写真1 V字の両側に棚田、底にコンクリート製三面の用水路・排水路と農道
写真2 5段の棚田。形、姿、大きさの異なる石を積む石垣。通称ノヅラヅミ
写真3 小型トラクターで、ぎりぎり耕起できる幅の棚田
写真4 4条~5条植えの棚田(上段)。7条~11条植えの棚田(下段)。歩行型運搬機、イノシシが掘り起こしたような跡
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千々石断層に連なる山や崖
その中腹に、本日紹介の棚田があり、住宅がある
棚田と住宅は雲仙市愛野町から国道57号・島原街道を進み、千々石海水浴場へ下りきる左側の山腹
処は雲仙市千々石町丙・下峰名(ちぢわちょうへい・しもみねみょう)
棚田はV字状山腹の両側に築かれている(写真1~写真4)
石を積み(ノヅラヅミ・野面積み)、等高線に沿うような幅狭の棚
V字の底に三面コンクリートの幅狭の深い用水路・排水路(かつての細い沢)
この時季、浅水が駆け下っている
階段状に連なる棚田は、俯瞰すると逆V字状あるいは八の字状に急傾斜を下る
八の字の起筆部を上部、終筆部を下部に分け、本日は上部を紹介
世代を超えて急傾斜に石積みする当地の人々に、ただただ頭が下がる
引用・参考文献等:弊ブログ2012年11月20日・08月09日・05月06日
執筆・撮影者:有馬洋太郎
撮影日:2013年11月07日
撮影地:長崎県雲仙市千々石町
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