![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/69/142045bb3ba25b1403d495fc2f43e0a0.jpg)
写真1 ①:ミッタメ・水溜め。奥に昭和火口の噴煙
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/45/3f/ca0668cf2a3a1d3ff81f615e40db925b.jpg)
写真2 ガードレール廃材に囲われた井戸と湯之港
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/8d/39e687176a110998654c592ab2f47530.jpg)
写真3 井戸の中を覘く
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溶岩と火山灰の桜島(注1)
飲み水には苦労、雨水は不滞留
以下、認知症進む母の話を基に記す(注2)
昭和戦前期、東桜島町の飲み水は雨水、降雨時に溜めた
川や湧水などない、井戸は二つ
湯之港の近くに掘られた(写真2・写真3)
井戸水は海水を含むので飲み水に不適
雨水溜めの一つはミッタメ・水溜め
それは雨樋から引き込む貯水槽
当時、溶岩製の直方体ミッタメが造られた(写真1)
築造費を出せる家の宅地に一つ
貯水を砂利、砂などで濾す(注3)
ミッタメのない家はどうするか
甕などに雨水を溜めた
さらに井戸水とミッタメ水の交換もあった、日照り時期
桶の井戸水を女性が頭に載せ坂を上る
溢さぬよう足もとの滑りやすい石を一歩一歩
いずれにせよ飲み水には苦労
注1 弊ブログ2018年02月27日・2015年05月18日・2013年03月05日・同月02日
注2 母は若い頃の暮らし等の記憶は蘇り生きいき語り出す
注3 1950年代後半、ミッタメは祖母宅に残っていた。その頃、大隅半島から上水道を敷設。ミッタメの中は金魚が泳ぎ、隅に濾過槽があり、その壁外に蛇口があった
執筆・撮影者:有馬洋太郎
撮影日:2013年02月11日
撮影地:鹿児島市東桜島町
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