![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/72/6ad1e7b466b5f4c335009c60ec314b09.jpg)
こんばんわ。
アップルビデオ高津店 DIY駄楽器職人ブルームです。
自宅での演奏用として使ってた薄型カホン。
これが体積が小さいので持ち運びが非常に楽なのです。
普段持ち運んでる通常サイズのカホンと比べて雲泥の差。
そこで、最近は市販品にも増えてきた「折り畳み式カホン」を
ウチの工房でも作ってみようじゃないですか。
前回の記事にも書きましたが、いきなり重大なミス発生。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/39/33/44debadddba9d8f321c9dc9478b6a138.jpg)
工具を滑らせてザクっとやってしまいました。
木パテを盛って削ってみたところ…
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2e/bd/5c995624ddaac46ea26fe43e4792cfe8.jpg)
若干黄色いけど、これで問題なくね?
では次に打面の加工。
前作同様に
航空ベニヤって呼ばれるシナ共芯ベニヤ2.5㎜厚を使用します。
ところが、渋谷のハンズまで買いに行ったら売ってませんでした。
取り扱いをやめたらしく、0.5mmとかの薄いのしか残ってません。
しょうがないので2.5㎜厚のラワンベニヤを買ってカットしました。
突き板を貼るのでシナベニヤでもラワンベニヤでも大差ないし
そもそも2.5㎜厚はラワンしか売ってないのです。
実は航空ベニヤを打面に使うことを前提に設計してまして、
・航空ベニヤは横幅が300㎜のしか売ってない。
・したがって、カホンの横幅も300㎜になる。
(今回は側板を折りたたむ構造なので前後幅も制限される)
…っていう感じで、自然とカホンのサイズが限定されます。
折り畳み型なので、本当はもう少し大きくしたかったのに。
航空ベニヤが売ってないことが分かってたら
いくらでも大きな箱が作れたのですよ…。
シナやラワンのベニヤは大きなサイズも売ってるので。
気を取り直して、届いた突板を貼ります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1c/e4/a60150f651faca1340eb7c2695fb18f2.jpg)
ウォルナット杢目。いかにも「木」って感じ。
専用ボンドを塗って、アイロンで圧着。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/77/6b/314a3011149d2e4adb29fb5134d4c330.jpg)
ウチのアイロンはほぼこの作業専用です。
クッキングシートもこの作業にしか使ったことが無い。
つづく。