金融マーケットと馬に関する説法話

普段は資産運用ビジネスに身を置きながら、週末は競馬に明け暮れる老紳士の説法話であります。

【3歳戦回顧】 5月1日~2日

2021-05-02 17:05:09 | 競馬

 土曜日は阪神3R芝1600mを勝ったグラスワンダー産駒マイネルエニグマ好位追走から前を捉えてそのまま押し切りました。時計も合格点。何より父グラスワンダーが凄い。阪神5R芝1800mを勝ったエピファネイア産駒コーディアル。好位5番手追走から、直線は最内を突いて抜け出し勝利。1分45秒7の時計も優秀

 阪神6Rダート1800m(3歳1勝クラス)を勝ったペルシャザール産駒ナリタフォルテ好位4番手から直線では堂々と馬場の中央を走って、逃げたトーホースザクを捉まえて勝利大型馬体で砂の深い馬場で楽しみ

 東京6Rダート1600m(3歳1勝クラス)を勝ったメイショウサムソン産駒タイセイサムソン好位2番手から直線で抜け出し完勝。2着とは3馬身1/2差、時計も稍重ながら1分36秒3は優秀府中ダート1600m路線では覚えておきたい馬です。

 阪神9R芝2200m矢車賞(3歳1勝クラス)を勝ったキズナ産駒ハギノピリナ好位3番手から直線での叩き合いで、ディープインパクト産駒ハッピーオーサムを抑えて勝利距離が伸びたり、叩き合いになると、キズナ産駒は闘争心が強くて負けないケースが目立ちます。

 

 日曜日は東京5R芝1400mを勝ったワールドエース産駒ココリホウオウ6番手追走から直線半ばで抜け出し完勝距離短縮がプラスに出ましたが、途中でモタモタするあたり、やはりマイル以上の方が良さそうにもみえます。

 東京3Rダート1400m(3歳1勝クラス)を勝ったキズナ産駒ショウナンアストラ。後方待機から、直線に入って外へ出して叩き合いのまま、前を差し切りました。抜き出た馬がいなかったので、勝負根性で勝った感じタイムは平凡で、次は厳しい

 阪神5R芝1400mを勝ったキズナ産駒スンリスタートから速いペースで逃げ、後半も息つく間を作らず、後ろから来る馬に脚を使わせました。そのまま、最後はギリギリ粘り込んで勝利。そこそこレベルの高い馬も参加している中で、このパフォーマンスは素晴らしいの一言。このレースが出来れば1200mも逃げ切れます。葵Sに行けば面白い

 東京7R芝1600m(3歳1勝クラス)を勝ったモーリス産駒テンバガー。5番手追走から直線で空いたところを狙って抜け出し、後ろから差してきた馬たちも抑えて勝利。スローの瞬発力勝負でしたが、レベルの高い馬がおらず、位置取りの差で接戦を制した感じ次は厳しい

 新潟10R芝1200mしゃくなげ賞(3歳1勝クラス)を勝ったモーリス産駒ドナウエレン好位追走から直線楽な手応えで自然に先頭へ、そのまま馬なりで完勝さすがモーリス×ドナウブルーの良血で、距離短縮で開花しました。このまま1200m路線が良いと思います。葵Sの本命候補

 阪神10Rダート1400m端午ステークス(3歳オープン)を勝ったマクフィ産駒ルーチェドーロデュアリストが前半を33秒5のハイペースで逃げるところ、直線に入ってから、猛烈な差し脚で先頭を飲み込みました。1分23秒5も優秀ですし、2着レディバグ、3着スマッシャーともに、次も楽しみです。逃げたデュアリストは、直前での騎手変更もあって、もう一回見直し。スピードの違いは見せました。


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【競馬】 天皇賞春(GⅠ)!

2021-05-02 08:02:24 | 競馬

 芝3200mのGⅠである天皇賞春については、このBlogで、過去何度も、京都外回り2400mか、阪神外回り2400mへの変更を提言して参りました。その理由は、この天皇賞春のレースレベルが徐々に落ちてきているのが目に余る状況だったから。

 ところが、直近のレースレベルでいうと、特にキタサンブラック2連覇フィエールマン2連覇のレースは、ライバルのサトノダイヤモンドやシュヴァルグラン、あるいはグローリーヴェイズの存在によって、世界の長距離GⅠの中でも突出したハイレベルの内容になっておりました。

 要は、出てくるステイヤーの質、そのライバルたちの質に左右されるということ。それでは今年のレースレベルは? フィエールマンが引退して、グローリーヴェイズが香港へ行ってしまったため、昨年よりは厳しい状況になっていますが、ギリギリセーフというくらいか

 

 今年は阪神3200mというトリッキーなコースで天皇賞春が開催されます。まず外回りで正面スタンド前を通過、2周り目は内回りなので、向こう正面早めから競り合いが始まる可能性が大。また前々に居たい馬が続出することから、場合によっては、1周目からポジション争いが激しいかもしれません。

 そうなるとポイントは、スタミナと闘争心。ここはキズナ産駒⑫ディープボンドを本命に指名。この馬を頭固定にして、相手はトライアル上位馬から4頭、⑦ユーキャンスマイル⑭ウインマリリン③カレンブーケドール①ワールドプレミア。そして、最後の押さえで、②アリストテレス

 アリストテレスについては、前回の負け方が気になります。重馬場が理由にされていますが、やはりメンタル面が心配。見せ場すらない可能性もあります。

 馬券は、⑫ディープボンド頭固定の三連単20点 ⑫⇒⑦⑭③①②⇒⑦⑭③①②

 

【追加】前に殺到した有力馬が総崩れとなって、一番後ろから⑥マカヒキが差し切るシーンも劇的で素晴らしいので、⑥の単勝も少し買い足します。


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