さて、みなさん、聴いていますか? ブルースを!?
聴いてないですよね~。
というかそもそも、こんな時代遅れ?な音楽を聴いている人が多いとは思えない(自虐)
ですがですね、おいらにとっては、これこそ人生にもっとも必要なものです!
ブルースが無い人生なんて考えられんですわ。
これは大学時代、それこそ、アップルビデオ高津店でアルバイトをしていた時くらいからですな。
その時に、ロックの原点を探ろうと思って背伸びして購入した1枚のCD。
このCDがおいらを、ぶちのめしたわけですなあ。
はい、名盤中の名盤と言われる「ベスト・オブ・マディ・ウォーターズ」ですよっ。
この中には、おいらたちのバンドのレパートリーになった「フーチー・クーチー・マン」も入ってますよ。
おいら、数十年がかりで、この曲をついに演奏できるようになったんですなあ。
そう思うだけで、感慨深いものがあります。
ところが、あるライブで、うちのバンドがこの曲を喜々として演奏し終わったら。
バンドのサポートもやってくれるヨメさんが、
この曲、つまんない。
とあっさり断定(爆笑)
ヨメさん曰く、
やってるほうは面白いのかもしれないけど、聴いているほうは単調すぎてつまらんっ!!
とのこと(遠い目)
そうだよねえ、ブルースなんて、つまんないよねえ。
でも、うれしいことに、うちのバンドのメンバー、店長やVROOOMはそう考えていないこと。
というか、むしろ、「フーチー・クーチー・マン」は名曲、と思ってくれているみたい。
これはけっこう、すごいことですわ。
というのは、店長もVROOOMも、おいらと付き合ってなかったら、ブルースなんか聴いてないはずだから。
そんな2人に「ブルースを演奏して楽しい」と思わせることができただけで、
それはともかく、そんなうちのバンドで、今最も熱い演奏曲が、冒頭の写真のBBキング様の楽曲。
「スリル・イズ・ゴーン」ですよ!!
この曲は、おいらがブルースの教則本からパクってきたリフを、店長が弾けるようになってから、がらりと変わったのです。
それまでは何となく、借り物の曲のような感じがしていたけども。
やればやるほど練れてきて、今では、演奏していて、とんでもなく気持ちいいですわ。
この前のバンドの飲み会の時も、この曲を演奏している店長の右手を見て、おいらとVROOOMが、
この曲を完全に自分のものにしている右手の動きだよな~。
と感嘆したほどですぞっ!!
というわけで、オリジナルを聴いておきますか。
いま、うちのバンドにとって最強のキラー・チューンでしょうな(鼻息)
BB King - The Thrill Is Gone - Live In Africa '74
かなり若いBBが、ホーンセクションを従えて、貫禄たっぷりに歌っていますなあ~。
かっこよすぎる!!