
写真1 大根畑の向こう、夕陽をうけてナガイモ掘取りのご夫妻
黄色コンテナが並び、ナガイモ掘取り機付きトラクター、運搬車、軽4輪車が停まる
写真奥、雲の下は足尾の山々(手前の山なみではない)

写真2 掘り起こされ埋め戻された作土の中からナガイモを取り出した経営主(夫)

写真3 トラクターに付けた二つの犂(犂さき)をナガイモ畝の斜め後方から入れて掘り起こす
前の犂さき①で畝上部を掘り、後の犂さき②をナガイモの下方に深く入れてイモと作土をいっしょに起こす
①と②で掘り起こされ柔らかくなった作土はイモといっしょに②の犂へらで埋め戻される
犂床・スキトコは犂さきの深度・掘り幅・方向を安定させる

写真4 ナガズキ。熊本県阿蘇山麓で耕耘機導入まで使われていた。K氏所蔵

ブログランキングに登録しています。よろしければ、左の緑色部をクリックしてください
晩秋の陽傾く頃
赤城や足尾の山々を望む大間々扇状地の畑
露地ホウレンソウに防霜保温トンネル被せの父子(弊ブログ2015年12月09日)
トラクターで大根掘起しの男性(弊ブログ2015年12月13日)
さらに、ナガイモ掘り取りの夫妻(写真1・写真2)
有数の畑作地域だけのことはある、畑に農作業者あり
さて、かつての農具、犂
牛や馬が牽いて田畑の作土を起こし耕していた犂
今、犂はトラクターに付くナガイモ掘取り機の基幹具(写真3)
現代の犂はトラクターに牽かれる
ちなみに、写真4のナガズキと写真3の掘取り機を構成する犂先②・犂へら・犂床をくらべてください
同じような形状です
執筆・撮影者:有馬洋太郎
写真1~写真3 撮影日:2015年11月28日 撮影地:群馬県太田市藪塚
写真4 撮影日:2004年11月11日 撮影地:熊本県阿蘇郡(市町村名等は略)
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます