クリスマスも終わって、いよいよ2016年が終わってしまいますな~!
今年の
大みそかで、SMAPも解散するわけですよ。
考えてみれば、
今年の芸能ニュースはいろいろありすぎでしたなあ。
記憶に残っているのを、
ちょいと列挙してみるだけで、
・SMAP解散
・ベッキー不倫
・ASKA逮捕されて釈放される
・いろんな人の不倫(笑)
・いろんな人が麻薬で逮捕(笑)
・デビット・ボウイ死去
・高畑の息子の逮捕
・北川景子の結婚
・ボブ・ディランがノーベル文学賞
・成宮寛貴のコカイン疑惑
・グレック・レイク死去
うわあ、なんだか、
大変な1年間でしたわ。
そいえば、今日になって、
ワムのジョージ・マイケルが亡くなったという情報も出たし。
そんな2016年も、いよいよ終わるのですなあ。
さて、それはともかく、
ブルースですよ。
前回、
ロバート・ジョンソンを最初に聞いたらあかんというお話でしたな。
そして、
この本の写真を出したところまででしたな。
その後、友人のS氏に新しいギターを買わせた記事が続いたので、ちょっと間が空いてしまったけれども。
そう、
耳に心地よいポップスを聞きなれた我々現代人が、いきなり
戦前ブルースなんか聞いたら、
なんじゃこらとなるのは仕方ないこと。
そもそも、
アコースティック・ギターとヴォーカルしかありませんからな。
しかもそのバランスもあんまし良くない(笑)
それについては、昔
このブログにも書いたことあります。
だから、ここはですね、いきなりそんなハードルの高いブルースを聞くんじゃなくて。
もっと、聞きやすいところから聞いて、耳を慣らしていきましょう!!
はっきり言って、ブルースはオリジナルになればなるほど、聞きにくい(爆笑)
そう、
オリジナルのブルースは良い意味でも悪い意味でも、毒性が高いのです
だから、オリジナルの中のオリジナル、ロバート・ジョンソンなんて、
身体に免疫ができてからでないと受けつけられないのだっ!
というわけでまずは、
黒人さんのブルースを、白人さんがカバーしたものから聞き始めるのがベター!!
んで、オススメなのは、当然のごとく、
エリッククラプトン様ですよね。
特に「アンプラグド」以降の作品は、ブルース色が強くて、どれもオススメですわ。
まずは、このあたりから攻めていくのが基本中の基本!
ただね~、これは
おいらの私見ですけども、
きっちりしすぎている。
と思うのですよ。
なんか、とても几帳面なブルースでして、きれいにまとまりすぎているんですなあ。
そんで、ギターが好きでバリバリ攻めてほしい方には、
スティービー・レイ・ヴォーン様ですよねっ!
この人は若くして亡くなってしまったので、そんなにアルバムが出てません。
が、どれを聞いても限界までバリバリ弾いていますので、何を買っても大丈夫!
ただね~、これはまた
おいらの私見ですけども、
弾きまくりすぎて緩急がない。
と思うのですよ。
なんか、ずーーーーーっとフォルテシモで、哀愁を感じられないのですなあ。
すんません、おいらごときが、こんな巨匠たちに文句言う資格なんてないわけですけども(汗)
おいらが個人的に、白人さんのブルースで、ここから聞き始めるといいんじゃない、と思う方は、
ボニー・レイット姐さんですよっ!
ポップで聞きやすいのに、時にはバリバリとスライドギターを弾き倒し。
時には泣かせる歌で、ささやくように緩急をつける。
うーん、姐さん、素晴らしいなあ~。
おいら、まだあんまり姐さんのCDを持ってないけども、時間をかけて集めたいお方です。
そんで、もう一度、
この本の話題に戻りますと。
この本は、
ブルース好きの人たちにとっては、まさにバイブル!!
おいらも、ブルース関係で調べたい時があったら、まずこの本を開きますからね。
この本ではブルース初心者のために、まずはこれから聞いてみなさい、というコーナーが冒頭にありまして。
それぞれ
ブルース界の巨匠たちが取り上げられてます。
ただ、全員オリジナルの黒人さんたちばかりなので、なかなかそれでもハードルが高い。
そんな中、これはやっぱり
おいらの私見ですけども、
BB・キングを聞くことから始めるべき
なのではないかなと。
もちろんこの本でも、BB・キングについては、しっかり紹介されてます。
ほんで、思い出したんですが、たしか
ラリー・カールトンだったか誰か、
著名なギタリストが、こう言っているのですよ。
(ちょっとあいまいな記憶なんで、資料に当たったら、また正確に書き直したいと思います。)
ブルースというものを簡単に理解したいなら、どれでもいいからBB・キングのCDを買いなさい。
そして気に入って、もう1枚加えたいなら、アルバート・コリンズのCDを買いなさい。
え??
そこ・・・
アルバート・コリンズなの??
ものすごく衝撃を受けた記憶があるんだけども、よくよく考えると、
的を射ているな~、と思ったわけですよ。
それについては、
以下次号じゃ!!