金融マーケットと馬に関する説法話

普段は資産運用ビジネスに身を置きながら、週末は競馬に明け暮れる老紳士の説法話であります。

【3歳戦回顧】 5月15日~16日

2021-05-16 16:07:28 | 競馬

 土曜日は東京5R芝1800mを勝ったディープインパクト産駒シテフローラル。中段待機から、直線は大外に出して追込み、最後は叩き合いを制して初勝利。1分46秒0は合格点切れ味よりも長く良い脚を使うタイプで、これから距離を伸ばしてからが楽しみ

 東京6Rダート1400m(3歳1勝クラス)を勝ったダノンレジェンド産駒コモレビキラリスタート良く逃げて、そのまま後続を寄せ付けず逃げ切り勝ちパサパサの府中ダート1400mを1分24秒5で逃げ切るのは立派逃げが出来れば1600mでも

 東京7R芝2000m(3歳1勝クラス)を勝ったディープインパクト産駒エクランドール。レースのペースを見ながら、ルメール騎手は好位2番手まで位置を上げて、直線では早めに先頭に立って、そのまま堂々と勝ち切りました。さすがフィエールマンの全妹これで2戦2勝ですが、もう1か月早ければオークスの穴人気になったと思います。基本は秋だと思いますが、ラジオNIKKEI賞に出てくるかも

 中京9R芝2000mあずさ賞(3歳1勝クラス)を勝ったディープインパクト産駒カイザーバローズ2番手追走から、直線では逃げたヴェルトハイムと叩き合いになり、ゴール前でキッチリ差し切りました。切れ味に乏しいものの、長く良い脚が使えるので夏から秋にかけて長い距離で活躍できそう。ラジオNIKKEI賞でも面白い

 新潟10Rダート1800mわらび賞(3歳1勝クラス)を勝ったマジェスティックウォリアー産駒テイエムマジック。5番手追走から、直線に入って逃げるゴールドブリーズを捉まえるべく叩き合い、最後に抜け出して勝利ここ2戦は逃げ戦法でしたが、今回は差しに替えて勝利。走りに幅が広がり、また強くなった。

 

 日曜日は東京4R芝2000mを勝ったゴールドシップ産駒マイネルヒッツェスタート良く逃げ、そのままマイペースで逃げ切り前半1000mが1分2秒、後半1000mが59秒と、抜群のペース配分。距離が長い方が良さが出るタイプ。

 中京5Rダート1800m(3歳1勝クラス)を勝ったスウェプトオーヴァーボード産駒スウィープザボード好位追走から直線早めに先頭に立って、そのまま押し切り圧勝でした。1勝目も同じような稍重馬場脚抜けの良い馬場が得意なので覚えておきましょう。

 東京5R芝1600m(3歳1勝クラス)を勝ったディープインパクト産駒クロンターフ。2番手追走から直線の叩き合いを制して勝利。スローの瞬発力勝負になったので、前々の位置取りが勝因ほかの馬がそれほど切れ味がなかったのも幸運でした。

 中京6R芝1600m(3歳1勝クラス)を勝ったフェノーメノ産駒ナギサ超スローの逃げから、ラストは瞬発力勝負を制して勝利1勝クラスにしてはレベルの低い凡戦

 東京10Rダート1600m青龍ステークス(3歳オープンクラス)を勝ったヘニーヒューズ産駒ゲンパチフォルツァ好位追走から直線早めに抜け出して、後方から迫るレディバグを抑え切りました。ヒアシンスS5着、端午S4着からの見事な巻き返しでした。2着のホッコータルマエ産駒レディバグは、端午S2着に続く惜しい2着。しかし、ダート1400~1600mでは安定した実績を示しており、安定感は一番

 人気のラペルーズは行き脚がつかずに最後方追走。そのまま良いところなしで、敗因が判らず父ペルーサと同じような、気の悪さが出始めたのか?


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【競馬】 ヴィクトリアマイル(GⅠ)!

2021-05-16 07:54:09 | 競馬

 牝馬マイル女王を決める、府中のヴィクトリアマイル

 とは言え、昨年はアーモンドアイが出走してきて、「これは、ウサイン・ボルトがインターハイに出場するようなもんだ!」と批判をしまくりましたが、今回も、そのアーモンドアイを安田記念で完封したグランアレグリアが出走します。「これは、ダウンタウンが『M1』か『キングオブコント』に出場するようなもんだ!」と言ってもよいと思います。

 問題は相手。⑱レシステンシア、⑤デゼル、①マジックキャッスル、⑨テルツェット、⑧ランブリングアレー、⑫サウンドキアラ、⑪ダノンファンタジー、⑰スマイルカナ、③クリスティなど、その他の有力馬のレベルが高すぎて、なかなか絞り切れない!

 武豊⑱レスステンシアが果敢に速いペースで逃げるのであれば、絞りやすいのですが、おそらく④イベリスか、⑰スマイルカナに逃げさせて、2~3番手追走がメインシナリオでしょう。④イベリスにしても⑰スマイルカナにしても、前半800mを46秒フラット、後半800mも46秒フラットの1分32秒0を狙うと思いますので、他の有力馬の中で終いが切れる馬は、⑥グランアレグリアをはじめ、32秒台の脚を使って差し込んでくると思います。

 この展開を前提にすると、ラストはキレ負けをする⑱レシステンシア⑰スマイルカナ⑧ランブリングアレー③クリスティあたりは不要になります。前半800m46秒フラットのペースでも、脚を溜められる馬だけの勝負と見ました。

 馬券は、⑥グランアレグリア頭固定で、相手は⑫サウンドキアラ、⑪ダノンファンタジー、⑤デゼル、⑨テルツェット、①マジックキャッスルの5頭の三連単20点 ⑥⇒⑫⑪⑤⑨①⇒⑫⑪⑤⑨①

 それにしても、18頭中ディープの娘が10頭、孫が2頭。一昨年に亡くなったディープインパクトの三回忌に、女系親族が一堂に会した法事の様相。やはり上位は、ディープ一族が独占する予感がいたします。

 

 おまけで東京10Rの3歳オープンダート1600mの青竜Sペルーサ産駒ラペルーズの勝ち方に注目するレース。現3歳ダート路線で最強と見られるラペルーズが強い勝ち方を見せて、父ペルーサの種牡馬復帰に繋げてほしい。


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