下落合の丘の上です。道路の真ん中に大木が立っています。
カンと晴れた冬の日です。左右に遮る物のない丘の上は日当たりが良いです。
道路の真ん中なので、当然迂回することになります。
通り過ぎて振り返ります。
こちら側には大きな反射板があります。こちらからの事故が多いのでしょうか?
まるで御神木みたいな扱いです。
昔は「目白近衛町」という地名だったのでしょうか?
この木は旧近衛邸の車廻しにあったそうです。あの、戦争犯罪人として起訴されて、裁判前に自殺した近衛文麿元総理の邸宅跡です。
「車回し」なので、周囲は旧邸宅だった思います。
近くには学習院が在ります。私の感覚では、「お公家さん」を連想してします。
春待ちの景色です。
現在の新宿区下落合のあたりが、
かつて目白近衛町と呼称された高級住宅地だそうです。
そして、目白近衛町は近衛家が自分の土地を
大正11年から売り出してできた町とのことです。
学生時代、このあたりを一人で散歩したことを思い出しました。(^^♪
昔の貴族は広大な土地を持っていましたね。界隈は大きな家が残っていて、アトリエや記念館や公園や教会等々、散歩に良い場所ですね。丘の上だから日当たりも良いし。
あったかくなったら、そぞろ歩きがよろしいかと。