林檎の唄 ~ アップルビデオ高津店オフィシャルブログ

アコースティック・バンド「アップルビデオ高津店」
火曜に店長、木曜にVROOOM、土曜につぁんが投稿します。

バンドの歴史73(バンド冥利に尽きる)

2024年11月23日 13時08分27秒 | バンドの歴史

みなさま、お元気でございましょうかな?

もはや、季節は完全に冬でございますな。

うちのバンドは路上ライブ専門のバンドですから、冬はもちろん、冬眠してます(うそ)

いや、冬の間に練習を積み重ねて、春を待っているわけです。

そう、できることからコツコツと!

 

さて、それはともかく、そういう地道な努力が、実を結ぶ瞬間というのが、来るものなんですね(涙目)

いや、もう、いきなり涙目になってますけども・・・

冒頭の写真は、2019年7月のホット・ロッキン・ナイトの演奏中のものです。

おいらたちの周りに、多くの音楽仲間が集まって、踊ってくれていますね(号泣)

 

この時の感動を語らないわけにはいかないでしょう。

 

というわけで、この時のライブについて、振り返ってみることにしましょう。

 

そもそも、ホット・ロッキン・ナイトというイベントは、うちのバンドが再結成することになった、きっかけのイベントです。

2012年の夏に、イベントの主催者である、はぎさんから、おいらにオファーが来たのです。

その時のことは、この記事に詳しく書いています。

 

そして、それ以降、コロナによる中断などもはさみつつ、10年以上にわたって、おいらたちは出演し続けているわけです。

だから、うちのバンドにとっては、晴れ舞台、大変思い入れの強いイベントと言っていいでしょうな。

 

ただ、このイベントは、基本的にはエレキ・ギターでガンガン鳴らす、ハード・ロックが主流のイベントなんです。

もちろん、そうじゃない音楽が演奏されるときもありますが、それはいつも少数派

とにかく、激しくロックするのが、このイベントの醍醐味なわけです。

そんな中、うちのバンドは、アコギ2本とカホンという編成の、完全アコースティック。

はい、完全に、刺身のツマです(自虐笑)

 

うちのライバル・バンド(ということになっている)「アメリカン・パイ」は初期のころはアコースティックでしたが、

ここ最近は、完全にエレキ化しました(讃嘆)

これがまあ、カッコいいから、全然いいんですけども、それによって、うちのバンドはさらに孤立(苦笑)

本当に「我が道をゆく」状態が続いていたわけです。

 

VROOOMなんかも、

うちは所詮、アコギ・バンドだからな、ホット・ロッキンじゃ、肩身が狭いぜ。

なーんていうボヤキまで飛び出す始末。

 

 

そういう状態でも、ずっと出演させてもらってたわけですよ。

それだけでも、

感謝感激雨あられ

だというのに。

 

この年のホット・ロッキン・ナイトでは、2日開催のうち、1日目のトリに任命されたのですよ。

これは、驚愕の出来事でしたわ(絶句)

アコギ・バンドが、1日目のトリになるなんて・・・

 

 

そんな嬉しさと重圧の中、なんとか最後の曲の演奏に入ったところ、

こんなことになったのですわ(さらに絶句)

ステージにこんなに人が上がってきて、いっしょに踊ってくれるなんて(再び号泣)

おいらの右側で、観客を呼びこんでいるのが、主催者のはぎさんです。

その他にも、今年(2024年)の夏のホット・ロッキン・ナイトで共演させていただいた、ちいさんの姿も見えますね。

まさに、うちのバンドの音楽仲間、と言っていい人たちばかりですね。

アコースティックで地味なバンドだけど、ちまちまと頑張っていて良かった(遠い目)

 

 

こういう出来事があると、

バンドやっててよかった、さらにがんばるぞ。

という気持ちになれますな。

 

 

ホット・ロッキン・ナイトにおいても、かなりの古株になってきましたからね。

アコギ・バンドとしての認知度も上がってきたはずですし(ニヤリ)

このバンドを再結成して、10年以上活動しているわけですが。

まだまだ、頑張り続けるつもりですぞ。

 

というわけで、以下次号じゃ。


バンドの歴史72(ハウリングの恐怖)

2024年11月16日 17時36分46秒 | バンドの歴史

さて、みなさま、お元気でいらっしゃいますかな?

どんどん季節も移り変わって、もう、冬ですな・・・

今年もそろそろ終わると思うと、感慨深いものがありますわ。

 

今日、今年最後の路上ライブをやろうと思ってますよ~。

だんだん寒くなってきたから、今日あたりが限界かなと・・・

 

 

さてそれはともかく、前回は、おいらの口の中の血豆について語りましたな。

冒頭の写真は、まさにその時の、ホット・ロッキン・ナイトの演奏中のものです。

そう、この時のおいらの口の中は大怪我していて、痛い痛い痛い・・・

痛みを我慢しつつ、歌っているわけですな(遠い目)

 

そう、この時のライブは、おいらの口の中の怪我もありましたが、

それ以外にも問題があったのです。

それこそ、アコースティック・ギターでライブをやる時の最大の懸念事項である

ハウリング

が発生したのですわ。

 

これには、ちゃんとした、わかりやすい理由がありました。

それは、店長が新しく購入した、

ブリードラブ

ギターのせいです(きっぱり)

 

というのは、これより以前、うちのバンドはハウリングをしたことがなかったんです。

そう、店長がオベーションのギターを使っていたからですね。

それが、ブリードラブのギターにしたとたんに、ハウリングが起こったのです。

 

で、これはよく考えてみれば、当然のことなのです。

 

 

もう一度、その時の写真を見てみましょう。

はい、店長のギターのサウンドホールに、

フタがしてありませんね!

これが、ハウリングの原因だったのです。

 

ハウリングというのは、

マイクで拾った音を増幅してスピーカーから出して、それをまたマイクで拾って・・・

という悪循環で、制御しきれないほどの音量になった時に起こる現象なのです。

 

これをギターの場合で考えると、

モニターから出てきた音が、ギターに当たって、ギターを振動させることによって、ハウリングする。

ということになります。

 

 

ギターの場合だと、音を拾う手段(ピックアップ)は、大きく分けて、3つあります。

弦の振動だけを拾う、マグネチック・ピックアップ

弦とボディの振動を拾う、ピエゾ・ピックアップ

弦とボディと周囲の空気の振動を拾う、マイク型ピックアップ

そう、こういう風に考えてみると、どのピックアップがハウリングしやすいかは一目瞭然ですね。

 

マグネチック < ピエゾ < マイク型

 

の順番で、ハウリングしやすくなるわけですな。

 

おいらが使っているギターは、マグネチック・ピックアップなので、ほとんどハウリングしません。

店長が使っているギター(ブリードラブ)は、ピエゾ・ピックアップです。

オベーションのギターも、ピエゾ・ピックアップだったのですが、ボディが小さいからハウリングしなかったのです。

ところが、ブリードラブは、オベーションの倍くらいの体積がありそうですからね・・・

もちろん、そのおかげで、生音が素晴らしく鳴るんですが、その分、ハウリングの危険性も高まるわけですわ。

 

なので、ホット・ロッキン・ナイトの会場のような、大きな会場だと、ハウリングしてしまったわけです。

 

んで、1度ハウリングしてしまうと、PAさんが慎重になりますからね。

モニターの音量が小さく抑えられてしまうことになります。

そうすると、自分たちが出している音が、自分たちで聞き取りにくいことになるわけです。

ものすごく、演奏しにくくなります・・・

 

 

でも、これの解決策は、仕組みを理解すれば、とっても簡単。

店長のギターのサウンドホールにフタをすればいいんです。

そうすれば、モニターの音がギターの内部に入ることがなくなる。

大きな会場でアコギを使う、多くのアーティストが、そうしていますよね。

 

 

事実としてこの後、うちのバンドは何度もホット・ロッキン・ナイトに参加しましたが、

2度とハウリングしませんでした。

これは、2019年7月のホット・ロッキン・ナイトの写真です。

店長のギターをよく見てください。

サウンド・ホールに、黒いフタがしてありますね。

まあ、たぶん、これが一番手軽で、効果の高い手段だったと思いますわ。

 

店長は、ギター関係には、とにかくこだわりの強い人なので、

サウンド・ホールにフタをしましょう!

と言うのは、ちょいと気が引けたんですが、すんなりとOKしてくれたんで、楽なもんでした(大笑)

 

なので、うちのバンドは、大きな会場に出演する時には、

店長のギターにフタをする。

ということが、決まりごとになったのです。

こうやって、いろんなちっちゃい問題を、片づけてきたわけですね(遠い目)

 

まあ、とは言っても、うちのバンドが大きな会場に出演するのなんて、

ホット・ロッキン・ナイトだけ

なんですけどね(爆笑)

 

 

というわけで、以下次号じゃ!!


バンドの歴史71(ライブ前にカツカレーは禁止)

2024年11月09日 05時21分19秒 | バンドの歴史

さて、いよいよ、この事件について、正式に記録すべき時が来ましたか・・・(遠い目)

これは、本当に、つらく、悲しい事件なのです(苦笑)

おいらの苦しみを理解してくれる人が少ないのが、さらに、つらい(大苦笑)

 

 

冒頭の写真は、2019年の1月、初めて行われた

冬のホット・ロッキン・ナイト

に参加した時のものですね。

場所は、王子の「COCO壱番屋」でございます。

 

 

注目すべきなのは、画面右側に置いてある、おいらが注文したカレーですわ。

はい、カツ(揚げ物)が乗っていますよね・・・(遠い目)

 

 

そう、この写真を撮影した直後に、おいらはそのカツを口に入れて、口の中に、

大きな血豆

ができます(驚愕)

 

 

いや、これ、本当につらくて、しかもこの時の血豆は特大級でして。

ライブの直前だったということもあってか、おいらは、茫然自失

 

おいらは、ここ最近は減りましたが、何度も、こうなったことがあります。

こういう症状を抱えていて、困っている人も多いはず。

 

すると、

こんな記事を見つけました!

これです、まさにこれ!!

やっと、おいらが長年悩まされていたことを、わかりやすく解説してくれる人を見つけられた(感動)

いやあ、本当に、これなんですよ、ライブの直前に、口の中に血豆ができたんです。

 

 

おいらもこの症状に長年悩まされていますからね。

対処の仕方は自分なりに分かってます。

この記事にもあったとおり、爪楊枝で、血豆をつぶします

 

ホット・ロッキン・ナイトの会場である、王子のライブ・ハウス

MONSTAR

トイレで苦悶する、おいら(滂沱の涙)

 

 

しかも、そのことは、バンドのメンバーにも言えず・・・

そりゃ「ライブ前に何やってんだ」って話になりますからねえ(遠い目)

孤独な闘い

だったのです・・・

 

 

そして、口の痛みに耐えて、何とかライブを終わらせた後に、

実は、あの時、カツカレーで、口を・・・

と説明したら、店長は大笑いVROOOMは不思議がる

 

え? ほんとに? カツで口の中を大怪我? うそだろ~(爆笑)

 

え? どうやったらそんなことになるの? どういう仕組み?

 

二人のその時の反応は、よーっく憶えております(遠い目)

 

いやあ、本当に、カツカレーで、口の中を大怪我したんだよ~。

と説明してみても、うちのバンド・メンバーは、口の中に血豆ができたことがないらしく・・・

ただただ、笑われるか、不思議がられるだけ。

 

まあ、何にせよ、この事件以後、ライブ前に食事をするときには、

必ずこの件が持ち出されるようになりました(遠い目)

 

よって、おいらは、

ライブ前には、揚げ物禁止!!

ということになってしまったのですね・・・

 

いやあ、実際のところ、この症状は、ほんとにつらくて。

揚げ物を食べた瞬間に、

やっちゃったな

というのがわかるんですわ(滂沱の涙)

 

そして、口の中で、血豆が、

どんどんどんどんどんどん大きくなるのです(泣)

 

 

うーん、抜本的な解決方法は、

無い

というか、

注意して食べる

ということしかないのがつらい(大泣き)

 

 

揚げ物だけが出た時には、おいらも用心深くなっているから、なんとか対応できるんですが。

天ぷらそば

とか

カツカレー

みたいに、何かの上に揚げ物が乗っているときには、油断してしまうんだよな~(遠い目)

 

とにかく、みなさまも口の中に血豆ができないように、揚げ物にはご注意くだされ(苦笑)

 

というわけで、以下次号じゃ!!


バンドの歴史70(スキャロップド加工)

2024年11月02日 06時59分35秒 | バンドの歴史

みなさま、お元気でございましょうか??

どんどん季節が移り変わって、まるで走馬灯のようですわ(遠い目)

年をとってから、どんどん時間の流れが速くなっているような気がする・・・

 

まあ、それはともかく、前回は、店長が新しいギターを買った、というところまで語りました。

ところが、それだけでは、店長の本領は発揮されないわけですよ。

 

そう、表題にもあるとおり、

スキャロップド加工

されていないギターだと、店長にとっては弾きにくいギターになってしまうのです。

 

スキャロップド加工というのは、イングヴェイ・マルムスティーンや、リッチー・ブラックモアのギターに、その加工がなされていることで有名ですね。

店長はイングヴェイ・マルムスティーンにあこがれて、ギタリストを目指したわけですからな。

当然、使用するギターについても、大きな影響を受けています。

 

 

んで、スキャロップド加工とは何かと言うと、

こんなふうに、指板をえぐり取る加工のことです。

こうすることで、小さな力で弦をフレッドに押し付けることができるわけです。

よって、速弾きをする場合には、大変やりやすくなるわけですな。

 

店長はここ最近、あまり速弾きはやらなくなっていますが、

というか、アコギの12弦ギターですからね、そもそも速弾きには全然向いていませんし(笑)

 

 

それでも店長がスキャロップド加工にこだわるのは、

きれいな音が出せるから

ということのようです。

 

 

つまり、指板がえぐられていることによって、弦がしっかりとフレットに押し付けられるので、澄んだ音が出せるということなわけですな。

店長は何よりもギターの鳴り、音にこだわる男ですからね。

ギター本体のヴォリューム・ノブは、最大じゃないと嫌だし。

ピッキングを弱くして、音量を下げることも、好きじゃないです(苦笑)

 

昔は、音楽的に必要だと思われる場面でも、ピッキングを弱めることを嫌がりましたからね~。

筋金入りの、フォルテシモ演奏家です(笑)

 

 

そう、そんな店長からしたら、弦の押さえが足らなくて、濁った音が出るなんて、言語道断!

 

 

というわけで、店長のメイン・ギターにするからには、

このブリードラブの12弦ギターを、スキャロップド加工する必要があるわけです。

 

 

 

で、誰がやるの?

 

 

 

 

そりゃ、VROOOMでしょ(爆笑)

 

 

 

 

この、スキャロップド加工というのは、指板をすべて、なめらかにえぐり取るわけですからね。

しかも、フレットとフレットの間の長さは、全て違います。

つまり、一様に削り取ることはできませんから、すべて細かく調整する必要があります。

業者だと、うん万円の工賃がかかる、かなり大規模な作業なのです。

 

 

VROOOM曰く、

この作業だけは、もうやりたくねえ!

というほどの、とんでもない作業を、

正月三が日

やってもらいました(爆笑)

 

 

 

というわけで、

VROOOMから店長に引き渡されるブリードラブ。

 

いやあ、店長の満面の笑みがたまりませんなあ~(遠い目)

 

 

そして、その出来具合を、

確認して、さらに喜ぶ店長!!

 

 

考えてみれば、この時から、店長のブリードラブ時代が始まったのか~(遠い目)

今となっては、店長がブリードラブを弾いていない姿を想像することもできませんが。

このギターは、本当に、店長にマッチしているよな~(讃嘆)

 

 

しばらく前に、店長と2人でカラオケで練習したんですが。

アンプを使わないで、生音で練習したら、店長のギターの音量が

おいらのリゾネーター・ギターにも負けないどころか、勝っているぐらいで・・・

すごく、びっくりしましたわ。

リゾネーター・ギターは、音量を上げるために設計されたものですからね。

それを凌駕するほどの音量・・・いくら12弦ギターだからといっても・・・

いやあ、素晴らしいギターであることは、間違いないと思うっす。

 

 

もちろん、使っていれば、傷んでいくのは仕方ない事。

これ以後(6年くらい)使い倒したわけですから。

ボディが削れたり、ジャックが傷んでノイズが出たりしておりますが。

メンテナンスしながら、まだまだ使えるはずですぞっ(鼻息)

 

 

というわけで、以下次号じゃ!


バンドの歴史69(試奏の旅・後編)

2024年10月26日 14時17分57秒 | バンドの歴史

みなさま、お元気でございましょうか??

なんと、今年も終わりに近づいてますよ・・・まじか、あっという間だったな(遠い目)

今年のうちにできることは、今年のうちにやっておかねばっ!

 

 

さてそれはともかく、いよいよ、試奏の旅の後編です。

前回、試奏の旅に行って、たくさんの12弦ギターを試奏したけど、

店長が「買いたい」と言うギターは無かった

というところまで書きましたな。

 

ところが実は、店長の頭の中には、

このギターが欲しい・・・

という思いがあったのですわ。

 

それは、試奏の旅が終わって、いつものようにカラオケで練習して、

VROOOM宅に集まって、ミーティング(飲み会)をしていた時に、店長が、

いや、実は、試奏の旅の時に弾いたギターでさ・・・

ブリードラブ

っていうメーカーのギターが有ったじゃん。

と言いだしたのです。

そう、店長は試奏の旅が終わった後も、そのギターのことが忘れられなかったらしいのです。

そして、その楽器屋に行って確認してみたところ、まだ売れていないとのこと。

つまり、現物はまだ有るわけですね、買おうと思えば買えるわけです。

 

これは、買わせるしかない!!

おいらはそう思いましたね(鼻息)

 

当時、店長は毎日ギリギリの生活をしていて、まとまったお金なんてあるはずもなく。

ひとまずおいらが立て替えて、後からローンで、店長に払ってもらう。

 

もちろん、金利は0じゃ、店長とおいらの仲ですからね。

 

それで、またそのお店(お茶の水)に行って、無事に購入。

 

 

それが冒頭の

この写真ですね。

店長の顔がうれしそうですな~(笑)

 

 

というか、定価が7万円だったので、そんな大げさなものじゃなかったんですけども(汗)

考えてみれば、ここ最近、どんどん物価が上がっているから、今じゃこんな値段で買えなかったでしょうね(遠い目)

 

 

それでも、きちんと、

借用書をつくって、サインしてもらいました(笑)

店長はこの後、数年かけて、毎月3000円ずつ、しっかりと返済してくれましたわ。

 

 

んで、そのギターが、

このギターですね!!

いやあ、ヘッドの形状がカッコいいなあ~。

今ではすっかり見慣れて、店長のメインギターとして定着していますが。

 

このギターを、店長がものすごーく気に入って、それこそ本当に、

唯一無二の愛器

になるとは、この時はまだ想像していませんでしたわ。

 

この時はブリードラブというメーカーについてはほとんど知らなかったんですけども。

調べれば調べるほど、このメーカーの素晴らしさがわかったのです。

今では超高級なギターばかりを作っているメーカーになってますね。

 

 

このギターの素晴らしいところは、いくつかあるんですが、列挙すると

 

 

1、生音が素晴らしい。

これは、本当にもう、圧倒的ですな。

ボディがとても大きいので、その分、低音から高音まで、ガンガンに鳴ります。

新しい弦に張り替えて、店長がじゃらーんと鳴らした時の音は、たまらないものがありますぞ。

 

 

2、ブリッジが浮くことがない。

普通のアコギの場合、弦を張りっぱなしにしていたり、長く使っていたりすると、

弦の張力に負けて、ブリッジが浮いてしまうことがよくあります。

そうなってしまうと、致命傷だったりします・・・

 

ところが、ブリードラブ独自の設計で、

ボディの中に、ブリッジを裏から支える構造

というのがありまして、このギターもそれがついています。

なので、ブリッジの強度がそうとう上がっているのです。

12弦ギターは、弦の数が倍ですからね、その分、強い力がかかるはずです。

でも、これなら、安心して弾きまくれますな(ニヤリ)

 

 

3,使っている人を見たことがない。

いや、まあ、12弦ギターをメインで弾いている人がほとんどいないんですが・・・

これが6弦だったとしても、ブリードラブのギターを弾いている人も見たことがないです。

マーチンとか、テイラーとか、ギブソンなら、それこそたくさん見かけますけども。

おいらが知っている限り、店長と全く同じギターを使っている人は、

ピンク・フロイドのカバー・バンドの「エコーズ」のギタリストだけです。

この件を見つけた時は驚いてしまって、バンドの飲み会ですぐに話のタネにしました。

それぐらい、珍しいギターだということですね。

そう、珍しいということは、それだけで力になりますからね。

 

こうして、店長は新しい、素晴らしいメイン・ギターを手に入れることができたのです。

ただ、店長の場合、新しいギターを購入しただけでは、本領発揮できないのですわ。

 

そう、イングヴェイ・マルムスティーンやリッチー・ブラックモアみたいに、指板を、

スキャロップド加工

しなければならんのです・・・(ため息)

 

というわけで、以下次号じゃ。


バンドの歴史68(試奏の旅・前編)

2024年10月19日 07時48分49秒 | バンドの歴史

みなさま、お元気でございましょうか?

だんだん、秋も深まっていく感じで、あの暑さから解放されたと思うと、うれしいですね。

いやあ、若いころ、夏は好きな季節だったんだけどなあ(遠い目)

ここ数年の、殺人的な暑さにやられて、どんどん夏が嫌いになっていっておりまする。

 

それはともかく、いよいよ「試奏の旅」について書く時が来ましたな。

冒頭の写真は、2018年9月の連休、場所は池袋の西口、芸術劇場の前です。

そう、うちのバンドが30年くらい前に、路上ライブをやっていた思い出の場所ですね。

 

この「試奏の旅」の時、うちのバンド3人で、いろんな楽器店を回って、

12弦ギターを、それこそ試奏しまくったわけですが。

 

 

なぜ、そういうことをしようという話になったかというと、

このギターが関わってきます(笑)

オベーションのダブルネック・ギターですね。

 

 

おいらがVROOOM宅に泊まりに行って、酒を飲んで、いろいろ話している時に、

店長がダブルネック・ギターを使うというのはどうだ?

という話で大いに盛り上がりまして。

 

 

というのは、

店長が当時使っていたのが、オベーションのギターだったからですね。

 

これをダブルネックにしたら、いろいろ幅が広がるんじゃないかと思ったわけですね。

 

 

VROOOMも、

見た目が最高だよな!

持ち運びは不便だろうけどさ(笑)

と大いに乗り気になったのですわ。

 

 

んで、2人で店長に、

ダブルネック・ギターを買ってくれ。

というお願い?おススメ?をしたわけです。

 

店長は、

ダブルネック・ギターなんていらないよぉ~。

弾きにくそうだし、12弦だけでいいし~。

などと言っていたのですが(笑)

そこを押し切って、とりあえず試奏だけでもしてみよう、ということになったのです。

 

そうなると、ダブルネック・ギターだけを試奏して終わるのも、もったいない話ですからね。

おいらが調べまくって、都内の楽器屋にある12弦ギターをピックアップして、

そのうちの5本くらいを店長に試奏してもらう、「試奏の旅」を企画したのです。

 

結果的に、これはとても楽しい旅になったと同時に、

店長が新しいメイン・ギターを発見

するという、うちのバンドにとって、とても意義あるものになったのです。

 

 

旅の最初にダブルネック・ギターを試奏した店長は、

これは、ぜんぜん無理、俺には合わないな~(苦笑)

 

と、宣言したので、ダブルネック・ギター購入作戦は失敗(当然)

 

というわけで、それからは、12弦ギターをたくさん弾いてまわることになりましたわ。

 

まずは、テイラーのギターを弾いて、大感動。

いやあ、やっぱり、テイラーは素晴らしい。

でも高い・・・(遠い目)

 

もちろん、マーチンの12弦ギターも弾きました。

これも、なかなか素晴らしかったけれども、店長のお気にはめさず。

 

さらにさらに、ヤイリのギターも弾いたし、グレッチのギターも、

フェンダーのギターも、とにかくありとあらゆるメーカーの12弦ギターを弾いたのです。

 

しかし、店長がはっきりと「これが欲しい」というギターは見つからず。

 

うーん、今回の試奏の旅は、楽しかった、ということだけでよしとしようか。

ということで、その日は終わりにしたのですが・・・

 

実は店長の中では、たくさん弾いた12弦ギターのうちで、

これを買うしかない・・・かも!?

と思うほど、気になったギターが存在していたのです。

 

 

これこそまさに、

運命の出会い!

と言っていいんじゃないかなと(鼻息)

 

詳細については、以下次号じゃ!!


バンドの歴史67(毎日弾くのが1番)

2024年10月12日 05時15分18秒 | バンドの歴史

みなさま、お元気で過ごしていらっしゃいますかな?

長くて苦しい夏が終わって、やっと涼しい秋がきましたなあ(遠い目)

でも、東京は何か、雨ばっかり・・・ぜんぜんスッキリしませんなあ。

 

さて、バンドの歴史を振り返りながら、我々の悪戦苦闘を記録していくこのシリーズ。

 

時計の針を2017年の4月あたりに戻しましょうか。

というのも、その頃に、冒頭の写真にあるとおり、

職場練習用のギター

を購入したからですわ。

 

今思い返してみると、職場で練習できるようにしたのは、とても意義があったと思うのです。

 

これはおいらの仕事の特性なんですが、

休憩時間・待ち時間がわりとある

という仕事なのです。

 

 

もちろん、この時期よりも前にも、職場で空き時間に練習をしていたのですが。

 

その時は、

こんな小さなギターを使っておりました。

いや、さすがに職場に堂々と大きなギターを持っていくのは、当時のおいらは気が引けたんですね(案外まとも・笑)

なので、このミニ・ギターを職場のロッカーに隠しておいて、空き時間の時に弾いていたんですが。

 

やっぱりミニ・ギターだから、無理な体勢でギターを弾くことになってしまったみたいで、

四十肩

ものすごーくひどくなって、泣きそうになったんですわ。

 

なもんで、冒頭の、普通の大きさのリゾネーター・ギターを購入したわけです。

この頃になると、おいらもだいぶ図太くなってまして、職場の片隅に、このギターを常備しておいて。

空き時間の度に、人目につかない所に隠れて練習するようになったわけです。

 

このギターは2万円もしないくらいの、かなりなパチモンでございまして(苦笑)

音は安っぽい

カッタウェイが無い

という悲しいギターですが、四十肩にならずに練習できるだけでマシ。

ということにして、毎日空き時間の度に、このギターを弾いておりました。

 

数年後に、たまたま職場の同僚の1人が、

ギターを始めたい

と言いだしたので、このギターはその同僚にプレゼントしました。

 

 

そしてもちろん、新しく、職場練習用のギターとして、

このギター(真ん中)を購入しましたよっ(鼻息)

(左がジャム・セッション用、右がメイン・ギター)

 

今度は、ピックアップもついているし、カッタウェイまであります。

ちょいと小型なんですが、演奏フォームがくずれるほどではない。

音量は、生音でも十分大きな音なんで、楽しく弾けます!

 

んで、ギターは変わりつつも、ずーっと、職場の空き時間に練習しましたけど。

 

ものすごく効果があったと思いますわ(達成感)

 

やっぱり、

楽器は長い時間練習していて、悪いことはほとんどない。

ということなんですわ、だから、出来る限り楽器に触れていた方がいい。

 

それは間違いないんですが、実際、ハードルが高いですよね。

本当に楽器が好きな人じゃないと、長続きしません・・・(遠い目)

 

というわけで、大切な事として、

 

1、環境整備する!

そう、その楽器を弾きたいと思ったら、すぐに弾けるようにするわけですね。

具体的には、

場所を用意する。

楽器を用意する。

これをしておくことが大切ですね。

んで、おいらの場合は、そこにMDデッキを置いて、いつでも好きな音楽をかけられるようにする。

その音楽に合わせて、ギターを弾く、というのがお気に入りの練習方法ですわ。

 

2,生活習慣に組み込む!

おいらの場合には、職場にその環境を作ったので。

職場で息抜きをしたい時には、必ずギターを弾くようにしてます。

これ、自宅だったら、他にもいろいろな息抜き要素があるので、あまり楽器にさわらないんですよ(経験による)

 

3,目標のライブがあるようにする!

やっぱり、本番がないとモチベーションが保てませんからね。

できるかぎり、目先にライブの本番があるように、スケジュールを立てることです。

いやあ、農家の歌会とか、ホット・ロッキン・ナイトとか、路上ライブとか、

そういうののおかげで、バンドの再結成以後は、ずっとわくわくして過ごせたなあ(遠い目)

 

楽器演奏で上達したい人、以上の方法は、とても良いので、おススメですぞ!

 

というわけで、以下次号じゃ!!


バンドの歴史66(ガラス製のスライド・バー)

2024年10月05日 06時36分31秒 | バンドの歴史

みなさま、お元気でしょうかな?

秋はやっぱりいい季節!

どんどん涼しくなって、気持ち良い風が吹くし、食べ物はうまいし。

秋は別れの季節、なんて言ったりもしますが、それは若い人の恋愛の話。

おいらたちには、なーんも関係が無かったりしますわ(苦笑)

 

それはともかく、冒頭の写真は、おいらが2017年3月の時点で、持っていたスライド・バーですね。

陶器製のものが1つありますが(右から2番目の白いもの)他はすべて、金属製のものですな。

 

そう、おいらは、スライド・バーは金属製のものばかり使っていたのですわ。

それはなぜかというと、

 

1・音がぶっとい。

金属製のスライド・バーで出す音は、力強いんですよ。

ブルースとかロックで、ゴリゴリ演奏したいおいらとしては、金属製が良いのです。

 

2・割れるのがこわい。

ガラス製のスライド・バーは、当然のことながら、落とすと割れる可能性があります。

前に、憂歌団の内田勘太郎が、ガラス製のスライド・バーを愛用していると聞いたことがあって。

その元になる、(昔の)カルピスのビンがどんどん無くなって、困っているらしいと知ったのですよ。

その話を知ってから、ガラス製のスライド・バーは、割れやすいんだなあ、と思ったわけですわ。

これ、ライブの本番とかに割れてしまったら、大事件ですからね・・・(遠い目)

その点、金属製のものは、割れる心配はないですしな(安心)

 

3・透明だから、指が見える(笑)

ガラス製のスライド・バーでも、色付きのものだったらかまわないのですが。

透明のものだと、中の指がそのまま見えてしまうんですね。

いや、そりゃ当たり前なんですけども、なんか、ちょっと、恥ずかしいなあと(大笑)

 

 

というような理由で、おいらはこの時までずっと、ガラス製のスライド・バーを使ってませんでした。

 

 

でも、ある時、雑誌で「自作のスライド・バーを作ろう」という記事を読みます。

これですね(笑)

この記事を読んで、自分のオリジナルのスライド・バーというのも、いいもんだな、と思い始めます。

そして、そんじょそこらのガラス瓶じゃなくて、見るからにガラスが分厚いものを探します。

 

すると、高級ブランデーのビンが、すごくそれに向いているような気がしたのです。

このビンですね(ニヤリ)

首の部分がまっすぐで、かなり長いし、ガラスが分厚いのが一目瞭然!!

これをバンド・メンバーでぐびぐび飲んで、後の加工は、

VROOOMに任せる(爆笑)

なんともお気楽なスライド・バー作りが始まったわけです。

 

ちょいと残念なのは、色付きのビンじゃなくて、透明だったこと。

まあでも、小指が透けて見えて恥ずかしいなんてことは、小さい事として我慢?しましょうか。

 

しかも、こうやってブランデーのビンから作ったわけだから、万が一割れてしまった場合は、

もう1本飲めばいいだけや(爆笑)

なんていう、テキトーなことを考えておりましたけれども。

 

このスライド・バーは職場での練習用として、2017年から、

7年くらい使っているわけですが、

いっこうに割れる気配がありません(鼻息)

 

もちろん、気をつけて取り扱ってはいますが、落としてしまったことも、しばしば。

それでも、ガラスが分厚いおかげか、これまでずっと無事でした。

 

 

VROOOMの造形技術のおかげで、

見た目もカッコよい!

とくに、VROOOMWORKSの刻印は、たまらんですなあ。

 

んで、実際に長く使用してきて思った事として、

ガラス製のスライド・バーの音は、

伸びがあって、繊細できらびやか

だということがわかったんですわ。

 

これは、ブルースとかロックでも、曲によってはマッチするし、

ポップスとかバラードとかでスライドを使う時には、とても良いかも!!

 

ライブの時にも、使い分けたりしたらいいんだろうな、と思っていたんですが。

現場にスライド・バーを2本も持っていくのは、ちょいとめんどいな、と思ってしまいまして。

これまでは、妖怪のパワーを込めた金属製のスライド・バーだけを使ってきましたが。

この記事を書いていて、2つ持って行ってもいいかな、と思い始めましたわ。

 

メロディアスな演奏をしたい時には、ガラス製。

パワフルな演奏をしたい時には、金属製。

 

これからは、スライド・バーを使い分けて、2つの音色を出しますぞっ(鼻息)

 

以下次号じゃ!


バンドの歴史65(エフェクターの迷い道)

2024年09月28日 08時05分07秒 | バンドの歴史

うわあ、こんな目にだけは遭いたくない・・・

というのがあるとしたら、まさに、この写真のような状況でしょうなあ・・・(涙目)

おいらは、ものすごーくメカが苦手、できればエフェクターも触りたくないわけです・・・。

 

こういうのを、

集めて、並べて、その違いを検証して、最善を目指す!

というのを、嬉々として行う方がいることは知っているつもりですが。

 

いやあ、ほんと、心の底から、

尊敬します(滂沱の涙)

 

んで、おいらは2017年の正月休みの1日を、

今日はエフェクターと向き合う日

と決めて、朝から晩まで戦うことにしたのです。

なんだろう、長期休みの宿題に取り掛かるくらいの心の重さでしたなあ(遠い目)

 

 

もちろん、そのために教科書とすべき本も買いましたよ。

これをまず、ゆっくりと読む・・・

なるほど、エフェクターというのは、こういう存在だったのか(ふむふむ)

いやあ、知らないことだらけでした。

 

 

まず、エフェクターをつなぐ順番

これには、いくつかの定石が存在するのですな。

(もちろん、それをあえて無視する、というやり方もあるでしょうが)

 

 

ギターに近い順から、

コンプレッサーなどのダイナミクス系

ディストーションなどの歪み系

コーラスなどのモジュレーション系

ディレイなどの空間系

というのが一般的なようです。

その順番になるのはそれぞれ理由があるのですが、それは煩雑になるのでここには書きませんぞ。

 

 

で、それを元にして、おいらが、

このマルチ・ストンプの中から選んだ6つのエフェクターは、

 

1番目 コンプレッサー

これで、音の粒をそろえたり、サステイン(音の延び)を調整したりします。

 

2番目 イコライザー

低音・中音・高音のバランスを整えます。

 

3番目 コーラス

音の広がりを足して、お風呂場で出しているような音に近づけます。

 

4番目 リバーブ

これもお風呂場の音には必須の要素です。

 

5番目 ディレイ

これはあまり強くかけすぎず、自然なエコーがかかるような感じを目指します。

 

6番目 ブースター

最後にこれを使うことによって、出来上がった音は変えずに、音量だけを上下できるようにします。

 

いや、エフェクターに詳しい人からすれば、あまりに稚拙かもしれませんが、おいらにとっては、これが限界でしたわ(遠い目)

でもまあ、ひとまず、とりあえず、金属製のリゾネーター・ギターの生音のような、お風呂場で出したような音を作ることはできました。

これだけでも、ものすごーく、達成感がありましたぞ(鼻息)

 

これをカラオケ練習に持って行ったとき、店長に褒めてもらったのは嬉しかったですなあ。

 

そうか、つぁんも、

やっと、

ついに、

ようやく、

ギターの音色にこだわりをもつようになったか(感慨深い目)

 

うーん、ここまで言われると、逆にあおられているような気もするが(苦笑)

 

 

というか、エフェクターでの音作りは、こだわりだしたら、いくらでも時間と手間をかけられるんですよ。

 

ほんと、エフェクターの世界は、

巨大な沼

です(涙目)

 

自分自身で、どこかで区切りをつけて、

この件はこれ以上は追求しない!

と決断しないとやめられませんよ・・・

なもんで、おいらは、このエフェクターを買った時に作った音のままで、ずーーーーっと使っています。

 

ただ、このエフェクター、とっても素晴らしいものではありますが、

オクターバー

として使おうと思った時には、うまくいきませんでした。

ギターの音っぽくない、オルガンのような音が足されるので、違和感があったのですわ。

なので、おいらがオクターバーを使って、ベースの役割をするようになるのは、まだまだ先になります。

 

エレキ・ギタリストの方たちは、音作りに相当なエネルギーを費やしてらっしゃるんでしょうなあ。

その点、アコギが中心のうちのバンドは、エフェクターの重要度はかなり下がりますからね。

それでも、時間をかけてエフェクターと向き合ったのは、とても良い経験になりましたわ。

 

この後、店長がブースターを導入したり、おいらがオクターバーを導入したりしますが。

それらの説明については、また次の機会といたしましょう。

 

以下次号じゃ!!

 

 


バンドの歴史64(エフェクターの道)

2024年09月21日 14時43分56秒 | バンドの歴史

みなさま、お元気でございますかな??

暑さ寒さも彼岸までっ!!

ようやく、路上ライブが、やれるかもしれん・・・(鼻息)

でも、なんか、まだ、例年に比べて、暑い気がする。

早く涼しくならないかなあ(遠い目)

 

 

さて、今回語るのは、おいらのエフェクターの話ですわ。

おいらが初めてエフェクターを購入したのは、2017年の1月でしたわ。

そう、ギター歴はかなり長いほうなのに、エフェクターとは、ずっと無縁でした・・・

まあ、ずっとマーチンを生音で弾いていたわけですからね、エフェクターの必要性を感じてなかったわけです。

 

 

 

しかし、このころから、おいらはエフェクターの必要性に気づくことになります。

 

 

というのは、2つの理由があるんですわ。

 

 

 

理由1、バンドでおいらがギター・ソロを取るようになった。

 

これはですねえ、おいらと店長の関係性が変わった、ということなのです。

おいらにとって店長は、ギターの師匠ですからね、絶対的な上下関係があったのです。

なので「うちのバンドでギター・ソロをとるのは店長」という不文律がありました。

まあ、不文律というか、おいらが勝手にそう思っていただけなわけですが(苦笑)

それが、だんだんくずれていった、というのがこの時期なわけです。

そして、ギターソロをとるということは、音量を上げ下げする必要がある、ということになってきます。

 

おいらのメイン・ギターにボリューム・ノブがついていれば、

それでやりくりすることも可能でしょうが・・・

ご覧の通り、何もついていません(笑)

うわ、なつかしい、農家での演奏の画像ですね。

というわけで、エフェクターが必要になった、というわけですね。

 

 

理由2、おいらのメイン・ギターを、アンプにつなぐと、ただのエレキの音がする。

 

「なんのこっちゃ」「何を当たり前のことを言っているんだ?」と思うかもしれませんが、

 

もう一度復習しましょう、おいらのメイン・ギターは、

金属製のリゾネーター・ギターです。

うわ、これもなつかしい、川崎駅前での路上ライブの画像ですね。

そう、このギターの生音は、風呂場で鳴らしているんじゃないか、というくらい独特な音です。

その独特な音が、アンプを通すと、それこそまさに、ただのエレキの音になってしまうのですわ(当然)

これだと、このギターの持ち味が損なわれてしまう・・・というか、弾いていて楽しくない。

なので、このギターの生音に近い音を、エフェクターで作ろう、と考えたわけですわ。

 

 

で、いろいろと調べた結果、

風呂場で鳴らしているような音

を出すためには、リバーブとかコーラスとかディレイなどという、空間系のエフェクターが必要とのこと。

うちのバンドは路上ライブが主戦場ですからね、そんなにたくさんのエフェクターを持ち運べない・・・

 

 

 

というわけで、冒頭の写真、

これの出番になったわけですね!(鼻息)

おいらが持っているモデルは、これとはちょっと色が違いますが、中身はおんなじです。

当時、エフェクターを買ったことがなかったので、どれがいいとか全く分かりませんでしたが。

これは、そうとう使えるエフェクターだと思いますぞ。

結果的には大成功だったと言っていいのではないでしょうか(鼻息)

 

たまたま店長も、VROOOMからもらったZOOMのエフェクターを使っているので。

うちのバンドは、完全にZOOMに依存しておりますな(陶然)

でも、それくらいZOOMのエフェクターは安価なのに、高性能ですわ。

もちろん、デジタルではなく、アナログなエフェクターが最高、と思ってらっしゃる方もいるでしょうが。

いや、もう、なるべく安価で、ちっちゃくて、軽いのが一番いいです(遠い目)

 

 

で、このエフェクターの素晴らしいところは、

何十種類ものエフェクターの中から、最大6つのエフェクターをつなげて音作りができるのです。

これ、可能性としては、ほぼ無限なんじゃないかなと・・・(遠い目)

だって、選んだ6つのエフェクターが、たとえ同じ組み合わせだったとしても、

それをどの順番でつなぐかによって、まったく違う音になるらしいし・・・

 

これはいよいよ、これまで向き合ってこなかった、エフェクターとの戦いが始まる予感がしたのでした・・・

 

というわけで、以下次号ですぞっ!!