荒川三歩

東京下町を自転車で散策しています。

「りゅうのすけくん通り商店街」は別名「田端文士村」ー2

2019年01月20日 | 散文
前回の続きです。
別名「田端駅通り商店街(振)」で文人の名前を追っかけています。
街燈に菊池寛の名前があります。


冬の曇り空を見上げたら、なんと、菊池寛が透かし文字になっていました。
今まで下ばかり追っかけていて気づきませんでした。


竹久夢二です。
河童の絵と田端駅通り商店街の文字も透けて見えます。


冬空に板谷波山です。
彼は文士ではありませんが、芸術家です。
人間国宝の陶芸家です。


当然、芥川龍之介があります。


おやっ?!
文人ではなく、赤紙仁王尊の透かし文字です。


この商店街のすぐ裏近くにあります。


ここです。
真っ赤です。


体の悪いところに赤紙を貼って快癒を祈願します。
念願が叶うとわらじを奉納します。
仁王様は、そのわらじを履いて、快癒祈願の人を訪れて願い事を叶えるのです。
「互助」の精神を教える仁王尊でもあります。


この前の道路は正岡子規葬送の道です。
ここから10分ほど歩けば子規の墓所大龍寺です。
そこには板谷波山の墓もあります。


商店街に戻りました。
引き続き文士の名前を追っかけます。
街に不釣り合いな鮮やか過ぎる赤色だと思っていたけど、これって赤紙仁王尊の赤色なんですね。

ひょっとしたら、このサイズは仁王尊に張り付ける赤紙の大きさかも知れません。

散策は続きます。




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