洲崎神社です。
由緒書きです。五代将軍の生母桂昌院の守り神です。桂昌院は、八百屋の娘から将軍を産んだ、出世の象徴のような人物です。「玉の輿」の語源です。
その身分に似合わぬ小さな祠が、数年前の建立されました。
今風のキャラクター、「たまちゃん」です。神様らしくは見えません。玉の輿に乗りたい女性が身に着け易いようデザインしたのでしょうね。きっと。
由来書です。
洲崎神社は「たまちゃん」だけではありません。「名人竿忠の碑」です。海岸が近かった事を連想させます。
そしてやはり天災の地です。
説明板の後ろに「津波警告の碑」と書かれた石柱が立っています。これが「波除碑」では無くて、ここに波除碑がありますよ、という案内です。この更に奥にそれが有ります。
これです。説明板にあるとおり、砂岩に書かれた為もあって、判読不能です。
さて、お参りします。
拝殿の前には、さっき渡った新田橋の袂で船宿を営む「吉野屋」の奉納碑があります。
将軍生母から町人まで、現在も多くの氏子を持っている神社です。