荒川三歩

東京下町を自転車で散策しています。

八百屋於七の墓へ行く。

2016年10月03日 | 散文
今年の白山神社紫陽花祭りの際に偶然行き当たりました。
今度は訪ねて行きます。

と言っても別に用件はありません。

前回訪問時はここがお墓だと思っていましたが、違うようです。

その「違うのではないか」の想いがずっと気に掛かっていて、正しく確認したいのが潜在的な訪問理由のように思います。

参道の奥の本堂の脇にも幟が立てられた祠があります。


赤い幟に導かれて参道を行きます。


於七さんはこんな風に祀られていました。




この人の起こした事件は火付けの大罪です。
多くの人や財産を焼失させました。
それがこうして祀られています。

純愛物語として取り上げられて人々に涙させ、大当たりを取って歌舞伎界を救いました。
義経や忠臣蔵と並んで、今でも集客が期待できる人気の演目のひとつです。
人の運命の不思議を思います。
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根津神社にも秋が来ました。

2016年10月03日 | 散文
鳥居周辺が色づきかけています。


キンモクセイが芳香を放っています。


参拝者も長袖の装いです。


唐門の向こうのいちょうが色付き始めました。


お日柄宜しく結婚式が挙げられています。


透かし塀と乙女稲荷周辺も秋の様子です。


旅行者がカメラを構えています。


見上げるとギンナンがたわわに実っています。


更にその上を見ると、「天高く」とはいきませんが、間違いなく秋の空です。
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