林檎の唄 ~ アップルビデオ高津店オフィシャルブログ

アコースティック・バンド「アップルビデオ高津店」
火曜に店長、木曜にVROOOM、土曜につぁんが投稿します。

ザ・バンドの曲をやるならばっ! その6

2024年06月29日 07時30分46秒 | 演奏曲

さて、ザ・バンドについて語るシリーズも、今回で最後でしょうな。

いや、もちろん、他にもアルバムはあるんですよっ。

 

カバー曲を集めた、

「ムーンドッグ・マチネー」

なんてのもありますし。

 

解散後に

「アイランド」

なんていうアルバムも出てますよ。

リチャード・マニュエルが「ジョージア・オン・マイ・マインド」を熱唱してたりします。

 

ライブ盤の「ロック・オブ・エイジズ」は文句なく素晴らしいし。

「ラスト・ワルツ」だって捨てがたいです。

ヴァン・モリソンがカッコいいしなあ(讃嘆)

 

でもねえ。

ザ・バンドの曲の中で、うちのバンドで演奏するならどの曲か、ということを考えているわけで。

ライブ盤について語るのは、別の機会といたしましょう。

 

 

 

だから、今回、このアルバムについて語って、終わりにしようと思っているっす。

「南十字星」ですよ。

正確には

「Northern Lights - Southern Cross」

という題名でして、「北の光と南十字星」とでも訳せばいいでしょうか。

 

いやあ、とにかく、名盤です(号泣)

おいらの個人的には、ザ・バンドのアルバムの中でも、1番好きと言っていいアルバムですな。

一時期、このアルバムだけを聴いていた時があって、今でも目をつむると、その時期の思い出の風景が見えたりします(遠い目)

 

 

 

このアルバムの中には、素晴らしい名曲が、3曲もあるっす(遠い目)

Ophelia

Acadian Driftwood

It Makes No Difference

この3曲が素晴らしいことは、誰にも異存がない所でしょう。

いや、もちろん、他の曲も素晴らしいんですが、この3曲は群を抜いていると思うっす。

 

うちのバンドで演奏できるなら、3曲ともやりたいくらいですが(苦笑)

どの曲も、知名度がいまいちなんですよね・・・

ザ・バンドの熱心なファンじゃないと、さすがに知らないと思うっす。

 

 

んでは、とりあえず、1曲ずつ見ていきましょうか。

まずは「Ophelia」ですね。

この曲のリードヴォーカルはリヴォン・ヘルム。

本人もすごく気に入っていたみたいで、ザ・バンドが解散して以降も、コンサートでよく歌っていたみたいですわ。

たしかに、すごく明るくて盛り上がるし、懐かしい感じがするし、聴いていて心が和みます。

 

そして、もしかしたらザ・バンド最高の名作とも言われる、

「Acadian Driftwood」

これは、3人のヴォーカルが入れ代わり立ち代わり物語を歌っていくという、たまらん曲です。

サビの部分は3人で、ものすごく美しいハーモニーを聞かせてくれます。

この曲を演奏できたらどんなに良いだろうかと夢想しますが・・・

まあ、無理ですな(爆笑)

これはもう、カバーしようという気にすらならないほどの名作ですわ(遠い目)

 

 

 

んで、おいらが個人的に最も歌いたい曲が、

It Makes No Difference (Remastered 2000)

この曲です!!(鼻息)

リック・ダンコの胸をかきむしるような歌唱(遠い目)

曲の最後に、ロビーのギター・ソロとガースのサックス・ソロが交錯して・・・

何度聴いても、うっとりとした気持ちにさせてくれまする。

いつか、ソロでもいいから取り上げたい曲だなあ。

こんなふうに歌えたら、人生楽しいだろうなあ(妄想)

 

 

 

というわけで、いよいよ、7月13日のホット・ロッキン・ナイトが近づいてきました。

久しぶりの大きな会場でのライブですからね~。

練習がんばります!!

 

 

このシリーズはこれでおしまいですぞ~。

 


ザ・バンドの曲をやるならばっ! その5

2024年06月22日 07時40分30秒 | 演奏曲

今年はなかなか、梅雨が始まらなかったですなあ。

まあ、じめじめした梅雨は、できる限り無いほうが嬉しいんですが・・・

農業の事とか水道水の事とかを考えると、雨が降ってくれないと困る。

それにしても、毎年のように異常気象のような気がするなあ(遠い目)

 

さて、それはともかく、ザ・バンドのアルバムについて、ちまちまと語っているこのシリーズ。

前回は3枚目のアルバムについて語りましたわ。

 

今回は、4枚目のアルバム「カフーツ」でございます。

まあ、その、あんまり、評判のよろしくないアルバムですわな(ため息)

おいらも、このアルバムは、そんなに聴くことがないですね・・・

おいらの大好きな、ヴァン・モリソンが客演しているというのに(遠い目)

 

ただですね、アルバム発売50周年記念リマスター版が、次々と発表されまして。

このアルバムもリマスター版が出ました。

いや、それによって名盤になったとまでは言えないんですが・・・

1番好きな曲が、さらに良くなったことだけは事実!!

それはもちろん「ライフ・イズ・ア・カーニバル」のことですね!

この曲だけは、最高の出来と言っていいでしょう!

ザ・バンドのすべての曲の中でも、上位に入ることは間違いなし。

この曲が、さらに美しくリアルに聴こえるようになっただけでも、50周年版を買う価値あり!!

それについては、後で聴いていただくとして・・・

 

ここで悲しいお知らせがあるのですよ・・・

 

アルバム発売の50周年を記念して、続々と発売されていたシリーズ。

たぶん、この作品で終わりだと思うっす(号泣)

 

というのは、ザ・バンドのまとめ役で、ほとんどの曲を書いていた、

ロビー・ロバートソン

が亡くなってしまったからです(さらに号泣)

 

50周年記念リマスターを仕切っていたのも、ロビーだったからなあ(とても遠い目)

実際に作業をしていたのは、他の人だろうけども、ロビーが居なかったら、もう、リマスターはされないんだろうなあ(めそめそ)

 

ああ、リマスターされた「南十字星」聴きたかったな(滂沱の涙)

出してくれないかなあ、出してくれたら買うのになあ(ぐしゅぐしゅ)

 

 

 

あ、すいません、あまりのことに我を忘れておりました・・・

 

 

この後、ザ・バンドは何枚かのアルバムを出しているので、それらがリマスターされることを強く祈っておりまする。

 

というわけでリマスター版の、

「ライフ・イズ・ア・カーニバル」

を聴いていただきましょうか。

Life Is A Carnival (Remastered)

いや、とにかく、全てが素晴らしい曲ですな。

なかでも、ホーンが問答無用でカッコいい!!

これはさすがに、うちのバンドで演奏することはできませんが(涙)

 

 

どこかのバンドが、かっこよく演奏してくれないかなあ(遠い目)

ライブで聴いたら、嬉しくて踊り出す自信があります(笑)

 

というわけで、以下次号じゃ!!


ザ・バンドの曲をやるならばっ! その4

2024年06月15日 04時57分58秒 | 演奏曲

さて、みなさま、お元気でございましょうか。

なんか、もう暑くなってませんか?

東京はもう、真夏日のような天気が続いておりますぞ。

今年の夏は、いよいよ、ホット・ロッキン・ナイト(HRN)が復活しますからね。

うちのバンドは、5年ぶりくらいの大型ライブで、ワクワクしておりますぞ。

 

それはともかく、ザ・バンドについて語り続けているこのシリーズ。

前回とその前で、ファーストセカンドについては語りましたな。

 

・・・・・・・(遠い目)

 

あ、すいません。

ザ・バンドのアルバムは、ファーストとセカンドが最高!

それ以降は・・・正直、パワーダウンは否めません(さらに遠い目)

というのは、ファーストとセカンドで、あまりに有名になったバンドのメンバーたちが、

麻薬と酒で、ボロボロになっていくばかりなのですよ。

 

特にひどいのがリチャード・マニュエル

ファーストの時にはたくさん曲を書いて歌っていたのに・・・

ぜんぜん曲を書かなくなって、声の美しさも、落ちていきます。

まあ、それでも十分に魅力的な声なんですけどね。

 

他にも、リヴォン・ヘルムとリック・ダンコは麻薬にどっぷり、だったらしいっす。

あれ、ヴォーカリスト全員じゃん(遠い目)

 

 

なもんで、この先のアルバムで見るべきものは、そんなにないのですが・・・

 

 

今回しっかりと聴きこんで語ろうと思っているのは、

3枚目のアルバム「ステージ・フライト」ですよ。

いや、このアルバムは、ファーストやセカンドに比べるとあれだけども。

十分に、名盤だと思うっす!

 

ここ最近、50周年記念リマスター版が順次出ているので、もちろんこれも買ってます。

めちゃくちゃびっくりしたのは、オリジナル版から、曲順が差し替えられているところ。

どうやら、当時のバンド内の人間関係が、ギスギスしていたらしく。

ロビー・ロバートソンが1人で書いた曲を、アルバムの1曲め、2曲めに置かないようにしたらしい。

うわあ、そんなことに気を遣わないといけない感じになっちゃっていたのか・・・

 

 

そして、曲順まで変わったこのアルバムを改めて聴き直してみると。

うーん、オリジナルに強い思い入れを持っている人からすると不評かもしれないけども。

おいらにとっては、名盤度が増したと思うっす。

曲順はリマスター版の方がいいような気もするし、各楽器の音がクリアに聴こえるし、

何より、ヴォーカルの美しさが段違いになっている気がするっす。

 

 

んで、このアルバムくらいから、おいらは、

リック・ダンコ

の歌声が大好きになってくるんですわ。

これまで、リチャード・マニュエルとリヴォン・ヘルムの影に隠れがちだったんですが。

どんどん、歌声が素晴らしくなっていきます。

なんだか、もの悲しいような、それでいて、力強さもあって。

胸に響く声を持っているなあ、とうらやましいかぎりですわ。

 

というわけで、おいらがこのアルバムで、最高に素晴らしいと思う曲を聴いていただきましょうか。

これは、うちのバンドでやるには難しすぎる曲だとは思うんですが。

この難しい曲を、リック・ダンコは、フレットレス・ベースを弾きながら、歌ったらしいのですわ。

 

ロビー・ロバートソンが、リマスター作業の時に聴き直して、

リックは、どうして、こんなことができるんだ?

と思ったらしいっす(笑)

 

では、聴いてみてくださいまし。

Stage Fright (Remastered 2000)

いやあ、やっぱり、カッコいい曲だよなあ(遠い目)

リックの歌声がたまらんです・・・

ここ最近、おいらはベース・パートを弾きながら歌うことが多いので。

ベースを弾きながら歌うことの難しさを、痛感しているところなのですわ。

 

でも、リックのこの演奏を聴くと、

まだまだがんばろう!

という気持ちになれるっす(鼻息)

 

というわけで、以下次号じゃ!!


ザ・バンドの曲をやるならばっ! その3

2024年06月08日 07時46分40秒 | 演奏曲

みなさま、もしかして、梅雨なんて、まだきてませんよね?

東京では、けっこう雨が多い気もしますが・・・

おいらは6月生まれなんですけども、

6月なんていらない(笑)

梅雨はうっとうしいし、何よりも、祝日がない!!(憤怒)

たのむから、6月に祝日を作ってくれ~(懇願)

 

 

それはともかく、ザ・バンドについてですよ。

前回、ファースト・アルバムについて語ったので、今回はセカンド・アルバムですよ。

もちろん、

名盤中の名盤

です(鼻息)

 

ファーストの時には、リチャード・マニュエルが大活躍してましたが。

今回は、リヴォンリックがメインでヴォーカルを取る曲が多くなってます。

とは言っても、おいらが数えた感じだと、全12曲のうち、

リチャード 5曲

リヴォン  4曲

リック   3曲

となっております。

なるほど、当時のバンド内での立場が透けて見えるようですな。

 

リチャードの声はものすごくキレイで、高音から低音まで安定しているんですが。

ものすごく特徴的な声、というわけではありません。

しかもこの後、酒と麻薬で、どんどん声が(悪い意味で)荒れていきます・・・

 

この3人の中で、1番特徴的な声、1度聞いたら忘れられない声の持ち主は、

リヴォン

でしょうね(讃嘆)

この声が、この後、このバンドを代表する声になっていく感じがします。

なんだろう、アメリカ南部のカウボーイのような声なんだよなあ。

 

 

 

で、もう1度、このアルバムのジャケットを見てみましょう。

このおっさんたち、怖くないですか(爆笑)

あきらかに、近寄っちゃいけない感じの人たちですよね。

全員、ヒゲはやしてますし、薄汚れた感じだし、目つき悪いし(笑)

自分たちをカッコよく見せて、女性ファンを獲得しようという考えは全く無さそうですな。

でも、こういうの、おいら、たまらなく好きです(うっとり)

 

そういえば、ビートルズとかレッド・ツェッペリンとかだと、女性ファンがきゃあきゃあ言ったりするのが映像に残ってますけども。

ザ・バンドの女性ファンなんて、想像できませんな(遠い目)

 

そして、ジャケットと対応するように、中身もすごく、おっさんくさいですわ。

 

いや、ここ最近、ザ・バンドばかりを聴いて思った事なんですが、

リズムがねばっこい

というのが、おいら的には、たまらないポイントですわ。

アメリカ南部の、泥臭くて、ねちっこくて、蒸し暑い感じのリズムが大好きです。

 

うちのバンドでも、そういう音楽をやってみたいですけども。

なかなか、あそこまでねばっこいリズムを出せる自信がないですな(遠い目)

 

んで、このアルバムの中で、おいらが個人的に大好きで、うちのバンドで演奏できたらいいな、と思う曲は・・・

The Night They Drove Old Dixie Down (Remastered 2000)

これは本当に、名曲ですね(遠い目)

アメリカの南北戦争のことを歌っているんですが、何とも言えない詩情にあふれていて。

何度聴いても、心を揺さぶられる名曲だと思いますわ。

 

ただ、リズム・パターンとか、曲の構成とか、複雑なんですよね。

ザ・バンドの演奏を聴いていると、あまりにも自然に演奏されている感じがしますが。

こんなノリ

絶対

出せませんて(号泣)

 

というわけで、以下次号ですぞ!


ザ・バンドの曲をやるならばっ! その2

2024年06月01日 07時52分26秒 | 演奏曲

みなさま、お元気でございましょうか?

おいらは、先週末のバンド練習を・・・

風邪ひいてお休みしました!(羞恥)

いやあ、せっかく店長がカラオケを予約してくれたのに、キャンセルする羽目に。

こういうことになったのは、初めてだと思うっす。

 

職場でも咳をゴホゴホやっている人が多くて、なんかヤバいなあ、と思っていたら案の定。

咳が止まらん。咽喉が痛い。熱も出る。

まあ、そんなひどい状態ではなかったんだけども、無理して練習やって悪化させたり、バンド・メンバーにうつしたりしたら、まずいですからなあ。

というわけで、泣く泣くお休みさせていただきましたわ。

 

んで、この風邪は、長引くなあ。

体調自体は、ほぼ復調したんだけども、咳だけはずっと居残っておりまする。

 

さて、それはともかく、

ザ・バンド

について語ろうというシリーズですよ。

 

 

 

今回は、彼らのファースト・アルバム、

「ミュージック・フロム・ビッグ・ピンク」でございますよ。

この画像だと、オビが「ザ・ウェイト」になっちゃってますけどね。

このへたくそな絵(失礼)たまらんですなあ。

どうも、ボブ・ディランが描いた絵らしいですわ。

まあ、味があるといえば、そう言うこともできる、って感じですかな(苦笑)

 

んで、中身ですけども、そりゃあ、歴史的な大名盤と言われているくらいですからねえ。

素晴らしい曲・素晴らしい演奏ばかりが収められております。

もちろん、おいらは「発売50周年記念リマスター版」を購入して、聴きこんでおりますよ。

 

 

 

そして何度も何度も聴いてみて思ったんですが、このアルバムは、

リチャード・マニュエルを聴くためのアルバム

なのではないでしょうか(極論)

 

それくらい、このアルバムでの彼の活躍は目覚ましいものがあります。

メイン・ヴォーカルを取っている曲も多いし、美しいコーラスで聴かせる曲も多いし。

高音で、効果音のように後ろで歌っている曲も多いです。

そのどれもが、あまりにも美しい歌声で、唯一無二の存在感ですわ。

この後、彼は麻薬と酒でどんどん声が荒れていってしまい、曲も書けなくなってしまうので。

このアルバムの時が絶頂期と言っていいのではないかなと(残念)

 

そしてこのアルバムには、2曲、とんでもない名曲が入ってます。

いや、もっと紹介したい曲はあるのですが、とりあえずこの2曲にしておきましょう。

 

まずは、この曲!

I Shall Be Released (Remastered 2000)

リチャード・マニュエルのファルセットに、胸をかきむしられるようですわ。

これは、もう、たまらんです。

50周年記念リマスター版には、この曲のヴォーカルを抜き出したアカペラ版が収められているのですが。

それも、悶絶ものでございます(号泣)

美しすぎて、言葉を失ってしまいますな。

あまりにも好きな曲なので、おいらはソロで何度も演奏してますし、うちのバンドで演奏したこともあります。

でもなあ、やっぱり単調で暗いから、うちのバンドでは定着しませんでした(苦笑)

 

ただ、この曲はシンプルなコード進行だし、ハーモニカも入れられると思うので。

路上ライブ用の曲としてストックしておこうかなと思っておりまする。

コーラスも入れられれば、最高だなあ(遠い目)

 

 

 

そして、このアルバムといえば、冒頭の写真にもあるとおり、

「ザ・ウェイト」

について触れないわけにはいきませんな!!

 

この曲は、うちのバンドで、いつか、やりたいっ(大鼻息)

やりたいです!!(駄々っ子)

 

コード進行はシンプルなので、取り組みやすいし。

サビのところのコーラスを、うちのバンド3人でやりたいなあ!

知名度的には、洋楽好きな年配の方なら、みんな知っているはず。

 

なんてったって、映画の、

「イージー・ライダー」

の挿入曲ですからね!!

ここ最近演奏してないけど、ステッペンウルフの、

「ワイルドで行こう」

とセットで演奏したら面白いだろうなあ。

 

 

というわけで、聞いていただきましょうか。

The Weight (Remastered 2000)

うわあ、いい曲だあ(涙目)

これは、うちのバンドの看板曲になるんじゃないかなあ(遠い目)

なったらいいなあ。

やりたいなあ(さらに遠い目)

 

というわけで、以下次号じゃ!


ザ・バンドの曲をやるならばっ! その1

2024年05月25日 08時32分23秒 | 演奏曲

みなさま、だんだんと暑くなってきたような気がしますね・・・

季節は初夏、あっという間に梅雨が来て、そのまま、あの灼熱地獄に突入するのでしょうか・・・

去年の夏はほんとーに、暑かったですからねえ(遠い目)

 

 

過ごしやすい季節なんて、ほんのわずかになってしまいましたな(ため息)

 

 

さて、それはともかく、今回からは、

ザ・バンド

について語りたいと思っていますよ。

 

いやあ、このバンドについては、いつかしっかりと語りたいと思っていたところだったんですが。

いかんせん、うちのバンドの中では、おいらだけが好きなバンドなのです・・・(遠い目)

店長もVROOOMも、ここらへん、あんまり好きじゃないんですわ。

 

おいらは、

ブルース

とか、

カントリー

とか、

ソウル

なんていう、ある意味、

泥臭い音楽

が大好きです(陶然)

 

その代表例が、ザ・バンドと言ってもいいかもしれないっす。

なもんで、うちのバンドで演奏するには、ハードルが高いかなあ。

そんなに、知名度があるわけでもないしねえ・・・

でも、好きなものはしょうがないのでねえ(笑)

 

何度かうちのバンドで演奏することをチャレンジしたこともあります。

そこらへんも含めて、ゆっくりと語っていきたいかなと。

 

んで、さっそくですが、

ザ・バンド

というバンドについて、おいらがどう思っているか、という事なんですけども。

 

はっきり言って、

天才の集まり

だと思ってます。

 

まず、個性的で素晴らしいヴォーカリストが、

3人

もいる・・・(驚愕)

 

あのビートルズでも、素晴らしいヴォーカリストは、ジョンとポールの2人しかいないのに・・・

いや、ジョージとリンゴも歌いますけども、すいません。

 

この3人のうちの、誰がリード・ヴォーカルをやってもいいという、この凄まじさ。

しかも、コーラスだって素晴らしい・・・

 

 

 

つまり、ヴォーカルという意味では、無敵のバンドという事ですね。

この写真だと、

1番左が、リヴォン・ヘルム、ドラムをたたきながら、歌います。

右から2番目が、リック・ダンコ、ベースを弾きながら、歌います。

1番右が、リチャード・マニュエル、キーボードを弾きながら、歌います。

この3人が、まったく違う声色と、歌いまわしなのに、全員素晴らしいという・・・(遠い目)

 

左から2番目が、ガース・ハドソン、多くの楽器を神業のように扱う職人です。

そして真ん中が、ロビー・ロバートソン、ギタリストで、ほとんどの曲を書いてます。

いや、だからもう、とんでもないメンバーが集まっているんですわ。

 

この5人が、全員、見た目がおっさんっぽくて、そこもまた、たまらないです(笑)

前回まで取り上げてきた、レッド・ツェッペリンは、ビジュアル系と言ってもいいほど、見た目がかっこよいですが。

それとは、音楽性も含めて、180度違う感じのバンドと言っていいでしょうね。

もちろん、おいらは、どちらも大好きですけども。

 

というわけで、次回からは、ザ・バンドについて語っていくとしましょうか。

 

以下次号じゃ!!

 


レッド・ツェッペリンの曲をやるならばっ その10

2024年05月18日 06時28分00秒 | 演奏曲

さて、みなさま、お元気でございましょうか?

いよいよツェッペリンについて語ってきたこのシリーズも、今回で終わりかなと。

 

え? この次のアルバム「コーダ」については語らないのかって?

いや、もちろん、リマスター版を購入しましたよ。

そして何度も聴きましたわ。

だけども、やっぱり、ジョン・ボーナムが死んでしまってから、あわてて作った感じがしてしまうんですよね。

「未発表曲の寄せ集め」という感じがしてしまうんですなあ(遠い目)

まあ、実際のところ、そんな感じで製作されたらしいのですが。

 

なもんで、おいら個人としては、ツェッペリンのラスト・アルバムは冒頭の写真の、

「インスル―・ジ・アウトドア」

だと思っております。

 

んで、前回語った「プレゼンス」にはキーボードが全く使ってなかったのですが。

このアルバムは、全ての曲にキーボードの音色が入ってますよ。

どうやら、このアルバムでは、ジョン・ポール・ジョーンズがかなり貢献したとのこと。

おおお、ツェッペリンの中では地味な感じがしてしまっていますが、この人もただものではないですな・・・

 

ほんで、これまた、おいらの個人的な意見なのですが、このアルバム、

大名盤じゃないですか??

おいらとしてはツェッペリンの中でも3本の指に入る名盤だと思ってますよ。

 

とにかく、曲が良くて、しかもバラエティに富んでいて、飽きることがない。

全ての曲のリズム・パターンが違って聞こえるから、緩急がついている感じがします。

「プレゼンス」は、ずーーーーーっと緊張して聴かないといけない感じがして、正直つらい(苦笑)

そう考えると、このアルバムはツェッペリンが1番円熟していた時の作品なのではないかなと。

 

 

ただ、ロバート・プラントのヴォーカルは、初期のころに比べて、

「高音が出なくなった」

と言われてます。

その辺、パワー・ダウンだと評価される方もいらっしゃるようですが、おいらは、

全く問題ない!

むしろそれが自然!

だと思っております。

 

というか、おいらも、うちのバンドでヴォーカルを担当しているんですが、

「歳をとるほど、高音が出なくなる」

ということを、身をもって経験しておりまする(遠い目)

 

んで、結論から言えば、

キーを下げればいい。

と思っているのですわ。

 

これ、ハードロックとかの高音シャウト系の音楽だと、かなり厳しいですよね・・・

それはもちろんわかるのですが、おいら的には、

(ある程度)歳をとったヴォーカリストが良い!!

という信念があります(大げさ)

おいら自身も、自分の若いころの声を今聞くと、細くてつまらないし。

おいらが大好きなヴォーカリストの、

ヴァン・モリソン

の声も、40代から50代ころの声が最高に好きです!

 

なもんで、ロバート・プラントの声もツェッペリン解散後の方が好きなくらいなのですわ。

「天国への階段」の最後のところとか、本当にしんどかっただろうなあ、と思っております。

 

 

んで、このアルバムのプラントの声は、より深みが増していて、すごく好きですわ。

 

では、このアルバムの中で、おいらが1番好きな曲を聞いていただきましょうか。

In the Evening (1990 Remaster)

これ、とんでもない名曲じゃないですか??

リフも良いし、メロディも良いし、リズムも良いし、言うことなし。

 

ただ、惜しいのは、知名度がいまいち(遠い目)

例えばどこかでうちのバンドがこの曲を演奏したとして・・・

ツェッペリンの曲だ!!

と確信を持って言える人、ほとんどいないんじゃないかなと(ため息)

でも、この曲は、ほんとーにカッコいい曲だと思うっす!

 

というわけで、ツェッペリンについてはここまで、といたしますぞ。

以下次号じゃ!!


レッド・ツェッペリンの曲をやるならばっ! その9

2024年05月11日 05時23分05秒 | 演奏曲

さて、みなさま、黄金週間も終わってしまいまして・・・

ふつーに働いている週末、いかがお過ごしですか?

今週からこのブログは、火曜に店長木曜にVROOOM土曜においら(つぁん)が投稿することなりました。

 

コロナその他でお休みしていたVROOOMの投稿が復活したのは、大変喜ばしいことですな。

 

このブログ、うちのバンドのブログなのに、1番人気のある記事は、VROOOMの書いた

バイク関係

の記事だという、このギャップ、たまりませんな~(爆笑)

 

引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

 

 

さて、それはともかく、

うちのバンドでレッド・ツェッペリンの曲をやるなら、どの曲をやるべきか?

を探しておりまする。

とは言っても、1枚目のアルバムからフィジカル・グラフィティまで、おさらいしたもんですから。

これ以降のアルバムに、演奏したい曲は、なかなか無いでしょう・・・(遠い目)

 

それはもちろん、そうなんですけども。

 

 

冒頭の写真にもあるとおり、7枚目のアルバム、

「プレゼンス」でございますよっ(鼻息)

いやあ、もう、このジャケットが意味不明すぎて、たまらんですなあ(笑)

これもヒプノシスがデザインしたものですな。

 

テーブルの上の黒いもの、いったい何なんでしょうかね・・・(首かしげ)

 

調べてみるとどうやら、バンドの持っているパワーをあらわした存在らしい・・・

ううむ、よくわからんが、とにかく印象に残るジャケットであることは確か。

 

 

んで、肝心の中身の音楽も、とんでもないと思いますぞ。

特に、1曲目の、

アキレス最後の戦い

すさまじすぎるでしょう・・・

最初から最後まで聴くだけで、どっぷし疲労してしまうくらいですわ(遠い目)

ずっと張りつめた糸のようで、気を抜く暇がありませんな(仰天)

 

 

シンセサイザーとかの鍵盤楽器を全然使ってないのも、このアルバムの特徴でして。

ギターとベースとドラムとヴォーカルだけで、この緊張感、すんげえ硬い感じの音ですな。

途中、プラントのハーモニカが入ってくると、ほっとしたりします(笑)

 

 

んで、何度も何度も聴いてみて思ったのですが・・・

リフを弾いているのはギターだ、とばかり思っていたけども。

ドラムじゃね??(驚愕)

と思ってしまうくらい、このアルバムのドラムは、歌ってますぞ。

正確にリズムを刻んでいるというよりは、ギターやベースのリフと、一体化してます。

だからバンド全体が、ひとつのかたまりみたいな状態になってますわ。

 

ただですね、乗れる曲が少ないです(遠い目)

 

あまりにも複雑なリフを、完璧に演奏しているのを、驚愕して眺めている。

そんな感じの聴き方になってしまうので、リズムに乗って楽しむ、とはならないんですよね・・・

なんか、すごくなりすぎて、遠くなってしまった、というのがこのアルバムの印象。

実際に、このアルバムの売り上げは、あまり良くなかったみたい。

ただ、評論家の評価はすごく高かったらしいというのも、うなづけますな。

 

 

というわけで、うちのバンドじゃ、絶対に演奏できない、この曲を聴いてもらいましょうか。

Achilles Last Stand (Remaster)

これ、10分もあったんだ・・・(遠い目)

 

 

なんだか、恐ろしいものを見せつけられる感じがしますなあ。

レッド・ツェッペリンというバンドの、究極の到達点のような気がしますわ。

 

というわけで、以下次号じゃ!!


レッド・ツェッペリンの曲をやるならばっ! その8

2024年05月03日 11時55分50秒 | 演奏曲

さて、みなさまお元気でございましょうか。

黄金週間のど真ん中でございますなあ。

昨日までの3日間も、仕事が休みだった方も多いのではないのでしょうか。

この合間の4月30日・5月1日・2日を休みにできる職場は、素晴らしいと思うっす(遠い目)

もちろん、おいらの職場は、暦通り、暦通りでございますぞっ(涙目)

というわけで、ちゃんと働いて、今日からやっと黄金週間ですわ。

 

それはともかく、レッド・ツェッペリンの曲について語り続けているこのシリーズですけども。

 

だいたい1週間に1枚のペースで、オリジナルアルバムを取りあげています。

 

 

んで、今回は6枚目のアルバム

フィジカル・グラフィティ」ですよっ(鼻息)

もちろん、このシリーズの冒頭にも書きましたけれども、今回のおいらのツェッペリン熱が始まったのは、このアルバムからです。

中古CD屋でたまたま見かけて購入したのが始まり。

その時に買ったのは、従来のバージョンだったんですけども。

もちろん、その後、リマスター版も購入しました(大鼻息)

左がリマスター版右が従来のバージョン

この2枚を聴き比べたりして、大変楽しい時間を過ごさせていただきましたぞ。

 

いやあ、大名盤ですな(讃嘆)

 

何回聴いても飽きないアルバムであることは間違いないです。

もちろん、名曲も大変多いわけですけども。

「死にかけて」(In My Time of Dying)

がおいらは大好きです!

しかし、とんでもない邦題だな(笑)

この何とも言えない、暗くてジメっとしている感じ、うちのバンドでは絶対やらない(できない?)けど、とにかくたまらんです。

 

もちろん、伝説の名曲、

「カシミール」

は文句なく素晴らしいですけども、これも、うちのバンドでやるには複雑すぎるし長すぎるし。

というか、たぶん変則チューニングじゃないかなあ、DADGADみたいな感じがします。

これは、なかなかできないっすよね(遠い目)

 

 

 

んで、おいらがもしかしたら、やれたらいいなあ(遠い目)

と思っている曲は・・・

Custard Pie (Remaster)

この曲ですよ(讃嘆)

これはカッコいい(涙目)

だけど、どうやら、本人たちもライブでは演奏したことがないらしい(びっくり)

そうなのか、ほんとーに素晴らしい曲だけども、知名度の意味ではいまいちですよなあ・・・

ツェッペリンのファンの人じゃないと、知らない曲ですよね。

うーん、ここ最近、うちのバンドは、とにかく有名曲を優先的に選んでますからなあ。

マイナーな曲でも、おいらたちがこだわって演奏できる曲なら、かまわないことにはなっているんですが。

この曲は、ちょっと、難しい感じでしょうな・・・

 

この曲がこのアルバムの冒頭の曲ですからね、イントロを聴くだけでワクワクします。

このアルバムを聴くことで、何十時間も楽しませてもらっているので、嬉しいかぎりですわ。

職場への行き帰りに、何回聴いたか思い出せんっす(笑)

 

というわけで、以下次号じゃ!!


レッド・ツェッペリンの曲をやるならばっ その7

2024年04月26日 05時17分17秒 | 演奏曲

さて、さて、さて、黄金週間が近づいてきましたな(ニヤリ)

年度初めのもろもろの仕事に追いかけられまして・・・

仕事したくない~(心の叫び)

いや、今年度は、おいらの仕事的には、わりと楽な方のはずなんですが・・・

 

まあ、それはともかく、レッド・ツェッペリンについて語っておりますよ。

いやあ、今回のツェッペリン熱は、なかなか冷めないですね。

未だに、1日に1度はツェッペリンを聴いておりまする。

 

ほんでほんで、今回は5枚目のアルバム

これまではタイトルさえついてないアルバムたちでして、便宜上、番号をふってきましたが。

今回はちゃんとタイトルがついていますよ。

「聖なる館」

でございます!(鼻息)

だけども「聖なる館」という曲は収録されてません(遠い目)

たぶん、うまく完成しなかったんでしょうな、その曲は、この次のアルバムに収録されています。

それなのに、タイトルだけは変えなかったんだ・・・(首かしげ)

 

 

 

こういうことは、けっこうありまして、ドアーズのアルバムでも、

「太陽を待ちながら」というアルバムに「太陽を待ちながら」という曲は収録されていません。

そして、その曲は、この2枚後のアルバムに収録されてます。

これもやっぱり、収録できなかった曲がアルバムのタイトルになっているわけですね。

そこらへん、有名バンドの方たちがどう考えているのかは、よくわかりませんが。

収録できなかったけど、その曲名に思い入れがある、とかなのかなあ?

 

 

それはともかく、このアルバムのジャケットですよ!

これは有名なヒプノシスがデザインしたものですね(鼻息)

裸の少年少女が、岩が敷き詰められた丘を登っていくジャケット。

ちょいと調べてみると、どうやらこの2人は姉弟らしい。

ニルヴァーナの有名なジャケットもそうだけど、

今だとけっこう問題になりそうなジャケですな。

当時でも問題になったみたいで、子供の尻がシールで隠されていますよね(苦笑)

 

 

ただ、中身の幻想的な感じと、とてもよくマッチしていて、ジャケットとして名作だと思うっす。

ヒプノシスのジャケットは、名作が多いですなあ。

ピンクフロイドのアルバムのジャケットは、すべてが名作と言っていいでしょう。

おいらが個人的に大好きなのは「炎」のジャケットですなあ(遠い目)

 

 

んで、肝心の中身の音楽ですが、それこそ、

プログレ?

と思ってしまうような曲から、レゲエみたいな変わった曲調のものばかりですわ。

レッド・ツェッペリンとしては、かなり変わったアルバムと言えると思います。

ハード・ロックとかブルースをイメージして聴くと、肩透かしを食らう感じですね。

 

ただ、名曲はかなり入っていますよ。

 

雨の日に聴くなら、

レイン・ソング

はすごく魅力的ですわ。

アコギの音が、何とも言えん(鼻息)

 

 

「永遠の詩」とか「オーシャン」とかもいいなあ(遠い目)

 

 

もちろん、他にも名曲はありますよっ(鼻息)

 

 

おいらが個人的に大好きな曲は、

Led Zeppelin - No Quarter (Official Audio)

この曲ですわ!!

いや、暗くて長い曲と言われればその通りなんですが、とても素晴らしい曲です(讃嘆)

この雰囲気、静と動のメリハリ、本当に名曲中の名曲!

だけども、うちのバンドで演奏するには、ハードルが高すぎる・・・

 

ただ、おいら的には、ツェッペリンのすべての曲の中で、かなり好きな曲です。

ニルヴァーナのようなダイナミズムが感じられて、聴いてて気持ちいいんだよな~(うっとり)

 

というわけで、以下次号じゃ!