みなさま、春爛漫ですな~。
東京は桜も満開、そろそろ散り始めるころですわ。
おいらも元気で頑張っておりますよ~。
さて、前回までに、おいらのギターの問題は、ほぼすべて解決。
今回は、ハーモニカの話をしますよ~。
ブルース・ジャム・セッションにハーモニカを持ち込んで、いろんな曲に合わせて吹いたのは、前にも書きました。
ここで、基本的なことを説明しますと。
ブルースを演奏する場合、その曲のキーとは違うキーのハーモニカを使うのです。
たとえば、Aのブルースを演奏する場合は、Dのハーモニカを使います。
これを「セカンド・ポジション」とか「クロス・ポジション」なんて言ったりします。
そうやって演奏すると、ブルースっぽいフレーズが吹きやすいわけですね。
この場合、ハーモニカの低音部分を、吸ってフレーズをつくる感じになります。
ところがこの吹き方では、うまく演奏できないブルースがあるんですよ。
それが、
マイナー・ブルース
なのです。
そう、短調のブルースで、暗く沈み込むような曲たちですね。
この曲を「セカンド・ポジション」で吹こうと思うと、使えない音が多く出てしまうんです。
なので、
「どの穴でもいいから適当に吹いたり吸ったりしてフレーズをつくる」
という、ハーモニカで最も楽しい演奏の仕方ができないのですわ・・・(遠い目)
そういう場合、多くのハーピストは「サード・ポジション」で演奏します。
これは、Amのブルースを、Gのハーモニカを使って演奏する方法です。
この場合、ハーモニカの高音部分を、吹いてフレーズをつくる感じになります。
独自の味が出て、上手く演奏できれば、とてもカッコいいのですが・・・
この方法を使って演奏する場合も、使えない音が出てしまうのです。
うちのバンドでも、マイナー・ブルースとして、
スリル・イズ・ゴーン
ミッドナイト・ブルース
の2曲をレパートリーに入れています。
この2曲、おいらはとても好きで、演奏する頻度も高いです。
ただ、この2曲にハーモニカを入れるのは、以上のような理由があって、難しかったわけですね。
そんな中、冒頭の写真のように、
おいらが昔買った、リーオスカー・ハーモニカの説明書には、
4つのチューニングがあると書いてあるのですよっ(鼻息)
おいらはギターのチューニングをオープンDに変えてから、ギターを弾くのがすごく楽しくなりました。
自分や、その曲に合ったチューニングに変えることに目覚めたわけですね。
ということは、ハーモニカだってチューニングを変えたモデルを買えばいい!!
そうすれば、これまで吹きにくかったマイナー・ブルースを楽しく、楽に演奏できるかもしれん。
説明書には、さらに・・・
マイナー・ブルースに特化したチューニングがある!!
おおお、かゆい所に手が届くではないか~。
これは買うしかない!!(大鼻息)
でも、そう簡単には買えなかったのです・・・
というわけで、以下次号じゃ!!