金融マーケットと馬に関する説法話

普段は資産運用ビジネスに身を置きながら、週末は競馬に明け暮れる老紳士の説法話であります。

【3歳戦回顧】 5月22日~23日

2021-05-23 16:37:12 | 競馬

 土曜日は中京4R芝1200mを勝ったロードカナロア産駒アスクキングコング。3番手追走から直線半ばで先頭に立って完勝。2着3回で勝ち切れなかったが、ようやく本格化1200mなら1勝クラスも大丈夫東京4R芝1600mを勝ったキングカメハメハ産駒アップストリーム。5番手追走から直線では楽に抜け出して勝利。キンカメ×アユサンという期待の良血が、ようやく初勝利さらなる成長を期待しましょう。中京5R芝2000mを勝ったモーリス産駒ディヴィーナ。デビュー戦を見事な差し切り勝ち。モーリス×ヴィルシーナの良血がやっと状態が整ってデビュー戦を快勝低い姿勢からの伸びは、まるでディープインパクト。次も注目。東京5R芝2000mを勝ったキズナ産駒ローゼライト。2番手追走から直線抜け出し完勝。ようやく本格化長距離芝で面白い

 中京6Rダート1200m(3歳1勝クラス)を勝ったヘニーヒューズ産駒クインズレモン。スタート良く、2番手追走から直線で抜け出して3馬身1/2差の完勝。1200mダートであれば、枠順・右左回り、関係なく安定したレース振り古馬との闘いでも問題なし

 東京6Rダート2100m(3歳1勝クラス)を勝ったキングカメハメハ産駒ダノンブレッド。後方追走から、直線だけで前をいく1番人気のローズボウルを差し切って完勝。中山1800mだけでなく、府中ダートの適性も見せてくれました3歳ダート重賞戦線でも有力

 東京9R芝1800mカーネーションカップ(3歳1勝クラス)を勝ったノヴェリスト産駒メイサウザンアワー2番手追走から直線早めに抜け出して圧勝。予想通り、逃げ馬がいなかったので、スローの瞬発力勝負に。オークスに出られなかった鬱憤を晴らした形秋に期待いたしましょう。

 新潟10R芝1800m早苗賞(3歳1勝クラス)を勝ったドゥラメンテ産駒アイコンテーラー2番手追走から直線で先頭に立って、差してくる1番人気バガンを抑え切って勝利ようやく本格化した感じで、秋が楽しみ

 

 日曜日は中京4R芝1600mを勝ったエイシンフラッシュ産駒ユキノフラッシュ好位追走から、直線は馬場の中央を抜け出し快勝5月になったようやく本格化1勝クラスも早期に抜けそう東京4R芝2400mを勝ったルーラーシップ産駒ベルウッドエオ直線で早め先頭に立って、そのまま押し切りました。ルーラーシップ産駒らしく、長距離でスピードが持続するタイプ。2400m以上で今後も楽しみ。

 東京5Rダート1400m(3歳1勝クラス)を勝ったヘニーヒューズ産駒サンライズウルフ。後方追走から、直線で鋭い追込みを決めて完勝。府中ダートコースはこの型が好走パターン。ただし、中山で通用するかは未知数2着のケイツーマルカは距離短縮が奏功

 中京6R芝1600m(3歳1勝クラス)を勝ったエイシンフラッシュ産駒デルマセイシ好位追走から直線早めに先頭に立って、そのまま押し切り。距離短縮が奏功した形だが、長距離も大丈夫そう2着のサトノスカイターフは、ジリ脚が勝ち切れない理由。思い切ってダートを試す方が面白いかも。

 東京6R芝1600m(3歳1勝クラス)を勝ったディープインパクト産駒ホウオウラスカーズ中団待機から直線は外に出して豪快に差し切りました。この季節になって本格化した感じ。抜けた1番人気のレフトゥバーズは伸びきれずに3着母父がTpitなので、この馬もメンタルが大人になるのに時間がかかっている様子。秋に向けて成長に期待しましょう。

 中京10Rダート1800m鳳雛ステークス(L)を勝ったヘニーヒューズ産駒ウェルドーン中団待機から、直線で前を行く1番人気のタケルペガサスを差し切って完勝。非常に強い勝ち方でした。それにしても、3歳春までは、いろんな種牡馬の産駒が様々な有力馬を出しますが、3歳の5月とか6月くらいになると、やっぱり、ヘニーヒューズ産駒とか、パイロ産駒とか、ダート血脈でお馴染みの産駒たちの活躍が目立ちます。血脈の底深さを改めて感じ入るレースでした。


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【競馬】 優駿牝馬(GⅠ)! ディープ三回忌の法事は続く?

2021-05-23 08:22:05 | 競馬

 昨夜、府中にけっこうな雨が降りましたが、一応、良馬場のオークスになりそうです。

 

 さて優駿牝馬=オークスです。無敗の桜の女王ソダシの1強ムードですが、阪神JF・桜花賞と2つのGⅠの勝ちタイムも立派ですし、両レースで僅差の2着に迫ったサトノレイナスがダービー挑戦を選択しましたので、1強ムードはむしろ当然と言えましょう。

 もちろん、クロフネ産駒に2400mは「?」が点くという距離の問題はありますが、レベルの高かった桜花賞の勝ち馬であれば、同世代だけのオークスは対応可というのが過去の歴史が示すとおり。

 同様に、レベルの高い桜花賞の場合、その上位馬も信頼できるというのが過去の歴史であります。特に、今年の桜花賞は、4着以上と5着以下では明らかな差がありますので、順当ならば、桜花賞の1着⑪ソダシ、3着⑬ファインルージュ、4着⑦アカイトリノムスメの3頭だけで馬券を買えば良いと。敢えて、保険をかけて、もう1頭を足すのであれば、桜花賞に出走できなかった、忘れな草賞の勝ち馬⑱ステラリアを加えれば万全と言えます。

 ということで、メインの馬券は、この4頭の三連複BOX4点 ⑪⑬⑦⑱。また、4頭の中では血統的に距離不安がある⑬ファインルージュの人気が低すぎるので、ファインルージュ頭固定の三連単6点 ⑬⇒⑪⑦⑱⇒⑪⑦⑱ も少々買い足します。

 

 ところで、この4頭を、よく見ると全部ディープインパクトの関係者。まるで三回忌の法事に集まった親族みたい。⑦アカイトリノムスメはディープの娘、⑬ファインルージュと⑱ステラリアはディープの孫、そして⑪ソダシはディープと馬主が同じ先週のヴィクトリアMと同じく、ディープ関係者の上位独占による、ディープインパクト三回忌の法事が続くと思っています。


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