写真1 畦の変形キヅルシ。生立木に替り長い木棒、それに稲わらを吊るし重ねる
写真2 市民農園の変形キヅルシ
←ブログランキングに登録しています。よろしければ、左の緑色部をクリックして私に元気をください
1.諸行無常、栄枯盛衰世の習い
なにごとも、なにものも変わる
世につれ、人につれ、環境や条件により変わる
不必要になると消える、無くなる
そのプロセスについて、稲わらを生立木に吊るし重ねて保存するキヅルシにみる(弊ブログ2013年02月04日)
2.変わるキヅルシ
本日は変わる例、いわば変形キヅルシ
作業場に近い屋敷内に吊るすのが好都合
冬の農閑期、昼間や夜間の縄綯い、莚あみなどに稲わらを使うために
さらに生立木に吊るすとカネ要らず、手間要らず
現在、冬の農閑期仕事は無くなり、稲わらを田や畑に使うだけ
屋敷から離れた田や畑に設える例がある
畦に生立木はないので、長い木棒に稲わらを吊るし重ねる(写真1)
家庭菜園を楽しむ非農家もキヅルシに倣う
木棒や塩化ビニール管を菜園に立て、必要な稲わらを吊るし重ねる(写真2)
執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影年月日:写真1;2008年12月27日、写真2;2006年11月12日
撮影地:写真1;埼玉県久喜市(旧栗橋町)、写真2;久喜市(旧久喜市)
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます