さて、東京では真っ先に
「桜の開花宣言」が出されましたよっ!!
おおお、ついに春がやってきましたな~。
今年こそ、思う存分、路上ライブをやりたいものですわ。
それはともかく、
ブルースマンへの道の続きを書こうかなと。
前回は高級ブランデーの瓶を使ってスライドバーを作ろうと思い立ち。
試しにVROOOMにガラスの小瓶を切らせてみたら、なかなかうまくいかず。
それを眺めながらお酒を飲んだ、というところまででしたなあ。
そして1週間後。
VROOOM宅での飲み会に行ってみると。
卓上にこんなものがっ!
VROOOMのやつ、ガラス加工に習熟するために、
切りまくりましたな(爆笑)
手前の瓶が、おいらが持って行った、スパイス(ターメリック)の小瓶。
ちょっと見た感じでは分かりにくいけども
加工する最中に、ひびが入ってしまった模様。
やはり
安物の瓶は、厚みが均一じゃないので、ちょっとしたことでひびが入ってしまうらしいのだ。
まあ、そのおかげでVROOOMの職人魂に火がついたわけだがな(笑)
ありがとう、ターメリックの小瓶よ。
君の犠牲は無駄にはしない(爆笑)
そして2階の工房に上がってみると、
新しい円盤がドリルに取り付けられているぜっ!
これはガラス加工に優れている、
ダイヤモンドの粉末が使われているカッター!!
さすが、職人VROOOM、工具の設備投資には余念がないな~!!
さて、というわけで、いよいよ
高級ブランデーの瓶を切っちゃいますか!!
VROOOM曰く、
ガラスを切るのに焦りは禁物!!
そう、ガラスを切るとき、
熱を利用したり、ある程度傷つけてからハンマーでたたくという方法がよく知られているけれども。
この1週間でたくさんの瓶を切りまくったVROOOMによれば、それらの方法は
不確実すぎるとのこと。
ようするに、想定外のところにひびが入ったり、変なところが割れてしまったりして、うまくいかないらしいのですわ。
だからガラスを切るとき、
最も美しい仕上がりにするには、ひたすらに時間をかけて、きちんと切るしかない。
といっても、のこぎりを使って手作業でやったら、いくら時間があっても足らんです・・・
だから、ドリルに装着する、ダイヤモンド製の円盤カッターを用意したわけですね。
というわけで、高級ブランデーの瓶を切るのかと思いきや、
まずはその辺に転がっている小瓶を取り出して・・・
とりあえず、
切る(爆笑)
さすがVROOOM、どこまでも慎重な男ですな(感心)
こうして本番の直前に、ガラスを切る感覚を、もう一度手に憶えこませてから~。
いよいよ高級ブランデーの瓶を!!
斬る!!!
しかし、これがですね~、思ったよりも断然
分厚い!!!(驚愕)
さすが、高級ブランデーの瓶!
そんじょそこらの瓶よりも、2倍くらい分厚いですぜっ!
これは、スライドバーにしたら、良い音がしそうだ~(期待)
でも、切るのはそれだけ大変なわけでして。
けっこう長時間ガリガリやってみても。
これくらいの、うすーい
削り跡がつく程度(驚愕)
そもそもガラスは硬いのに、さらに、この瓶は分厚い・・・
まさに、時間というか、根気との勝負!!
とにっかく、
ガリガリやるしかない!
しかもちょっとでもミスすると、変なところに傷がついちゃって、そこから割れたりするかもしれず。
一瞬たりとも気が抜けない、緊張が続きます。
しかし、そこはさすがのVROOOM!!
ただひたすらに同じ作業を、じっと繰りかえす(感心)
おいらだったら、間違いなく、かんしゃくを起こして殴ってますな~(笑)
そしてようやく、
けっこう深い傷が、まんべんなくついてきたぜっ!
ふつうなら、もうこれくらいの傷がついたら、ハンマーで殴ったりするんですが。
そこはVROOOM!
一切の妥協はしない!!
ただひたすらに同じ作業の地味な絵柄が続きますな。
というか、
さっきから同じ写真を何度も使っているだけなのですが(爆笑)
そしてとうとう!
まさに首の皮1枚でつながっている状態!!
ここまでくれば、軽い衝撃を与えるだけで、切れるはず!!
ところが、VROOOMはっ!
まだまだ削り続けますぜっ(爆笑)
わが幼馴染ながら、感心するぜっVROOOM!!
ほんと、こういう時の、完成度へのこだわりには頭が下がるっ!!
そして最後の最後まで削りきって!
ついに切断!!
いやあ、VROOOM、お疲れ様です!!
といっても、まだこれで仕上がりではない!!
次は、こっちの赤い矢印を書いたところを、もう一度切るのだっ(爆笑)
おいおいおい、さすがにあれと同じ作業をやるだけの時間はないぜっ!
酒を飲んで盛り上がりたいしなっ!
というわけで、
この続きの作業はVROOOMに任せて、飲み会に移行!!
けっこう飲んで、帰宅(爆笑)
次の土曜の練習と飲み会までに、VROOOMが切っておいてくれるはずさ(爆笑)
以下次号じゃっ!!