荒川三歩

東京下町を自転車で散策しています。

「男はつらいよ」第35作の撮影現場/コーポ富士見

2023年12月19日 | 散文

さて、マドンナと青年が住んでいたアパート「コーポ富士見」の探索です。

 

見通しの良い丘の上です。富士山が見えたのでしょうね。

 

 

これは探したいです。

 

この場面で、「文京区 白山二丁目3」と読めます。

 

白山二丁目へ行きます。こんな坂の上です。

 

 

在りました! 白山二丁目3です。厳つい門です。

 

鬱蒼とした邸内で、警備が厳重そうです。

 

坂の感じが映画のシーンに似ています。

 

 

でも、「白山閣」とあります。調べました。「日立製作所小石川迎賓館『白山閣』」と出てきました。それ以上の情報は得られません。周辺を何度も探しましたが、それらしい場所は在りません。映画のアパート等を地上げして、この企業迎賓館を造ったのでしょうか?38年前の映画です。そう考えるのが妥当です。

 

諦めきれないで周辺の路地をしらみ潰しに探索しました。隣の白山二丁目4です。この景色に引かれるものがありました。

 

石段を上がってみます。ここだ!!  映画の場面と比較します。

 

間違いありません!38年の時間の経過がありますが、電柱と石垣の上部が同じです。下の道路の周囲の様子は全く変わっていますが、マンホールの位置も一緒です。

嬉しさが込み上げて来ました。

そうだ、じゃあ、坂の上にあのアパートが在るのだろうか?行ってみたらこんな場所です。

 

行き止まりです。

 

振り返ります。これはこれで好ましい景色ですが、映画のシーンとは全く違います。やっぱり別の場所での撮影だと思います。映画に写った住所からして、さっきの「白山閣」の場所での撮影だったと思います。

・・・こんな探索でした。疲れましたが楽しかったです。朝から走り回って、最後にこの場所を見つけられて、満足の1日でした。

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「男はつらいよ」第35作の撮影現場/都内各所

2023年12月18日 | 散文

次に訪れたのは、寅さんが3人で映画に行くことにしてマドンナを呼び出し、仮病を使って青年と二人っきりにする計画で、寅さんが来ない待ち合わせの場所です。京成上野駅前です。

 

現在の姿です。映画のように俯瞰できませんが、ここです。バス停も有ります。時代の経過ぶりが良く分かります。

 

次は、青年が恩師に相談に行く場面です。恩師は東京大学の教授です。

 

 

 

丁度黄葉真っ盛りの東京大学です。38年経っても東京大学は変わっていません。

 

 

 

マドンナは失業しています。写植の技術を持っていて就職面接を受けますが、採用に至りません。面接を終えて帰るマドンナです。

 

背景の凸版印刷のビルを頼りに小石川へ行きました。ここだと思いますが、建物が随分変わっています。

 

高層ビルの会社です。

 

まあ、映画から38年経過しているから無理もありません。

 

残念ながら道路工事中で、カメラの位置に行けません。この方向だと思います。工事フェンスの向こうに橋が在ります。

 

神田川に架かる中之橋です。

 

橋からカメラの方向を眺めます。あの辺から撮ったものだと思います。

隔世の感があります。

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「男はつらいよ」第35作の撮影現場/伝通院のお大

2023年12月18日 | 散文

今回のターゲットは、寅さん映画第35作「寅次郎恋愛塾」です。昭和60年のお盆映画です。マドンナは樋口可南子さん、相手役は平田満さんです。

この頃になると、寅さんは自分の恋愛成就より、若者の恋愛をフォローするストーリーです。寅さんも年を取ったから、マドンナと恋愛って訳にはいかないか?見事結びつけて、寂しく旅に出る寅次郎です。

恋愛に不器用な勉学青年に恋の成就を教えるべく呼び出します。坂道を登る青年です。

 

ここだと思います。時速20km制限の標識の位置が変わっていて、道路にも記載されています。伝通院に通じる坂道です。

 

青年は傳通院に入って行きます。

 

現在の傳通院です。全く変わってしまっています。

 

 

寅さんが、大きな墓の前で待っています。

 

 

このシーンに墓の主の名前が記載された案内板が有って、「お大の墓」と読めます。そう! 徳川家康の母親です!驚きました。大河ドラマが最終回です。

 

私、傳通院に於大の方の墓が有るのを知りませんでした。じっくり見たので、別の機会があれば紹介します。

 

 

 

冒頭から驚きの探索になりました。この映画は東京都内の映像が多く、探しがいがありました。

この話、続きます。

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向島の喫茶「カド」が無くなった。

2023年12月17日 | 散文

喫茶「カド」が無くなりました。

 

ここに在りました。

 

「見番通り」の角です。

 

向島の芸者衆に親しまれた店でした。ジュースとクルミパンが有名でした。結局、私は訪問しないままでした。

 

跡地には何ができるのでしょうね。

 

スカイツリーが見下ろす姿は変わりません。

 

在りし日の喫茶カドを思い出に。

 

 

 

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初冬の乙女稲荷神社

2023年12月17日 | 散文

根津神社の西参道に在る乙女稲荷神社です。

 

銀杏がツツジに舞い落ちます。

 

池にも散り落ちます。

 

 

 

西参道も。

初冬の風景です。

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MARUNOUCHISTREET PARKを行く。

2023年12月17日 | 散文

こんな看板で自動車をシャットアウトしています。自転車を押して、散策します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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見納めの「水月ホテル鷗外荘」

2023年12月16日 | 散文

ホテルの建物が無くなってしまいました。

 

正面から見ます。残念です。水月ホテル鷗外荘の今の姿です。この中に、森鷗外旧居を保存していました。食事もできました。温泉も有りました。

 

コロナ禍で「今なら森鷗外旧居を維持できる」と、女将さんが廃業を決めました。ところが、このホテルの愛好者達が集まって、クラウドファンディングを立ち上げました。営業を再開したけど、やっぱり廃業することになりました。女将さんが気にしていた森鷗外旧居を、根津神社が引き受ける事が決断となったと思います。

 

ここは共同住宅になるようです。

 

見納めです。

 

在りし日の水月ホテル鷗外荘はこちら

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上野公園の紅葉

2023年12月16日 | 散文

国立博物館が紅葉しています。緑の屋根とのコントラストが美しいです。

 

こちらでも銀杏が黄葉しています。

 

東京藝術大学音楽学部です。桜はすっかり散りましたが、赤煉瓦の建物との対比が美しいです。

 

上野桜木の路地です。誰かがここに白樺を植えました。

ハラハラと散ります。

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夕方の「丸の内仲通り」

2023年12月16日 | 散文

今日は寒いです。人が少ないです。

 

落葉とをショーウインドウを見ながら歩きます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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比留間歯科の存在感

2023年12月15日 | 散文

両側をビルに挟まれて居ます。古いけど個性的な建造物です。歯科医院です。

 

冬の陽射しに照らされます。

 

絵画のようです。

 

 

 

 

夜間診察もやっている、比留間歯科です。

 

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武家屋敷門

2023年12月15日 | 散文

赤坂の丘の上を走っていて出逢いました。武家屋敷門です。

 

周囲は全て高層ビルです。この唐突感が好いです。

 

背後は「山脇学園」です。

 

説明板がありました。実際は120mの長さがあったのを、左右を切り詰めてここに移築したものらしいです。大名って、桁違いのセレブですね。

三河岡崎藩の本多美濃守の武家屋敷の表門です。じゃあ、大河ドラマで活躍した本多忠勝の子孫ですね。改めて、凄い!

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日比谷公園雲形池の紅葉

2023年12月15日 | 散文

日比谷公園雲形池周辺の紅葉が見頃です。名物の、鶴の噴水を中心に眺めます。

綺麗な紅葉になりました。暑かった年の冬は寒くなるそうです。今冬は鶴の噴水の氷結した姿が見られるでしょうか?

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赤門前の黄葉

2023年12月14日 | 散文

赤門前です。

見飽きません。

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工学部前の名物銀杏

2023年12月14日 | 散文

東京大学の黄葉を堪能しています。工学部前の名物銀杏です。

 

 

黄金色の銀杏の下で寛ぐ人々です。国立大学なので、国民は出入り自由です。とは言え、東京で1番開放度が高い大学です。外国人もいっぱい居ます。

 

 

 

暖かい冬です。美しい冬です。

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東京大学の銀杏

2023年12月13日 | 散文

気温が高くなったり寒くなったりの東京ですが、例年通り12月になって見頃になりました。本郷通りです。

 

正門から安田講堂へ続く銀杏並木です。

 

 

 

 

外国人の観光客が多いです。

 

 

 

 

 

 

今年の黄葉です。

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