おにぎり2個の里みち歩き 農山漁村の今昔物語

おにぎりを2個持って農村・山村・漁村を歩き、撮り、聞き、調べて紹介。身辺事象もとりあげます。写真・文章等の無断転載禁止

大型連休前 農業用水流れてシロカキ

2016年04月27日 02時40分29秒 | 農業

写真1 田に水が入り、トラクターで作土を細かくドロドロにして平らに均す。この作業をシロカキと呼ぶ
 水は農業用水路から汲み上げられ(写真4)、埋設パイプラインで25日から送られた(写真2)。2016年04月26日14:49



写真2 送水始めの日、水はじょじょに田に入り拡がる。①、②は写真1のそれに符合。2016年04月25日13:07


写真3 大型連休前、シロカキ⇒田植に合わせて農業用水路の水位は高い、溢れんばかり
 ①は写真1、写真2のそれに符合。2016年04月26日14:53



写真4 北側用水路から水を汲み上げて田に送る機場・ポンプ舎。2016年04月25日13:05


写真5 シロカキ前、農業用水路の水位は低い。水路への給水量は少なく、滞留
 なかには汚い箇所がある(関連:弊ブログ2016年04月26日)。2014年12月21日10:02 


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 兼業農家が多く、水稲だけつくり、麦などの冬作が少なくなった昨今
 4月下旬~5月上旬の大型連休に田植えの農家が多い
 それゆえ、連休前に農業用水が送られてシロカキが行なわれる(上の写真)
 
 この時期に一斉にシロカキ、田植えしても水不足にならない
 写真のように施設が整備されているため
 これら施設と給水ならびに排水を現場で統括する組織が土地改良区
 
 河川の頭首工などで取水された農業用水は長大水路で送られる、動脈の如し
 さらに毛細血管のように張り巡らされた水路で各田んぼに流入
 余水は下流へ排出されて再利用される

 執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影日:上記 撮影地:埼玉県久喜市


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