今治市の街で遭遇しました。「大正モダン」を思わせる建物です。
正面から眺めます。左側に、「ゆ」と「ホテル」の文字が見えます。
玄関です。営業しているんだろうか?
玄関の柱です。「国登録有形文化財 今治ラヂウム温泉本館」と書いています。同様に英語でも記載しています。そしてそして、「建築1919年 国 登録2016年11月」とも書いています。第一次世界大戦終了の年の建築です。冒頭「大正モダン」と感じた印象そのものです。登録したのが2016年11月なので、最近のことです。
その下にも、古い建物で時々見かける形式で「登録有形文化財 この建築物は貴重な国民的財産です」とも有ります。凄いね今治!でも営業しているんだろうか?
左手にホテルの玄関が有ります。3階がフロントのようです。宿泊者「レンタサイクル乗り捨て施設」とも書いています。「しまなみ海道」でのサイクリングが盛んな街です。駅前等に同様の施設が有ります。それでも、「営業しているんだろうか?」の疑惑が拭えません。それくらい古さを感じさせます。
改めて見上げます。
ぐるりと廻ります。横から見ます。
こちらがボイラーのようです。
裏手から見上げます。上の方が消えかかっていますが、煙突に「ラヂウム温泉」の文字が見えます。そういえば、昔は「ラジューム」じゃなかったですね。
正面から見て左側に来ました。構造的に、手前の屋敷と一体のようです。オーナーの家だと思います。
表に戻りました。存在感が凄いです!
次回の帰省時にも見に来ると思います。