みなさま、お元気でございましょうか??
なんと、今年も終わりに近づいてますよ・・・まじか、あっという間だったな(遠い目)
今年のうちにできることは、今年のうちにやっておかねばっ!
さてそれはともかく、いよいよ、試奏の旅の後編です。
前回、試奏の旅に行って、たくさんの12弦ギターを試奏したけど、
店長が「買いたい」と言うギターは無かった
というところまで書きましたな。
ところが実は、店長の頭の中には、
このギターが欲しい・・・
という思いがあったのですわ。
それは、試奏の旅が終わって、いつものようにカラオケで練習して、
VROOOM宅に集まって、ミーティング(飲み会)をしていた時に、店長が、
いや、実は、試奏の旅の時に弾いたギターでさ・・・
ブリードラブ
っていうメーカーのギターが有ったじゃん。
と言いだしたのです。
そう、店長は試奏の旅が終わった後も、そのギターのことが忘れられなかったらしいのです。
そして、その楽器屋に行って確認してみたところ、まだ売れていないとのこと。
つまり、現物はまだ有るわけですね、買おうと思えば買えるわけです。
これは、買わせるしかない!!
おいらはそう思いましたね(鼻息)
当時、店長は毎日ギリギリの生活をしていて、まとまったお金なんてあるはずもなく。
ひとまずおいらが立て替えて、後からローンで、店長に払ってもらう。
もちろん、金利は0じゃ、店長とおいらの仲ですからね。
それで、またそのお店(お茶の水)に行って、無事に購入。
それが冒頭の
この写真ですね。
店長の顔がうれしそうですな~(笑)
というか、定価が7万円だったので、そんな大げさなものじゃなかったんですけども(汗)
考えてみれば、ここ最近、どんどん物価が上がっているから、今じゃこんな値段で買えなかったでしょうね(遠い目)
それでも、きちんと、
借用書をつくって、サインしてもらいました(笑)
店長はこの後、数年かけて、毎月3000円ずつ、しっかりと返済してくれましたわ。
んで、そのギターが、
このギターですね!!
いやあ、ヘッドの形状がカッコいいなあ~。
今ではすっかり見慣れて、店長のメインギターとして定着していますが。
このギターを、店長がものすごーく気に入って、それこそ本当に、
唯一無二の愛器
になるとは、この時はまだ想像していませんでしたわ。
この時はブリードラブというメーカーについてはほとんど知らなかったんですけども。
調べれば調べるほど、このメーカーの素晴らしさがわかったのです。
今では超高級なギターばかりを作っているメーカーになってますね。
このギターの素晴らしいところは、いくつかあるんですが、列挙すると
1、生音が素晴らしい。
これは、本当にもう、圧倒的ですな。
ボディがとても大きいので、その分、低音から高音まで、ガンガンに鳴ります。
新しい弦に張り替えて、店長がじゃらーんと鳴らした時の音は、たまらないものがありますぞ。
2、ブリッジが浮くことがない。
普通のアコギの場合、弦を張りっぱなしにしていたり、長く使っていたりすると、
弦の張力に負けて、ブリッジが浮いてしまうことがよくあります。
そうなってしまうと、致命傷だったりします・・・
ところが、ブリードラブ独自の設計で、
ボディの中に、ブリッジを裏から支える構造
というのがありまして、このギターもそれがついています。
なので、ブリッジの強度がそうとう上がっているのです。
12弦ギターは、弦の数が倍ですからね、その分、強い力がかかるはずです。
でも、これなら、安心して弾きまくれますな(ニヤリ)
3,使っている人を見たことがない。
いや、まあ、12弦ギターをメインで弾いている人がほとんどいないんですが・・・
これが6弦だったとしても、ブリードラブのギターを弾いている人も見たことがないです。
マーチンとか、テイラーとか、ギブソンなら、それこそたくさん見かけますけども。
おいらが知っている限り、店長と全く同じギターを使っている人は、
ピンク・フロイドのカバー・バンドの「エコーズ」のギタリストだけです。
この件を見つけた時は驚いてしまって、バンドの飲み会ですぐに話のタネにしました。
それぐらい、珍しいギターだということですね。
そう、珍しいということは、それだけで力になりますからね。
こうして、店長は新しい、素晴らしいメイン・ギターを手に入れることができたのです。
ただ、店長の場合、新しいギターを購入しただけでは、本領発揮できないのですわ。
そう、イングヴェイ・マルムスティーンやリッチー・ブラックモアみたいに、指板を、
スキャロップド加工
しなければならんのです・・・(ため息)
というわけで、以下次号じゃ。