荒川三歩

東京下町を自転車で散策しています。

大使館を訪ねて-7(パラオ、カンボジア)

2016年03月21日 | 散文
久し振りの報告になります。
改めて、この企画の趣旨を確認しておきます。
「私の生活に一番縁の無い公の機関へ行こうと思いました。
しかも、東京ならではの場所へ・・・。」
こんな事から始めた本企画の散策です。

「パラオ共和国大使館」
靖国通りから見る防衛省です。

時節柄、日本の中で、多分一番緊張感が集中している一角です。

防衛省を後ろに見ながら進むと、


中央大学がある三叉路に来ました。

合羽坂下です。

三叉路脇のビルの前で表示板を見付けました。
太平洋上のミクロネシア地域の島々からなる国です。


ビル内の表示によると、9Fにあるようです。


ビルを見上げます。
普通、国旗が掲揚されているものですが、何もありません。

案外素っ気ない国ですね。

ビルの前の「津の守坂」を上って行くと、新宿歴史博物館があります。


坂の上には四谷税務署があります。
そんな立地です。

この日は確定申告の最終日なので大変な混雑ぶりでした。

「カンボジア王国大使館」
青山通りからカナダ大使館脇を入って行きます。

建物は大使館邸初め、職員の住居のようです。

新坂を下って行きます。


坂を下り切った所にありました。

カンボジアの国を連想させる建物です。

フランス保護領から1953年にカンボジア王国として独立しました。

1970年クーデターによりシハヌーク政権を打倒して、王制を廃しクメール共和国樹立。
親中共産勢力クメール・ルージュ(KR)との間で内戦。
1975年KRが内戦に勝利し、民主カンボジア(ポル・ポト)政権を樹立。
同政権下で大量の自国民虐殺。
その後幾多の内戦を経て、2004年にシハヌーク国王引退、シハモニ新国王即位。WTO加盟。
上記のように激しい内線の後、ASEM参加決定した国です。

庭内に特徴的な建物があります。
覗いてみます。


戦争に明け暮れた、アンコールワットの国です。

「カボチャ」の語源となって、日本の文化に影響を与えた国でもあります。

この企画、続きます。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 四谷怪談の総括-2 | トップ | 六本木ヒルズで見たもの »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

散文」カテゴリの最新記事