荒川三歩

東京下町を自転車で散策しています。

「はん亭」の夜景

2023年12月26日 | 散文

根津で忘年会がありました。背後にビルを従えて、はん亭の夜景です。

 

玄関前です。老舗の風情です。

 

上層階も賑わっているようです。東京都条例で、もう木造3階建は建てられません。私が知っている限りの現存物は、本郷の3軒とここ「はん亭」だけです。他が皆んな民家なので、1番有名な木造3階建だと思います。この姿をいつまでも残して貰いたいと思っています。

 

おやっ⁈ 玄関脇に「PayPay」の広告です。えっ⁉ PeyPayって、20%も戻って来る! って、そこじゃなくって、こんな老舗でもPeyPayを導入する時代なんですね。

見損なったぞ!とアナログ親父が吠えていました。

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山茶花林から、

2023年12月26日 | 散文

よく通る道の傍です。鮮やかさで気がつきました。こんな所に花が沢山咲いていました。今まで気が付かなかったのがおかしいくらい目立ちます。地面に花が落ちてないので、今が盛りだと思います。

 

山茶花です。植物にも疎いです。最近やたら外来の植物が増えて、覚える気になりません。でもこの木は昔からある木です。だって、「山茶花」と漢字ですもの。

 

林に踏み込みます。

 

山茶花の林です。

 

冬の陽射しに映えます。

 

小学唱歌で習いました。山茶花をふざけて「♫やまちゃかやまちゃか咲いた道」と歌ったら、先生に怒られました。

 

懐かしい思い出ですが、最近、まんざら間違っていなかった事を知りました。新聞か何かに載っていました。

 

「さざんか(山茶花)」の語源は「さんざか」だったそうで、文字が入れ替わって「さざんか」と呼ぶようになった、らしいのです。

 

確かに漢字(山茶花)をそのまま音読みすれば「さんざか」です。「さざんか」の方が呼びやすいように思います。リズム感も良いです。でもそれは生まれた時から呼んでいたからだとも思ったりします。

 

こんな例が他にもあるというのです。例えば、「あたらしい」は「あらたしい」の文字が入れ替わったものらしいです。「新た」は「あらた」と読みますね。これが語源です。また、「だらしない」は、「しだらない」です。「ふしだら」って言いますよね。ちょっと目から鱗でした。

 

で、最近気付いたのは、オタクの聖地「秋葉原(あきはばら)」です。元々は「秋葉神社(あきばじんじゃ)」が在った野原だったので「あきばはら」だったと思います。それが、文字が入れ替わって、「あきはばら」になったのではないでしょうか?「葉」は「ば」とも「は」とも読めるので、漢字にしても違和感はありません。ちなみに、今東京の若者は皆んな、かの地を「アキバ」と言います。・・・やがてこれが定着したりして。

こんな事を思いながら、初冬の山茶花林に居ます。

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スクリバ先生とベルツ先生の胸像

2023年12月25日 | 散文

こんな所に胸像が有りました。東京大学の藪に埋もれるように、二人並んで立っていました。初めて見る人たちです。誰だろう?

 

説明板です。

 

一人はスクリバ先生です。彼の業績を知りません。説明板を読みます。すごい経歴の持ち主ですね!日本の歴史の転換点に立ち会った、こんな人が居たんですね。像が立っても不思議無いです。

 

もう一人は?と見ると⁉ ああ!会いたかった人です。名前を知っています。・・彼も凄い業績の持ち主ですね。

 

読みづらいので書き写します。東京大学名誉教師ベルツ先生(在職1876〜1902年)同スクリバ先生(在職1881〜1901年)は本学部創始のころ20年以上にわたってそれぞれ内科学外科学を教授指導しわが国近代医学の真の基礎を築いた恩人である•••云々。東京大学医学部

 

像を見ます。

 

眼の前は東大病院です。ここに像が建てられた訳が分かりました。相応しい場所です。

 

胸像の近くに行こうとしたら、もっと藪に隠れるように石碑に俳句が書かれています。「胸像をぬらす日本の花の雨」・・・調べました。ベルツを詠んだ水原秋櫻子の句らしいです。男性です・・・知りません。が、ベルツ先生は、私が知っている以上に有名人みたいです。

 

像の前に行きます。

 

どちらも厳ついですね。この頃の銅像は、皆んな厳つい顔をしていますね。目鼻立ちがくっきりした外国人なのでなおさらです。

 

こちらがベルツ先生で、

 

こちらがスクリバ先生です。

 

藪の向こうは彼らが教えた学舎です。

 

手前は運動場です。いつも学生がサッカーをやっています。こんな場所で胸像に出逢いました。

 

さて、私が知っているベルツとは、先ずここ異人坂です。

 

この説明板に彼の名前が登場します。

 

そしてもう一つはこれ、ベルツ水です。彼が作った薬が今でも販売されています。

 

ヒビ・アカギレの薬です。これから使われますね。

厳つい顔ですが、こんな身近な人なんです。

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根津教会のクリスマス風景

2023年12月25日 | 散文

青い冬空に映える水色の教会です。

 

クリスマスリースが飾られています。教会内部では行事が行われるのでしょうが、これだけです。キリスト教会だから、東京だし、お洒落でシックなイルミネーションがありそうだけど、、毎年変わりません。

 

静かにクリスマスを迎えました。サイレントナイトです。

 

 

3軒長屋と並びの教会です。

日本に馴染んだ風景です。其々のメリークリスマスです。

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東照宮第一売店の紅葉

2023年12月24日 | 散文

上野東照宮の鳥居横に売店が在ります。

 

 

参道の奥が燃えています。西日を透した紅葉です。

 

第一売店を名乗っていますが、他の店舗を知りません。

 

柿が熟れています。

 

昔ながらの素朴な店です。

 

 

隣は、ちょっと老舗っぽい鶯団子です。

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伊豆栄梅川亭の紅葉

2023年12月24日 | 散文

何度か覗いて、やっと見頃になった上野公園です。伊豆栄梅川亭にやって来ました。

 

おお、見事です。

 

隣の上野東照宮参道の銀杏も見事です。

 

振り返ります。ここは紅葉と、青紅葉の季節に訪れます。

 

引き返します。

 

料亭の軒に降る銀杏です。

 

五重の塔と青空と銀杏です。

日本の紅葉です。

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不忍池の枯れ蓮

2023年12月23日 | 散文

上野不忍池が枯れ蓮に覆われています。

 

ここは観桜の名所です。今はこんな冬景色です。

 

びっしりの枯れ蓮です。

 

枯れた蓮の向こうに、緑青の屋根の弁天堂を見ます。

 

蜂巣を見ます。冬景色です。

 

そして、池畔でいつも販売しています。

年末ジャンボ宝くじは、この時期の風物詩です。

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伊藤左千夫の墓

2023年12月23日 | 散文

亀戸天神の近く、普門院の門前に石碑が有ります。「野菊の墓」の作者です。

 

門内に1本の大銀杏が有って、黄葉真っ盛りです。

 

墓所へ行きます。

 

夥しい卒塔婆脇を行きます。

 

案内が有ります。

 

あの突き当りの左です。

 

伊藤左千夫はこの近く、両国高校界隈で搾乳業を営んでいました。正岡子規に師事し、彼の墓所(大龍寺)を決めた一人です。

 

・・・ずっと前からヒビが入った墓石です。

 

奥に有ります。

 

中にはノートが有って訪れた人たちが記帳しています。

 

名刺入れも有ります。

・・・いつも静かな墓所です。

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立石仲見世凧コンテスト

2023年12月22日 | 散文

立石仲見世商店街です。随分久しぶりにアーケードに飾り付けがされていました。何も無い商店街は寂しかったです。

 

子どもたちが作った凧です。「奥戸せんべい賞」が有ります。

 

南入り口のこの店の賞です。

 

商店街を行きます。

 

すぐに、こんなコーナーが有りました。

日程から推測するに、これがお正月飾りなんですね。ちょっと寂しいです。

 

賞品の数々です。

 

お昼時の商店を覗きます。

 

振り返ります。

 

・・・「呑んべ横丁」の解体はまだです。

 

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三四郎池の紅葉

2023年12月22日 | 散文

三四郎池への入り口です。

 

落ち葉を踏みながら降りていきます。

 

最近雨が降りました。水かさが増しています。

 

あの橋を渡ります。

 

池畔を巡ります。

初冬の三四郎池です。

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三四郎池へ行く道

2023年12月21日 | 散文

文学部の前から、自転車を押してこの道を行きます。

 

紅葉の道です。

 

いつもと違う道から三四郎池へ行きます。

 

おお!黄金色です。

 

あそこを曲ったら三四郎池の入り口です。

 

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落葉した安田講堂前で、

2023年12月21日 | 散文

今年の東京大学安田講堂前の銀杏並木は葉の数が少ないようです。びっしりと敷き詰められる金色の絨毯が、今年は疎らです。剪定でもしたのでしょうか?観光客も少ないです。

 

来校者はそれなりに楽しんでいます。

殆どが外国の観光客でした。

 

・・・いつもはもっと綺麗なんですよ。こんな風に。

 

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落葉した工学部前の名物銀杏

2023年12月20日 | 散文

もう終盤です。

 

びっしりと敷き詰められました。黄金の絨毯です。

 

寛ぐ人々です。

 

工学部前から。

 

皆んな金色に染まっています。

好いな!と思います。

冬麗です。

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浅草羽子板市の賑わい

2023年12月20日 | 散文

地元小学校の社会科見学でしょうか?近県の修学旅行でしょうか?他に数組、中高生の修学旅行の団体が居ます。

 

本堂前です。一番多いのは外国人です。

 

羽子板市の浅草です。

 

人並みが押し寄せます。大混雑の宝蔵門前です。

 

羽子板市もあって、いつも以上に混雑しています。

 

羽子板売りの屋台前です。

 

絶対に有ると思っていた大谷選手の羽子板が無くてこれがあった。昔にも見たことがあります。とっくに監督なのに、まだ新庄選手の羽子板です。売ら(れ)ないのだろうか?・・・それにしても随分屋台が少なくなった気がします。コロナ禍だったし、そもそも羽根つきをしないし・・・。商売繁盛の縁起物とはいえ、酉の市の熊手のような人気はありません。飾っている店を殆ど見ないもの。

 

今日訪れた外国人にとってはラッキーです。

 

ただし、毎日売っているとは思わないで下さいね。

 

屋台前を離れます。

 

そこは行列の末尾です。こんな処でなんの行列だろう?前へ行ってみました。

 

この大提灯の前で記念写真を撮るための行列です。へえ~⁉

秩序だったこんな行列無かったです。日本人観光客が始めたのでしょうか?

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「ミロンガ」改装工事中

2023年12月19日 | 散文

久しぶりにこの路地を覗きました。元「ミロンガ」が工事中です。ここを閉店してから、ミロンガは近くで営業を続けています。

 

内装工事中です。

 

看板は黒いテープで潰されたままです。

 

工事中のあの人に訊きました。「ここは何になるんですか?」「さあ?依頼されて工事しているだけですから」

 

ミロンガといえば「ラドリオ」です。いつものとおり営業中です。

 

黒い看板のミロンガを振り返ります。

 

正面奥が空っぽになりました。寂しい風景です。

 

靖国通りから眺めます。路地の奥に在った「三省堂書店」もすっかり解体されてしまいました。

神保町の初冬です。

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