写真1 高須賀池の水は溢れ、地割れや液状化のあった田んぼへ流れ込んでいる。その田んぼに水稲苗の姿はない。
写真2 高須賀池の広場。地割れし、一部は池に沈み込む
写真3 液状化噴砂で高須賀池へ通じていた排水路は埋まる。正面は高須賀池
写真4 2009年秋、写真1及び写真3と同じ田んぼ。
写真5 遊歩木道の際で実る水稲(2009年)、写真3の排水路右の田んぼ(写真4の右前方の田んぼ)
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弊ブログ2011年04月10日・11日・13日に紹介したように、
同年03月11日の東北地方太平洋沖地震は、
関東地方の内陸部に位置する埼玉県幸手市の高須賀池と、その周辺にも災害を及ぼした。
田んぼは地割れが走り、液状化で砂が噴き出し、排水路も砂で埋まっている(写真3)。
地震から約2ヵ月の5月末、台風2号くずれの温帯低気圧一過、雨あがりの日。
高須賀池に行くと、池の水は溢れ(写真1・写真2)、液状化や地割れのあった田んぼへ流れ込んでいる(写真3)。
そこに水稲苗はない。
写真4及び写真5のように、穂垂れる秋の早い到来を祈念します。
引用・参考文献等:弊ブログ2011年04月10日<東北地方太平洋沖地震災害1 水田の亀裂と液状化・噴砂>、同月11日<東北地方太平洋沖地震災害2 水田の液状化・噴砂孔>、同月13日<東北地方太平洋沖地震災害3 高須賀池の地盤移動、遊歩道メチャメチャ>、2011年06月04日<東北地方太平洋沖地震災害その後1 地割れ・液状化・噴砂水田 田植えされず>
執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影年月日:写真1・写真2;2011年05月30日、写真3;同年04月10日、写真4;2009年08月29日、写真5;同年09月05日 撮影地:埼玉県幸手市
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