写真1 きれいになった農業排水路。堆積した泥(写真2の状態)はヤクバから請け負った業者が浚い除去。2016年02月16日
写真2 土地改良して42年、この間1回浚っただけで、泥は農業排水路の上端近くまで堆積。2014年07月05日
写真3 田圃に挟まれた農業排水路、写真2と同じく泥が上端近くまで堆積。2014年03月16日
写真4 田圃の中の建売り住宅から排出される家庭雑排水、農業排水路に流れ込み滞留して変色。2015年06月11日
写真5 泥や石が堆積した農業用水路。周りに建売住宅、賃貸アパート、駐車場などがならび、見る影もない。2014年09月21日
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おにぎり2個の里みち・農道歩き
定路の一つに変化あり
02月16日、農業排水路の泥が浚われ、周りがきれいになっている(写真1←写真2)
伺うと次のよう
15日、16日の午前、ヤクバに頼んで泥を取ってもらった
ここは昭和48年(1973)に土地改良してミチ・農道ができ、排水路もできた
出来上がって数年後、みんなで泥を取った
その後、40年近く泥を取らず、いっぱいになった(写真2)
我々ではできないのでヤクバに頼んだ
“としとっちゃできないよ”
なるほど、いよいよと云うか、ついに農業排水路泥上げは役場や市役所が行なう時代の感あり
そもそも、農業排水路や農業用水路の泥揚げ・清掃は田植え前に「村」の住民や農業者が共同・協働で実施(例:弊ブログ2011年03月21日・2014年05月09日)
重要かつ不可欠の「村」仕事だった
しかし、都市化、兼業化、脱農化、農業意欲減退、離農、高齢化などで泥揚げ・清掃は放棄される
その結果、生産や生活の環境悪化(例:写真2~写真5)を招き、行政の出番となる
この過程を辿る地域や「村」が今後増えるであろう
執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影日:上記 撮影地:埼玉県
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