林檎の唄 ~ アップルビデオ高津店オフィシャルブログ

アコースティック・バンド「アップルビデオ高津店」
火曜に店長、木曜にVROOOM、土曜につぁんが投稿します。

桜咲く~三ッ池公園~

2015年03月30日 15時08分30秒 | つっか
せっかく関東へ引っ越したのだから、
今年は梅の花を見たいと思っていた。
で、ネットで検索。

「青梅の梅林の開花は…」


「病気の為、全て伐採された…。」
ひと月前、の出来事だ。


じゃぁ、せめて今年はでも見ようか…。
と、近場に良さそうな公園を探して行ってみた。

三ッ池公園だ。

バス停を降り、住宅地を彷徨いながら入っていく。
でかい敷地の公園の割に、見つけにくいんですが…。

丘陵地域の公園で、アップダウンはあるけれど、
お散歩コースとしては、なかなかいい運動強度かな。

あいにくの曇り空で、写真は思わず晴れにしちゃったけれど、
ところどころ蕾があるくらいの丁度いい咲き具合。

曇りの日は、コントラストが弱いので、桜をふわっと撮るにはいい天気なのだ。



時折吹く強い風でも、散ることがなくて、
花を見るには良かった。

でも、この後は雨予報。降る前に退却した。

今日から数日、晴れた日は最高だろうなぁ。




音のバランスが悪いだとぉ!!

2015年03月26日 21時44分30秒 | つぁん

引き続き、戦前のブルーズを聞いております。


これがねえ、内容はともかく、音質が悪いのですわ・・・

現代の音楽に慣れている人にとっては、地獄以外の何物でもない(笑)


まず、いつも、音楽の後ろに


ザーーー!!


というノイズが聞こえております(笑)

ときどき、ぼちぼちぱつぱつ、ちっちゃい爆発音的なノイズも入ります(笑)

さらに、すべての音が、うすぼんやり、しております(笑)

で、全体的に小さめの音で収録されているので、ボリュームをかなり上げないと、よく聞こえません(笑)


現在の音楽業界でこんな録音したら、プロデューサーは、


いっぱつでクビです(笑)


まあ、ニール・ヤングの「レター・ホーム」は、あえてそれに挑戦しているわけですが。



まあ、考えてみりゃ、しかたないよね、当時の機材なんて、今の公民館とかで使ってるマイクより、レベルが低いわけだし、録音機器なんて、ないに等しいんだから・・・


で、なんとか、ストレスなく聞けるように、MD(我が家では、まだ現役!!)にダビングしようと思いまして。
そのダビングのときに、音の大きさを調節できるから、それで何とかしようとするわけです。

もちろん、かなり録音レベルを上げて、音圧を引き上げてダビングしました!


すると・・・


ノイズも大きくなりました。
(当然か・・・)




ザーーーー!!!



さらに・・・


ギターの音は聴きとりやすくなったのだが、ボーカルの音が


割れました(これも当然か・・・)


つまりね、バランスが信じられないほど悪いのです・・・

ギターの音は、小さめ。
ボーカルの音は、でかめ。



たぶん、1本のマイクで収録しているんだろうねえ。
そうすると、生ギターの音より、ボーカルの音が大きくなるのは当然。
しかも、この人たち、路上で歌いまくっている人ばかりだから、
声はとんでもなくでかい(笑)

しかし、そう考えてみると、すごい声をしてる人たちばかりなのだなあ・・・
戦前ブルーズの人たちで、歌えない人はいないんだよね・・・

おいらも、がんばろ・・・


何度も録音レベルを調節して、ちょっと割れ気味のボーカルと、鮮明なギターを聞きつつ、おいしいお酒を飲んでおります(笑)

しばらくは、これで楽しめるな・・・(笑)

戦前ブルーズだとぉ!!

2015年03月25日 10時03分32秒 | つぁん


教則本をダブり買いしてから、まじめにまじめに音楽に取り組むようになったおいらです(笑)


その教則本の中でオススメされているCDを、何枚か手に入れていくうちに、なんだか、いろいろ心境が変化しております!

これまでは「シカゴ・ブルーズ」を中心に聞いていたのだが、「戦前ブルーズ」の良さにハマリまくっておるのですわ。

これまでは「ロバート・ジョンソン」くらいしか、戦前のブルーズを聞いてこなかったっす。

そもそも、ギター1本の弾き語りだし、音質は当然のように悪いし、それほど、入り込めなかったわけですね。

ところが、これがまた、聞き出すと止まらない・・・
ノイズの中から立ち上がる、すさまじい情念に、打ちのめされるわけです(笑)
音楽が「生もの」なんですよ。
ぜんぜん、作りこんだ感じがしない、「生もの」

というわけで、

チャーリー・パットン

ブラインド・ウィリー・マクテル

レッド・ベリー


なんかを、むさぼるように聞いておりやす・・・


そして、久しぶりに脳みそ殴られるように、響いたのが、



ブラインド・ウィリー・ジョンソン!!


すさまじいスライドギターと、ダミ声・・・


「彼が7歳くらいのときに、
母親が、自分の浮気を見られないようにするために、
彼の眼に酸をかけて盲目にした・・・」



とか、


「スライド・バーとして使っているのは、ナイフだ・・・」


とか、


「極貧で、水に濡れた床に寝て、風邪をひき、それでも街頭で歌い続けて、肺炎になって死んだ・・・」


などという、すさまじい逸話ばかりの人・・・
初めてその音楽を聞いた瞬間に、身ぶるいしたっすよ・・・


音楽は情念



ですな。
おいらたちは、路上演奏に懸けているわけだから、この気持ちを忘れてはいかんな!

というわけで、レッド・ツェッペリンがカバーしたという、ブラインド・ウィリー・ジョンソンの曲を置いておきやす!



Nobody's Fault But Mine - Blind Willie Johnson

春の新作カホン作成日記・第5回

2015年03月24日 21時42分54秒 | カホン自作
こんばんわ。
アップルビデオ高津店・DIY担当ブルームです。
春の新作カホン作成日記・第5回。

今朝も早く起きてエッジ落としの続き。
木材ってのは普通、木目の方向を考えながら削りますが、
相手は縦目横目交互に重なってるベニヤ板。
そんな木工のルールなど通用するはずもなく、
もう地道に少しずつ削るしかないのです…


すっかり角が落ちて丸くなりました。
この丸まったところの断層の美しさをみると、
これまでの苦行が報われる気がしますね。

続いて塗装。
木材ってのは塗料が染み込む。
道管っていう水分の通り道があって
塗っても塗っても小さな穴が埋まらない。
なのでまずは下地剤(シーラー)でそいつを塞ぐ。

主に削った部分に刷毛でペタペタと。

乾燥したら一度軽くヤスリかけて2~3度塗り重ねる。

ここで乾燥待ち時間ができるので、
あきらめて会社に仕事しに行く。



帰宅後、ヤスリかけ&2度目のシーラー塗り。
1時間ほど乾燥させてヤスリかけ。
シーラー塗りはこのへんにして二ス塗り開始。
ほぼ最後の工程ですが
これもまたものすごく時間がかかります。

そのままだと濃すぎるので専用のシンナーで希釈して、

刷毛で塗る完全に乾燥させるヤスリかけ

ていうのを3~4回くりかえす。
作業時間こそ短いものの、非常に待ち時間のかかる工程。

とりあえず1回目塗ったので
今日はここまでにして放置プレイ。

つづく。
次回、いよいよ完成か?


春の新作カホン作成日記・第4回

2015年03月23日 21時37分26秒 | カホン自作
こんばんわ。
アップルビデオ高津店・DIY担当ブルームです。
春の新作カホン作成日記・第4回。

昨日までに6面体のうち5面まで接着が完了し
かなり「箱」になってきました。

最後の面を貼る前の大事な工程、それが弦張り。

いつもより多めに張ってある。

そしていよいよ打面の貼付け。
打面は四辺すべてネジ止めする人も多いみたいだけど
極力金具を使用しないのがVROOOMWORKS流。
下から3/4ほどを接着します。

と、実はここまで昨日のうちに済ませといたので
今夜からエッジのヤスリ掛け工程に入る!

先ほどのテーピングを剥がす。

結構段差があるが気にしない。
なぜならこれから全てのエッジを丸めてゆくからだ。

塗装前の最後の工程。
カンナ、電動サンダー、手ヤスリを駆使して
6面体の12辺を丸くしてゆく。

特に座面の4辺は念入りに。
目立つとこだから、とにかく丁寧にね。
カホン作り全工程で一番時間のかかる部分だ。
とにかくひたすら削る。もうほとんど己との闘い

途中、ある程度削ったところで
打面上辺をネジで留める。

ネジ穴を作る工程。非常に慎重な作業。
なんせ素手で叩く部分なので
少しでもネジ頭が飛び出てると危ない。

この専用工具で皿ネジが飛び出さないように
ネジ穴を「Y」字型に加工するのですが、
ただでさえ非常に薄い板、掘りすぎて「V」字型になったり
「U」字型に貫通させてしまうと完全にアウト
このネジはチューニングの役割も果たすので
ほんと、とにかく慎重にね。

無事ネジ止め完了。

て、あたりで今日の作業は中断。
電動サンダーがとてもうるさいので、夜間作業は控えてます…


つづく。


春の新作カホン作成日記・第3回

2015年03月22日 14時51分31秒 | カホン自作
こんばんわ。
アップルビデオ高津店・DIY担当ブルームです。
春の新作カホン作成日記・第3回。

先日の仕事帰りに渋谷のハンズまで買い出し。
実は前作の反省点が打面の材質だったのです。
打面は薄いベニヤを使用した方が反応が良く
弱く叩いてもいい音がするのですが、
側面などに使ってるベニヤ板よりも
違う種類の板だともっと薄いのがあったので
そっちにしてみたら案外質が良くなかったのです。
やっぱ通販に頼り切っては駄目ってことですな…

それで今回はもっと質の良い板を探すのですが
主に模型用に使われる「航空ベニヤ」と呼ばれる
非常に上質そうな薄いベニヤ板を発見。


前作と同じく打面には「突板」という
木材を薄~くスライスしたシート状の板を貼ります。
前回使用したゼブラウッドという
濃淡ハッキリした縞木目の突板が残ってましたが、
ハンズの売り場で航空ベニヤの隣に置いてあった
「タモ杢目」の突板を衝動買い。

では、工作再開~。

箱のサイズに合わせて航空ベニヤをカット、
水で薄めた木工ボンドを刷毛で塗布し
突板を乗せ、アイロンがけで圧着。
最後は重石をのせて放置。

アフタヌーンが良い重石になるので
なかなか捨てられない…
雑誌の下のカホンは今作ってるのとは別のカホン。
その下で突板を貼った打面板をプレス中。

先日、両側面・座面・底面の4面を組んだ箱の
打面と背面を接着する面のフチを平らにする。

ここが今日の一番重要な個所。
サウンドにモロに影響する部分だし、
前側は斜め打面なので特に難所である。

打面・背面を貼り付ける前に
上下のブリッジを接着して乾燥させる。


その間、背面にサウンドホールを開ける。
何気に苦手な工程だ。

これも「自在錐」っていう専用工具を買い足せば
物凄く楽になるんだろうけど…

接着する前に一度仮止めして叩いてみる。
バス音はこの時点でも完成時に近い音がする。
うむ、良い音だ~


で、背面を接着&バインド。


あとは重石乗せて一晩放置プレイ

これで組み立ての半分以上は終わり。


つづく。


集中力は眼精疲労とともに途切れる・・・

2015年03月21日 16時07分24秒 | つっか
最近、ホームページ事を多くやっていて、HTMLとばかり睨めっこしていた
久々にパソコンの音楽に向き合おうと、数時間…。

ある曲を、編曲しながらアプリを覚えようと、朝から作業を始めた…。
もう、夕方だし…。

十数年ぶりに、やってみたが、
自分の思う所に、音符入れられん!

ぐゎぁ!16分音符どこにどう入れたら、思うリズムになるんだ!
などと、いろんな場所を叩きながらカウントをとる…。

音を探り、リズムを探り、アプリの説明書を読み…。

気がつけば、目が痛いし…。
12小節しか進んでいないが、まぁ、手習いがてら、今日はこの辺でいいでしょう

春の新作カホン作成日記・第2回

2015年03月21日 00時00分57秒 | カホン自作
こんばんわ。
アップルビデオ高津店・DIY担当ブルームです。
春の新作カホン作成日記・第2回。

発注した板材が入荷したのでさっそく工作開始。
まずは枚数とサイズのチェック。

……問題なし。

次に斜め打面のために、側板のカット。
前回はこの斜めカット済みを取り寄せましたが
手持ちの機材、カットの指示と工賃を考えると
自分でカットした方が良さそうだったので
今回は安く作れます。


当然、手挽きじゃい!
丸ノコ盤欲しいなぁ~…

カット完了。

そして、側面・座面・底面の組み立て。
4枚の板を形状に接着。
何気にここがカホン作りのキモ。
ドラムだと胴(シェル)にあたる部分であり、
カホンとしてはイスの役割も果たすため、
打面・背面よりも厚い板で頑丈に作ります。

歪みが出ないように細心の注意を払いましょう。
綺麗な箱になるかどうか、ここにかかっているのだ。
昨日作った内部パーツも治具としてフル活用しつつ
専用の道具でバインド。

あとは一晩放置プレイ。

つづく。



教則本をダブり買いだとぉ!!

2015年03月20日 13時59分21秒 | つぁん

バンド練習中に弦が切れたので、楽器屋さんに行きやした。


愛用のエリクサーのミディアム弦を購入して、弦が切れたとき用の代え弦として、

ヤマハのミディアムのバラ弦を購入して、これで用事は終了!



ここからが、お楽しみターイム!!

楽器屋さんを隅から隅まで見て回ります!!



おおおお、このモデルのギター、かっこいい!!

おおおお、こんなアンプ、出てたんだ~!!

おおおお、このマイク、ハーモニカ用に欲しいな~!!

おおおお、ウクレレも面白そうだなあ~!!

おおおお、面白そうな教則本が出てるな~!!



などと、たっぷり30分は楽しめます(笑)



すると、おいらのストライク・ゾーンど真ん中の教則本を見つけやした!!



「カントリー・ブルースギター」打田十紀夫

2800円 税別




ぱらぱらとめくって、即座に購入を決定!



「いい買い物したな~」と思いながら、にこやかに帰宅。



そして、自分の本棚を見て驚愕(笑)




本棚のはじっこに、いま買ったのと、

まったく同じ本がある(泣)




そして記憶の糸をたどっていくと、数年前にやはり楽器屋で購入して、練習する時間がなくて、放っておいたことが判明・・・

情けない・・・
そもそも、付属のCDの封さえ開いてない・・・



もちろん、新しく購入したほうを、すぐさま楽器屋に持っていって返品することもできるかもだけど・・・

ここは情けない自分に喝を入れる意味でも、返品しないことに決定(笑)




1冊を職場に持っていき、もう1冊は家に置いておくぜ~!

そして、ボロボロになるまで、使う!!!!!!!!


無駄なお金じゃないもん!!
自分に喝を入れたんだもん!!



と思いつつ、2800円(税別)があれば、何ができたか、考えるおじさんでした・・・(泣)




春の新作カホン作成日記・第1回

2015年03月19日 23時35分13秒 | カホン自作
こんばんわ。
アップルビデオ高津店・木工職人ブルームです。
春の新作カホン作成日記・第1回。

昨日発注した板材がもう発送されたのですが
入荷するのは明日になるので、
今日は内部のブリッジ機構の作成。

カホンの内部には打面に沿うように弦が張ってあり、
それでスネアドラムのようなバシッて音が出ます。
当然、弦のテンション調整ができる構造が望ましい。
今回はその弦をカホン内部の上下で固定するブリッジ部分、
主に下側のテンション調整機構の仕組みについて。


市販品では多くのものがこういう感じで
箱の下面からネジを締めたり緩めたりで調整できます。
打面と平行に、下方向に引っ張る構造。

今のメイン自作カホンは打面が斜めなので
下側のブリッジを上下に動かすことができない。
(打面と平行に斜めにネジを生やすのは困難)
それで内側底面にターンバックルをつけて
ブリッジは固定して、弦を底面で水平に後方に引っ張る。

しかし、このターンバックルも片手で回しにくいので
今回はまた違うやり方で弦を引っ張ることにします。

そして今日作ったのがこのブリッジ。

ターンバックル方式と同様に水平後方に引っ張りますが
蝶ネジなので片手でも簡単に回せます。

なぜ片手で回すことにこだわるのかと云いますと、
背面のサウンドホールに手を突っ込んでテンション調整するので
どうやっても片手での作業になるからなのでした。

持ち運び時にはここから小物を収納したりもする。
タオルとかステージ衣装とか与作とか。


つづく。