こんな所に胸像が有りました。東京大学の藪に埋もれるように、二人並んで立っていました。初めて見る人たちです。誰だろう?
説明板です。
一人はスクリバ先生です。彼の業績を知りません。説明板を読みます。すごい経歴の持ち主ですね!日本の歴史の転換点に立ち会った、こんな人が居たんですね。像が立っても不思議無いです。
もう一人は?と見ると⁉ ああ!会いたかった人です。名前を知っています。・・彼も凄い業績の持ち主ですね。
読みづらいので書き写します。東京大学名誉教師ベルツ先生(在職1876〜1902年)同スクリバ先生(在職1881〜1901年)は本学部創始のころ20年以上にわたってそれぞれ内科学外科学を教授指導しわが国近代医学の真の基礎を築いた恩人である•••云々。東京大学医学部
像を見ます。
眼の前は東大病院です。ここに像が建てられた訳が分かりました。相応しい場所です。
胸像の近くに行こうとしたら、もっと藪に隠れるように石碑に俳句が書かれています。「胸像をぬらす日本の花の雨」・・・調べました。ベルツを詠んだ水原秋櫻子の句らしいです。男性です・・・知りません。が、ベルツ先生は、私が知っている以上に有名人みたいです。
像の前に行きます。
どちらも厳ついですね。この頃の銅像は、皆んな厳つい顔をしていますね。目鼻立ちがくっきりした外国人なのでなおさらです。
こちらがベルツ先生で、
こちらがスクリバ先生です。
藪の向こうは彼らが教えた学舎です。
手前は運動場です。いつも学生がサッカーをやっています。こんな場所で胸像に出逢いました。
さて、私が知っているベルツとは、先ずここ異人坂です。
この説明板に彼の名前が登場します。
そしてもう一つはこれ、ベルツ水です。彼が作った薬が今でも販売されています。
ヒビ・アカギレの薬です。これから使われますね。
厳つい顔ですが、こんな身近な人なんです。