このブログには何度も何度も書いてますけど、ライブの度に弦を切ったわけですね。

ピックは斬鉄剣

おいらにとっては、この言葉はずーーーーーーーっと、のしかかっておりました(さらに号泣)

 

 

そんな中、おいらは指でギターを弾くことの限界もまた感じていたのです。

以下に、指でギターを弾くことの問題点を、列挙してみましょう。

 

 

問題点1 強いアタックの音が出せない。

 

いや、それは「やればできるらしい」ということはわかってます。

フラメンコのギターなんか全部そうだし。

 

ロックでも、指で弾いているのが信じられないような、

マーク・ノップラーの存在も、もちろん知ってます。

指で弾くと、こんなに個性的な音になるんだ、かっこいいなあ。

しかも、ピックで弾いているかのような速弾きだって、難なくこなしてますからね・・・(遠い目)

ものすごく、練習したんでしょうねえ。

いやあ、でもそんなに精進できませんわ(さらに遠い目)

ピックを使えば、アタックのある音が出せるのは間違いないですからね。

もちろん、速弾きだって、やりやすくなります。

安易な方法に逃げたい、おいらです(苦笑)

 

 

問題点2 ギターを長時間弾けない。

 

痛くなるんですよ、猛烈に(号泣)

だいぶ右手の指が固くなってきたとは思うんですが、それでもなお・・・

長く演奏すると、右手の指が、痛くて痛くて、泣きたくなります。

こういう時、ピックが有ればいいなあ、と思うわけです。

 

 

問題点3 コードを、上手くかき鳴らせない。

 

いや、これもわかっているんです、修行すればできるようになるらしいことは。

爪の部分を上手く使ったり、方法はあるらしいけども。

いろいろ試したけども、うまくいかないわけですよ(涙目)

 

 

 

というわけで、ピックを使ってみようと思ったわけです。

でも、せっかく指で弾けるようになってきたんだから、それも使いたい。

 

 

んで、冒頭の写真にもあるとおり、

サムピックですよ!(鼻息)

これなら、指弾きと、並行して使うことができますからね。

しかし、この写真の親指、締め付けられているな~。

皮膚のしわが尋常じゃないもんな~、痛いだろうな~。

 

 

 

そう、サムピックは便利だけども、難点がいくつかあります。

 

 

痛い

ズレる

外れる

 

などですね(苦笑)

おいらも、昔、挑戦してみたことがありますが、

これは無理だな

と思いましたわ。

こんなもんつけて、よくギターが弾けるなあ、すごいなあ、と思ったもんです。

 

 

 

ところが、いろいろと調べてみると、楽器も進歩していることがわかるわけです。

こんな便利そうなものが発売されてました(鼻息)

親指に巻き付く部分が、ゴムになっているわけですね!

 

これはもしかして、素晴らしい発明なのではないか、とおいらは思ったわけです!

 

長くなったので、以下次号じゃ!!


バンドの歴史81(カポタストにこだわる・後編)

2025年01月18日 09時26分55秒 | バンドの歴史

さて、みなさま、お元気ですかな??

毎日が矢のように過ぎていって、どんどん時間が加速しているような気さえしますが。

これが、加齢というものなのですなあ(遠い目)

 

さて、前回に続いて、

店長が使うカポタストにこだわる

という内容の話を書いております。

 

そう、店長のギターは12弦ギターで、しかもスキャロップド加工がしてある。

だから、そんじょそこらのカポタストだと、上手く押さえられなくて、

良い音が鳴らない・・・

ということになってしまうのですわ。

 

そこで、おいらは、

12弦ギター専用のカポタスト

というものがあるかどうか、調べてみることにします。

 

すると、

こんなものが見つかりました(絶句)

弦を押さえるところが、ギザギザになっている・・・

 

そう、12弦ギターは、普通の太さの弦と、そのオクターブ上の細い弦が、

寄り添うように張られているのが、特徴的ですからね。

 

その細い弦を、ギザギザの出っ張ったところでしっかり押さえたうえで、

太い弦を、ギザギザの引っ込んだところで押さえる。

そうすれば、力が均等にかかるから、上手く押さえられるわけですな!!(鼻息)

 

この商品にはものすごーく、ひきつけられたんですけども。

レビューを見てみると、

ネックの太さや、弦の間隔がキッチリ合わないと、良い音が出ない

という書き込みが複数見られたのです。

おいらのギターだったら、太さとか弦の間隔とかを手元で測ることができるので、

この商品とフィットするかどうかを確かめられるのですが。

店長のギターですからな、当然のことながら、手元にはない・・・

それに、このカポタストの場合、12本の弦の位置としっかりかみ合わせるために、

装着するときに、毎回、良いポイントを探さないといけないのではないか、と思ったわけです。

そうすると、手間としては、現状のカポタストとそんなに変わらないかもしれない・・・

 

いろいろ考えて、ちょいと不安になったので、この商品はやめるとして。

調べてみると、他のメーカーからも、たくさんの12弦ギター専用のカポタストが発売されています。

そうだったのか、12弦ギター専用のカポタストは、こんなにもたくさん存在していたのか。

 

 

 

そして、おいらが熟考して、購入を決めたのが、

冒頭の写真の、この商品ですね。

12弦ギター用に太いネックに対応できるサイズだというのと、

バネの強さを調整することが出来て、それによって弦を押さえる力を変えられる

というところが、気に入ったポイント。

 

んで、おいらは、こういうのをサプライズでプレゼントするのが大好きなんですわ。

店長に使ってみてもらうと・・・

 

ギターの鳴りが全然違う!!

なんと、劇的なまでに改善されたのです!

 

店長も大喜びで、

つぁん、すごいじゃん!

長年の心配事が、一発で解消されたよ~。

と、にこにこが止まりません(笑)

 

んで、店長から借りて、実際に自分でも使ってみたところ。

おいらのリゾネーター・ギターにも使える!!

と判断して、自分用にも買いました(照笑)

 

そう、おいらが使っているリゾネーター・ギターも、

弦が太い

ネックが太い

という特徴がありまして、普通のカポタストだと、音に不満と不安があったのです。

 

このカポタストだと、12弦に対応できるくらいだから、おいらのギターのネックなんて、全く問題なし。

さらに弦を押さえる力を変えられるので、一番きれいな音が鳴るところにセッティングできる。

 

ただ、カポタストで強く、しっかりと弦を押さえつければつけるほど、別の問題が発生するのですわ。

それは、

チューニングが狂う

こと。(正確には音程が高くなる)

これはこれで、また改善する策をいずれ立てることになります。

 

とにかく、おいらのギターも店長のギターも、

カポを使っても音が濁らない。

という状態に持っていくことができたのです。

 

特に店長のギターは、カポを使う曲が多いですからね。

きれいな音で演奏できるのは大変ありがたいことですわ。

 

ギタリストの皆さま、

ぜひ、自分に合うカポタストを探してみてくださいまし!

 

というわけで、以下次号じゃ!!


バンドの歴史80(カポタストにこだわる・前編)

2025年01月11日 07時31分43秒 | バンドの歴史

みなさま、新年が明けて、あっという間にもう1週間以上たちました!!

西暦、2025年ですよ(当然)

いやあ、自分が2025年の世界を見ることになるとは思わなかったなあ(遠い目)

 

というのは、おいらたちの世代には、

ノストラダムスの大予言

についてのトラウマがありまして(苦笑)

 

人類は1999年の7月に滅びるのだと思っていました(遠い目)

 

さて、それはともかく、今回のテーマは、

カポタスト

ですよっ!!

みなさん、カポタスト、使ってますか??

 

おいらは仕事関係で、海外の方と接する機会が多いのですが、

ある時、会話の中で、おいらが「カポタスト」という言葉を使った時、

「カポタスト? ノーノー ケイポタスト!」

と言われて、イラッとしたことがあります(爆笑)

 

そうか、発音的には、そうなっているのか(怒)

まあ、それはいいとして、カポタストですよ。

すべてのギタリストの必需品と言っていいのかどうか。

ここらあたり、語り出すとキリがありませんな(遠い目)

 

というのは、おいらの体感だと、

エレキ・ギターを弾く人で、カポタストを嫌っている人

は、8割を超えるのではないか。

と思っているのです。

まあ、エレキの場合は、カポタストを必要としませんからね・・・(遠い目)

 

 

ただ、おいらの知っているブルース・ギタリストには、

かなりのカポ使いが居ますけども(笑)

そう、アルバート・コリンズですね!

キース・リチャーズなんかもよく使ってます。

おそらく変則チューニングを使っているからなのだと思うっす。

まあ、でもエレキ・ギタリストの中では、断然、少数派なはずです。

 

ところが、これがアコギの世界になってくると、話が変わってきます。

アコギを弾く人は、99%くらい、カポタストのお世話になってませんかね?

 

というのは、おいらが若いころに、キーがAの曲をカポ無しで演奏していたら。

観客のおじさんから、

あの曲、2カポにしてGで演奏した方が、6弦の低音が使えるから、良いと思うよ。

とアドバイスされたことがあるのですわ。

 

なるほど、そういう考え方もあるのか・・・

と目からウロコがポロポロと落ちました。

 

そして、問題はうちのバンドの店長ですよ。

30年くらい前は、

俺はカポなど使わん!(鼻息)

なぜなら、ギターの音が悪くなるからだ!

と豪語していたのですが、だんだん丸くなりまして(苦笑)

 

うちのバンドの曲のアレンジは、だいたい、おいらがやるもんで、

《2カポ》とか《5カポ》とか、容赦なく指示を出してます(笑)

そうすることで、店長のギターをオープン・コードで弾けるようにしているわけですね。

そうすれば、12弦ギターの鳴りの強みを、もっと押し出すことができる。

と、おいらは信じているわけですわ。

 

もちろん、その必要がない場合は、カポ無しで演奏してもらってます。

ただ、まあ、曲のキーはおいらのヴォーカルの声域に合わせるしかないわけでして・・・

カポを使う曲のほうが、断然多くなってしまいましたな。

 

んで、店長は12弦ギターにカポをつけて演奏することが多くなったわけですけども。

 

なんか、音がビビる。

もしくは、音がこもる。

 

ということが気になり始めたのですよ。

これは、仕方がないことだと思ってました。

というのは、店長のギターは12弦ギターであると同時に、

スキャロップド加工

されてますからね(笑)

そこらへんのことは、ここに書いておきましたので、よければ参照してくださいまし。

 

スキャロップド加工されているということは、フレッドとフレッドの間がえぐれているわけで。

そこにカポをつける場合、その位置を微妙に調整しないといけないわけです。

 

もちろん、店長はカポをつけるたびに、良い位置にしようと四苦八苦するわけです。

人一倍、ギターの音にこだわる人ですからなあ(遠い目)

 

そんな時に、おいらは、ふと、

12弦ギター専用のカポタスト

って存在しないのかなあ??

と考えるようになったのです。

 

かなり長くなってしまったので、以下次号じゃ!!


バンドの歴史79(マーチンD41を愛でる会)

2025年01月04日 08時41分11秒 | バンドの歴史

さて、みなさま、新年明けましておめでとうございます!

今年も「アップルビデオ高津店」をどうぞよろしくお願いいたします。

いやあ、あっという間に1年が経過したような気がするなあ(遠い目)

 

前回、おいらたちの大好きなホーム、立川の音楽居酒屋「農家」が閉店してしまったことを書きました。

そう、ホームを失ったおいらたちは、長い流浪の旅に出ることになったわけですね・・・

でも、そんな時、嬉しいニュースが飛び込んできます。

 

うちのバンドの影のバンマスと言われる、

ヨメ

ですけども(爆笑)

その勤め先の上司が、ギターを購入した、というのです!

それも、

マーチンD41

かなり高額な、マーチンの中でも選りすぐりの上位モデルです。

 

これの購入についても、実はコロナが関わっているらしいのです。

ヨメの上司は

コロナで外出があまりできないから、家での楽しみとして、ギターを弾こう。

そしたら、せっかくだから、憧れのマーチンを買おう!

というふうに考えたらしいのですわ。

 

うわ、わかる!

ヨメの上司は、おいらたちの20歳くらい年上、マーチンに憧れをお持ちの世代ですからね。

そうして、楽器屋に行って、マーチンD28を買おうとしたら、

店員さんにマーチンD41を勧められて、試奏をしたら、

あまりにも音が良くて買ってしまった

ということらしいのです。

うわ、それもわかる!

さすが、楽器屋の店員さんは、お客の気持ちをよくわかっていらっしゃる。

 

 

そのギターが、冒頭の写真の、

これでございまする。

うわあ、この高級感、そして音!

すばらしすぎる!!

 

こ、これはお祝いしなくてはなるまい!

というか、おいらたちにも弾かせてほしい(垂涎)

と考えたおいらは、さっそく「農家」で演奏していた仲間たちに声をかけます!

 

ヨメトイチ

芦ノ湖スカイラインズ

 

このふたつのバンドの人たちに声をかけて、スケジュールを押さえます。

場所は、まさにヨメの職場!(爆笑)

そこではヨメの上司が1番偉い人ですからね、やりたい放題です(笑)

仕事場の一部分をお借りして、そこに機材を設営します。

 

ヨメの職場の同僚の方たちも協力してくださって、

ツマミ

鯛めし

まで用意してくれました!

 

いやあ、大人が本気になって遊ぶと、とんでもないことになりますな(笑)

 

そして、各バンドの持ち時間の配分や、音出しの時間の設定などを担当したのが、おいらでした。

これは本当に、良い経験になりました。

こういうイベントを行う上での、基本的なことを学ぶことができたんですわ。

 

そして参加者はみんな、気心の知れている、とても良い人たちばかり。

楽しくならないわけがありません。

とても盛り上がって「これはぜひ、恒例化してください」と言われまして。

 

2024年12月現在までに、

5回

も行われております。

 

最初は、

マーチンD41を愛でる会

という名前だったのですが、

あまりの鯛めしのおいしさに、参加者が毎回鯛めしを楽しみにするようになって、

マーチンD41と鯛めしを愛でる会

という名前に改称したのです(笑)

 

最初の3回は、ヨメの職場で行ないましたが。

後の2回は、ライブハウスを借り切って、かなり本格的に行なっています。

 

これが、

She loves you アップルビデオ高津店 2024 八王子Sheik

その時の演奏でございます!

 

芦ノ湖スカイラインズが、諸事情で活動休止してしまっているので、次回の予定はまだありませんけども。

うちのバンド、とくにおいらにとっては、ものすごく貴重な経験でした。

 

このあたりから、おいらは、うちのバンド主催でライブ・イベントをやろうと考えるようになります。

 

すべては、立川の音楽居酒屋「農家」をはじめとした、いろんなライブでの、人との出会い。

その出会いをきちんとつかまえて、音楽仲間を作っていくこと。

そう、出来ることからコツコツと!

 

というわけで、以下次号じゃ!


バンドの歴史78(コロナがホームをつぶす)

2024年12月28日 10時21分26秒 | バンドの歴史

さてさて、みなさま、お元気でしょうかな?

もはや、新しい年が始まりそうな勢いですな・・・(遠い目)

今年も、大変お世話になりました!

来年も楽しく、できることからコツコツと、やっていくつもりです。

どうぞ、よろしくお願いいたします。

 

前回は、コロナの時期を、うちのバンドがどのように生き延びたか、ということについて書きましたな。

ところが、生き延びられなかったもの、というのもあるわけです。

いや、ほんと、コロナによって、多くのものが変わってしまいましたな・・・(遠い目)

 

もちろん、良くなったこともあるんです。

マスクをつける習慣とか。

仕事の打ち合わせを、ネット会議でやるとか。

離れた友人とネットで飲み会をやるとか。

これまで、あまりやらなかったことが、普通になった気がしますわ。

 

ただ、これから語るのは、本当につらい出来事ですわ・・・

 

それは、おいらたちが初めて見つけた、自分たちのホームと呼べる場所。

立川の音楽居酒屋「農家」

がコロナのせいで、2020年11月に、閉店してしまったことです(涙目)

 

これは本当に、おいらたちにとっては、痛恨の一撃でした・・・

 

 

立川の路上で演奏していた時に、警察を呼ばれて、誓約書を書かされ。

そうして、逃げ込んだのが、立川の音楽居酒屋「農家」でした。

本当に居心地のいい素敵なお店で、そこに集まる常連さん(「農民」と呼ばれる)は良い人ばかり

おいらたちより年上の方たちばかりで、いろいろ教えてくれました。

ここで出会った人たちが、おいらたちにとっては、大切な音楽仲間になったのです。

 

そして、うちのバンドが出演する時には、必ず、対バンとして、

ヨメトイチ

芦ノ湖スカイラインズ

というふたつのユニットが、参加してくれていました。

 

ヨメトイチは、うちのバンドの影のバン・マスである「ヨメ」と農家のヤジ将軍の「せいいち」さんとのユニット。

芦ノ湖スカイラインズは、「ヨメ」の会社の上司が、同級生たちと組んだバンド。

そう、完全に、おいらたちの身内のようなものです(笑)

 

この3つのユニットで開催する「農家の歌会」は、ほんとーーーーに楽しかったなあ(遠い目)

観客として、多くの農民のみなさんが来てくれて、毎回楽しい時間を過ごさせていただきました。

観客が2人しかいなかった時代があったのに、ずっとうちのバンドにライブをやらせてくれた女将さんには、本当にもう、

感謝感激雨あられ

この言葉しかないです・・・(遠い目)

 

つまり、農家に出演させてもらうようになって、

悪かったことは1つもない

というくらい、うちのバンドにとっては、ありがたい場所だったのです。

その農家との出会いあたりのことについては、このブログのこの記事に書きました。

 

そんな幸せな時間を、コロナが奪ってしまうわけですね(さらに遠い目)

いや、コロナは飲食業界にとっては、本当に、悪夢のような存在だったと思うっす・・・

食事の際に感染が広がる、ということで、飲食業界は大ダメージを受けたわけです。

まあ、国からの補助金が出て、むしろ儲かった、なんて話も聞きはしましたが(遠い目)

 

立川の音楽居酒屋「農家」にも、コロナは大変な打撃をあたえました。

というのは、農家の常連さん(農民)の平均年齢は、かなり高齢・・・(遠い目)

当時60代の方が大半で、中には70代の方も、ちらほら・・・

ということは、まだ毒性が強かったころのコロナに感染すると、命にかかわる(絶句)

 

 

特に、

志村けんさんが、亡くなったショックは大きかったのです・・・(絶句)

 

それまでは、

ただの風邪みたいなもんよ~。

とうそぶいていた農民さんたちも、あまりのショックで、完全自粛モード。

もちろん、それはそれで良いことなんだけども・・・

ライブ・ハウスとしては、営業を続けていくのが大変厳しい状況に・・・

 

ある時に、農家の女将さんが、

HELP!

という内容のブログを書かれた時には、あわてて店に行って、お酒を飲んだりしました。

少しでも売り上げに貢献しないと、本当にまずいと思ったわけですね。

 

 

さらに、

農家の女将さんTシャツも購入しましたよ!

そして、それを店長にプレゼントしたら、大喜びしまして(笑)

とっても良い生地だよ。

このシャツ、着心地がいい!!

ということで、店長にとって大切なTシャツになってます。

 

でもまあ、そのくらいのことをしたからといっても、お店の経営にとっては、

焼け石に水

という感じでして(号泣)

 

あえなく、2020年11月22日をもって、

閉店

ということになってしまったのでした。

 

農家の女将さんは、その後しばらくして、青梅線の牛浜駅の近くに、新しい「農家」をオープンされることになります。

ただ、そこはマイクやアンプを使うことができない場所なので、おいらたちのホームとして演奏するわけにはいきません・・・(涙目)

 

そしてこれが、おいらたちの「農家」での最後の演奏ですわ。

Rockin' in the free world アップルビデオ高津店 2020 立川農家

こうして、うちのバンドにとっての、ひとつの時代が終わってしまったのです・・・(遠い目)

 

でも、後ろを振り返ってばかりいても、仕方がありませんからね。

おいらたちは、前に進んでいくことになります。

 

というわけで、以下次号じゃ!!


バンドの歴史77(コロナの緊急事態)

2024年12月21日 12時21分42秒 | バンドの歴史

さて、いよいよ2020年の1月・・・

上の写真は、中断前の最後のホット・ロッキン・ナイト(冬)の写真ですね。

この頃に、中国の武漢近辺で、新型のコロナ・ウィルスが流行・・・

日本に入ってくるのも、時間の問題、という感じになってきます。

ただ、そのころは、遠い中国での出来事に過ぎないと思ってまして。

この後、数年間、あんなにも不自由な思いをすることになるとは、誰も思ってませんでしたな(遠い目)

 

2020年4月、ついに緊急事態宣言が出されることになります。

そして、居酒屋、ライブ・ハウス、カラオケ、などが、まるで悪の権化のような取り扱いをされて・・・

音楽を楽しむ人たちにとっては、氷河期のような時代がやってきたのですわ(遠い目)

 

うちのバンドも、もちろん、緊急事態宣言が出されてからは、休眠に入ることになります。

とは言っても、緊急事態宣言がずーーーーっと出ているわけではありませんからね(苦笑)

コロナがおさまったタイミングには、ちゃんと活動もするわけです。

 

店長は、

バンドはね、休眠しない方が良いからね。

ちょっとずつでいいから、活動は続けよう。

という考え方を持っていて、確かにそれはその通りだと、おいらは思ったわけですな。

1度休眠(活動停止)してしまうと、いろんなものが失われて、取り戻すのにすごく大きな力が必要になりますからね。

 

だから2020年から、2023年くらいまでは、コロナの合間を縫って活動していましたわ。

 

おいらと店長は、コロナに関しては、

屋外で、距離を取れば、大丈夫!

という考え方だったので、

 

 

当然のように、

工場の裏(苦笑)

 

とか、

橋の下(爆笑)

で練習を兼ねて、路上ライブをやったりします。

 

これは、なんだかんだ言っても、楽しい思い出になりましたな。

VROOOMが自粛している間に、リズム感を鍛えよう!

という目標の元に、足でリズムを取りながら演奏する、ということにチャレンジしたのもこの時。

 

 

そのためだけに、フット・パーカッションを購入したりもしましたぞ(鼻息)

考えてみれば、コロナ期間中に、リズム感を鍛えられて、本当に良かったかも。

 

もちろん、自粛すべき時には自粛するけども、それで何もかもあきらめるのは、精神衛生上よくない。

楽しむべき時には楽しまなくちゃ。

 

 

そして、いつもの場所で路上ライブをやっていたら、急な雨に降られた時の写真が、

これですね。

あわてて、近くのお店の軒先に逃げ込む始末。

これも、今となっては、楽しかった思い出ですな(笑)

 

こうして、おいらと店長は、できる限り練習を重ねたわけですわ。

考えてみると、この時においらは、ヴァン・モリソン

「ムーンダンス」

を、ウォーキング・ベースを弾きながら歌うことに挑戦したのでしたな(遠い目)

あれは本当に、良い練習になりました。

というか、それ以降、ベースっぽいフレーズを弾きながら歌うのが楽しくなりましたわ。

 

 

店長と2人で、工場裏で演奏したのが、まさにその曲でした。

Moondance アップルビデオ高津店 2021 工場裏

うわあ、懐かしいなあ(遠い目)

 

この場所は、Amazonの工場の裏手に当たる場所でして、一応、道があるんですが。

ほとんど人通りがありません(笑)

だけど、たまたま、この曲を演奏している時に、通行人が来て。

おいらたちが演奏しているの見て、しかもビデオに録画しているのを見て、

曲が終わるまで待ってくださったのが印象的でしたな(陳謝)

 

多摩川にかかる橋の下で演奏した時も、近くのコートで部活動をやっていた高校生がやってきて。

いいですね~。ぼく、音楽好きなんですよ~。

と話しかけてきたのを憶えています。

 

いやあ、今思えば、いろんなところで演奏したんだなあ(遠い目)

 

こうやって、少しずつ、コロナがおさまるのを待っていたわけです。

確かにつらい時期だったとは言えるけども、うちのバンドの3人は、コロナによって職を失うことがなかったので。

それだけは、大変ありがたい事でした(感謝)

 

でも、コロナはいろんなところに爪痕を残しましたからね・・・

次回、コロナによって、うちのバンドのホームが無くなったことを書かなければならんですな(しんみり)

 

というわけで、以下次号じゃ!!