夏草の中に現れました。予讃線の特急電車です。こんな頭の丸い車両を見るのは初めてです。「アンパンマン電車」だけじゃ無いんですね?
耕作放棄地の草刈りです。帰郷したら墓参りの次にやることがここの草刈りです。刈らないと雑草の種が飛んだり害虫が発生したりで、近隣の田圃に迷惑が掛かります。私的には他の田圃の田植えまでに実施する仕事です。
刈っているのは、お馴染みの老幼馴染です。毎年彼にはお世話になっています。
私の役割は、刈り取った草が隣に入ったり線路土手の下にある近隣共用の農業用水路を塞がないように、熊手で自分ところに戻すことです。休み休みで2時間近く掛りました。「10年前なら休み無しで、一気に1時間位で出来たのに...」と、寂しく笑い合いました。ずいぶん綺麗になりました。何度目かの急行列車が通り過ぎます。
今回は、線路土手は刈りません。体力がありません。農業被害があったらJR四国に責任を取って貰います。
バイパス道路から見下ろします。線路脇の半月状の場所が私の所有物です。昨年の帰郷時に、家等を含めて相続しました。元々は、線路の向こう側の水が張られて田植えの準備が終わった田圃と一体の土地でした。明治の時代に鉄道が敷かれました。田圃が分断された訳です。ご覧のように、農作業するにも何処からも機械が入れません。手作業でするしか無い土地です。時のご先祖様が、例え寸土といえど手放してはならぬ。子孫の為に残しておいてやろうとした土地です。線路の向こう側は父が売却しましたが、ここは数年前隣地の所有者から「タダでも要らん」と言われた土地です。これが東京銀座の土地だったら話が違うのでしょうが...。
この4月末から「相続土地国庫帰属」制度が施行されました。この後法務局へ承認申請に行きました。申請地調査費用1万4千円を支払いました。調査の結果、帰属の可否判断が下るのは約半年後の予定です。帰属が承認されると、10年分の管理費(20万円程度の予定)を払います。資産を手放すのにお金を払わなければならない制度に納得はしていませんが、耕作放棄地なのでやむを得ない処置です。
ちなみに、私の申請は愛媛県で3番目です。機能する制度になるのかな?山の畑や山林も対象にしたいのですが、境界の確定がネックです。私自身が境界を知らないもの。こんな話です。
実家の解体費用が高額な見積もりだったので
兄弟で儲けたと喜んでいます。
荒川三歩さんもより良い解決が出来ますように
内の近くの瀬戸大橋線で見かけます。
此処は貨物列車は通りませんかね?
暑い時期の草刈りは大変ですね。
自分も草が伸びる前にもう一回土手の草刈りしようと思うのですがなかなか。
沿線の草刈りは鉄道ファンに取っては有り難いです。
草ぼうぼうでは車輪も見えないですからね。
しかし、ニュースで有った、JRの敷地内に入っての馬鹿な行動はダメですよね。
列車止めてしまってキツくお仕置きして欲しいです。
釣り名人さん兼てっちゃんさん、お教えありがとうございます。
そうそう、そのニュースを見ました。以前から一部の鉄道ファンの行き過ぎた行為が問題視されていましたが、困り者ですね。以前には撮影の邪魔になるからと、民家の庭木を切った奴がいましたね。
映像の顔を映し出してやれば、こういった行為が減ると思いますが、いかがなものでしょう?
私の場合は、他の土地は、当面他人様にご迷惑をお掛けすることは無いので、放置しておくつもりです。
何の収入も無いのに税金を払わなければならないことに葛藤はありますが、、
第一、私が境界を知らないのでどうしようもありません。
測量したら大金が居るし、立ち合い要請等の手間も掛かります。
孫子に税金や草刈り費用くらいは残しておかなければ、と思っています。
相続のしようがない本人さえわからない土地増えてるので大変ですね
私の知り合いも山一つどうしようもなくなってます
そのうちこの制度使って処分しないといけなさそうです
労働力が無いのでどうしようもありません。荒廃するに任せています。
食料危機に備えなければと言いながら、儲からない仕事に若者は就きません。
貸借等でも、誰もが活用してくれない土地の所有者である老人は、この制度を利用するしか無いのかなと思います。