駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

いつもと違う台風路

2012年10月01日 | 自然

     

 台風一過、雲ひとつない青空の下を駅まで歩いた。今日から十月、衣替えと言っても台風の影響か、ちょっと涼しい程度で半袖のまま出てきたのだが、プラットフォームには同様の人も多かった。

 私の予想では右に逸れ太平洋岸を北上するはずだったのだが、偏西風が弱いのか細長い日本列島を縦断していった。まったく困った台風だ。幸い気象庁の警報が効いたか人的被害はさほどではなかったようだ。それでもあちこちで停電や交通機関の乱れがあり、経済的な損害は大きなものになるだろう。

 太平洋岸の東北には二度目の秋、原発被害地は暴風雨に晒されたままだろう。忘れる日本人に被害地の情報を流し続けてほしい。

 民主党内閣改造に随分時間が掛かったようだが、肝心なところは変えないらしい。たかだか五人程度(藤井、岡田、前原、仙石、野田)の指導体制に見える。中で、野田さんは私には一番まともな感じがする。やることは旧自民党様で、賛成できないところが多いけれども、地道で信頼できるところは評価している。この新しい布陣で、いくらかでも内外の難問を解いてもらいたい。一歩二歩、半歩でもいい、前に進まねば。政策以外のことで、騒ぎ立てるのは、来年度まで中止するように。

 

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瓢箪から不協不穏

2012年10月01日 | 世の中

       

 石原知事は何と言っているか。尊大で居丈高の御老体は、思わぬ?韓国中国の反発に、口をつぐんではいまい。私が迂闊だった、不明を詫びるとだけは言わないだろう。民主党の馬鹿共と後ろで吠えているのではないか、と予想する。

 引退後は尖閣列島の苫屋で、ここは日本の領土じゃと着の身着のままで発信し続けたらいかがでしょうとお勧めする。

 安楽椅子に座り旨いものを喰って高級酒を飲んでいる人に、痛みと犠牲を呼び込む戦略を政府の頭越しに発信するのはご遠慮願いたい。犠牲を強いられるのは、500円の昼飯をかき込む末端前線で働く庶民なのだ。

 勿論、私は引きずり下してニャロメと言おうとするわけではなく、痛みを知らなければ資格が無いと申し上げている。

 維新の会もだんだんメッキが剥げてきた。橋下氏以外に誰が居るというのか。維新の会に入党する国会議員の人相と発言に驚いた。問題のある言い方だと思うが、人を率いる人には見えないし、内容のある発言はなかった。

 これからの混迷不穏な時代をどう生き延びて行くか、日本人にはそうした時代を凌ぐ能力があると思う。日本人の潜在能力を引き出して生き延びさせてくれる政治を引き出さねばならない時代になった。みんなの党や生活は第一なども含めて、既得権に眼が曇ったマスコミをかいくぐり、本物を抽出していかないと、ぎすぎすしていがみ合う暮し難い国になってしまう。

 

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