3歳戦回顧も今回がラスト。来週からは2歳戦回顧となります。
まずは東京3R芝1800mを勝ったトーセンジョーダン産駒シルブロン。中団待機から直線は長く良い脚を使って、ゴール前で抜け出して完勝。1分46秒4も上がり33秒7も立派。夏は新潟あたりで1勝クラスか。東京5R芝2000mを勝ったハーツクライ産駒ノワールドゥジェ。4番手追走から直線は早めに先頭に立って押し切りました。1分59秒0の勝ち時計は優秀。広いコースで1800~2000mならば、次も楽しみ。
中京6Rダート1800m(3歳1勝クラス)を勝ったアップスタート産駒キャリアリズム。2番手追走から直線早めに先頭に立って、そのまま後続を抑え切って完勝。未勝利を逃げ切りで1分52秒2で7馬身差、今回は2番手から1分51秒7で完勝。3歳ダート路線にニューヒーロー出現の予感。
東京6R芝1400m(3歳1勝クラス)を勝ったマクフィ産駒ペイシャフェスタ。中団追走から、直線は激しい叩き合いを制して勝利。闘争心で勝ち切った感じ。
東京7R芝2400m(3歳1勝クラス)を勝ったハーツクライ産駒グレアリングアイ。淀みなく流れたレースで、直線は激しい叩き合いとなり、差し脚勝負で完勝。長距離のロングスパートが活きる型が得意であり、地力を出せるレースとなった。3歳1勝クラスで2分23秒8。明日のダービーはどんな時計になるのか。
中京11R芝1200m葵ステークス(重賞)を勝ったロードカナロア産駒レイハリア。スタート良く逃げて、そのまま差してくるヨカヨカの追撃を抑えてハナ差の勝利。これで未勝利、1勝クラス、重賞と三連勝。3歳短距離路線のトップに立ちました。亀田温心騎手は嬉しい重賞初勝利。
日曜日は東京1Rダート1600mを勝ったロードカナロア産駒ルコルセール。2番手追走から直線で1頭だけ違う次元を見せて、1分37秒1、上り36秒8。ダート替わりで才能開花で、次も確勝レベル。中京1Rダート1800mを勝ったスズカコーズウェイ産駒サワヤカコーズサン。こちらはスタート良く逃げて、そのまま異次元の逃げ切り。1分52秒3の時計も優秀で、次も確勝。中京2R芝2000mを勝ったキングヘイロー産駒リフレーミング。5番手追走から直線で抜け出して完勝。2分0秒4も優秀で、距離は2000m以上が良さそう。東京4R芝1600mを勝ったディープインパクト産駒レッドロア。中段待機から、直線は持ったまま先頭へ、そのまま押し切って完勝。1分33秒7も優秀。血統面から2000mを試されていたが、今はマイルの方が合っている感じ。次もマイルならば好戦できる。
東京5Rダート1600m(3歳1勝クラス)を勝ったディスクリートキャット産駒ジュディーズマロン。後方待機から、直線は仕掛けを我慢しながら、残り100mで抜け出し勝利。池添騎手のファインプレー。
中京5Rダート1400m(3歳1勝クラス)を勝ったダノンシャーク産駒シャークスポット。中団待機から、直線を少し遅れて仕掛けて、残り100mからの叩き合いを制して勝利。北海道競馬から移籍して、芝でも好戦が続いていたが、ダート替わりで適性を見せた。今はダートの短距離が一番合っている。
中京6R芝1200m(3歳1勝クラス)を勝ったオルフェーヴル産駒アンセーニュ。5番手追走から外を回して前を差し切り勝利。惜しかったのは、スタートで挟まれて後方待機から、直線はなかなか前が開かなかった2着のスピルバーグ産駒デルマカンノン。こちらは次確勝レベル。
中京11R芝2000m白百合ステークス(L)を勝ったキズナ産駒セファーラジエル。後方待機から、4コーナー手前からマクリ気味に上がっていって、前に居たマカオンドールを競り落として、4馬身差の圧勝。スタミナ自慢で秋の長距離戦が楽しみです。
最後に日本ダービー。レース回顧は、明日お話いたしますが、ここでは④レッドジェネシスに騎乗した横山典弘騎手について。スタートから、どう見ても「無気力騎乗」に見えてしまいました。依頼した友道調教師も同じ想いではないでしょうか。④番枠から、①番枠の横山武史騎手の邪魔になるような騎乗を避け、後ろに下げたと見えたのは私だけでしょうか。